
東京が元気な街になりつつあります。
あらためて人間の溢れんばかりのエネルギーを感じとってしまいました。
出掛けた先は、先週六本木にオ-プンしたばかりの
「東京ミッドタウン」。
超高層ビルに囲まれた中央の広場からアプローチしますが、広場には新緑の木々、ガラスの上を流れる水など自然と接する仕掛けが充実してます。
再開発のご多聞にもれず「東京ミッドタウン」のテ-マも「衣・食・住」。「衣」は高級なブティックが多く、あまり私などには関係なさそうな雰囲気で、プライス・タッグを見るとなおさら無関係になりました。「食」も充実していて高級店があったり、地下などはお店の横で気軽に美味しいものがいただけるつくりになっていますが、どれも長蛇の列。でも見て歩いているだけでも楽しいものです。「住」はインテリア・小物のお店がいっぱいで、ゆっくり家具など見ながらフロアーを散歩するのにちょうどいい大きさです。


中の雰囲気も中央吹抜のまわりに広いコンコースを挟んでショップがありますが、表参道ヒルズよりず~っと雰囲気もよく心地いいものでした。床も竹のフローリングやカーペットだったりして歩く人に優しい心遣いを感じます。上階に「サントリ-美術館」も入って、お隣の「新国立美術館」と六本木ヒルズの「森ミュージアム」で「六本木トライアングル」というアートエリアが実現することになった訳です。



また東京ミッドタウンには至る所に案内してくださるコンシェルジュが立ってます。ここの特徴はただ地図で案内するだけでなく、実際にその場所まで案内してくれるという高いホスピタリティーが自慢です。私はいきなりそれを体験してしまいました。地下3階駐車場からエレベーターで上がったところが「ホテル・リッツ・カールトン東京」の1階だったのですが、扉が開くと女性が「いらっしゃいませ」と丁寧にお辞儀。「あの~ミッドタウンに行きたいのですけど」というと、「ではご案内いたします。どうぞ」といって私たちを誘導してくれます。「こちらでございます」と笑顔を向けられ、私も笑顔で「ありがとう」。迷っているヴィジターがいれば、そばに来て「ご案内いたしましょうか?」とまで言ってくれるのですよ。

丁寧に案内してくれる女性コンシェルジュ

地下ショップは活気でいっぱい
とにかく東京の再開発は多かれど、ここ「東京ミッドタウン」は今まで訪れた中ではレベルの高い「場」であると感じました。六本木で1日満喫できるようにもなりましたね!。この大都会のエネルギーはこれから先、何を引き起こしてくれるのでしょうか?。ただの見かけ倒しの流行に終らず、東京の真の文化になってくれることを願って止みません。