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アルベルト・ジャコメッティ展にて


ジャコメッティの彫刻『Dog』(1951年)。
体型からサイトハウンド犬とは認識できていたが、実物を目にすると、大きな胸、耳のたれ具合、尻尾のフサフサ感からすると「サルーキ」なのだろうと想像できる。サルーキの美しさは格別で、80キロ近くの高速で走る容姿も圧巻である。ジャコメッティ唯一の犬の彫刻、、、その悲しげな雰囲気はパリの街を物憂げに歩いていた時の悲しい気持ちから、自分を犬に重ねて生まれたという、、、そんな彼の心象風景をイメージしながら鑑賞するのも趣深いものである。平日の新国立美術館での「ジャコメッティ展」は大盛況で、列に並んで牛歩の鑑賞となった。

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”Dog” by Alberto Giacometti. This is Saluki.....beautiful sight-hound dog.
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[ 2017/08/31 15:33 ] 展覧会・音楽会 | TB(0) | コメント(-)

『サンダーバード博』


『サンダーバード博』(@日本科学未来館/お台場)を鑑賞。
ひたすら写真を撮りまくった展覧会でしたが、小学生の時に感動した記憶が彷彿してきたのも事実!(^o^)v。TB2号のプラモデルがあればゲットしたかったけど、残念ながら無かったです(>_<)

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(写真追加していきます)

[ 2013/08/25 14:39 ] 展覧会・音楽会 | TB(0) | コメント(-)

可愛い甥のために、、、


連休中、実家にて可愛い1歳半の甥にせがまれて、、、

鉛筆1本持たされて3枚書かされました、、、

でもだんだん楽しくなってきちゃって♪(笑)

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ちなみに「仮面ライダーX &2号」です!


[ 2011/05/06 22:38 ] 展覧会・音楽会 | TB(0) | CM(6)

かみの工作Cafe


紙の世界は面白い。
誰もが小さい時から手に振れ、折っては、切っては、貼っては、破っては、絵を描いては、、、と生活の中ではとても身近なマテリアルである。大人になっても自分を取り巻くその紙の環境は変わってはいない。

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さて先週まで南青山のとある小さな民家ギャラリーで「かみの工作Cafe」という展示会が開かれていた。一緒にお仕事(グラフィック)をさせていただいているミリメーターのKさんのご紹介だったのであるが、シャマルとカリフを引き連れてさっそく出掛けてみる。

IMG_5051.jpgほんわかした雰囲気の会場

IMG_5035.jpgディスプレイは畳の上に、、、

「1枚の紙から何ができるか?」
これをテーマとしていろんなアーティストたちが面白い作品を作り上げていた。紙だけあって、それは繊細な世界。その発想の豊かさに感心しつつ、ひとつずつ手にしながら、小さな会場を見て回る。といっても数メートルだけど、、、(笑)。
花器、名刺入れ、ファイル、動物、メガネ、ライトなどなど多種多様に展開された内容でとても興味深いものであった。

IMG_5038.jpgさっそく作品をご紹介しよう(了解を得て撮影)
「LIFE CLIP」(左)「adress tray」(中央)「こどものどうぐばこ かるた」(右)

IMG_5039.jpg「BLOCK TRAY」

IMG_5040.jpg「Wax Paper File」

IMG_5041.jpg「内ろっかく」

IMG_5042.jpg「紙の壺」

IMG_5043.jpg「DOGS」(左) 「白黒動物」(右)

IMG_5044.jpg「1/100建築模型用添景セット」

IMG_5046.jpg「LITE LITE」

IMG_5047.jpg「PEACE OF CAKE CARD」(左) 「ことりのモビール」(右)

IMG_5048.jpg「めいしばこ」(左) 「かみめがね」(右)

IMG_5049.jpg壁に掛けられた「LITE LITE」

人間、いつも何かを考えて生きているってことがとても大切だと痛感する。ただのほほ~んと生きているのは勿体ない(そういう生き方を否定している訳ではない、笑)。
パスカルの『パンセ』に「人間は考える葦である」という名言があるが、まさに思考してこそ人間の存在が評価されるのであろう。
たとえ紙1枚がテーマであっても、一生懸命に考え抜き、その1枚にコンセプトを刻み込む、、、そんな姿にひとは感動をするのではないだろうか。

IMG_5050.jpg庭に面したカフェも楽しめる

IMG_5053.jpg道路に面した壺庭。なんか落ち付く、、、、、

帰り際、紙製造ディレクションを担当されたYさんとも短い時間ではあったが、その意気込みのお話を伺って会場をあとにした。これからの「紙の工作社」(●)の発展にも期待しつつ、シャマルとカリフと一緒に南青山の散策散歩に、、、、、次の目的地「LOTUS」に向かったのである。

IMG_5057.jpgシャマルもカリフも散歩気分満々!
[ 2008/11/06 13:57 ] 展覧会・音楽会 | トラックバック(-) | CM(2)

F1疾走するデザイン

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富士スピードウェイで目の当たりにしたF1・Ferrari  (3/22・TMFにて)

先月はじめてF1マシーン、しかも真紅のFerrari2台がFSWで走行するのを目の当たりにしました。しかもコースの内側ピットからです。Ferrari特有の高音域のサウンドは今も頭の中でキ~ンと響いています。またあの1.5kmのストレートでの350キロのスピードをこの目で確認できたのは私にとっても大きな喜びとなりました。

さて来月「F1疾走するデザイン」という展覧会が初台の東京オペラシティアートギャラリー(●)で開催されます。
これに先だって、親友の建築家から招待券をいただいたのですが、その親友TT氏が展示デザインを手掛けております。
TT氏はポルトガルの世界的建築家Alvaro Siza氏のもとで建築設計に携わり、帰国後はRenzo Piano氏の設計した「関西国際空港」の現場で設計監理をチーフとして携わり、その後も谷口吉生氏の設計のニューヨーク近代美術館新館MoMAの設計・監理を手掛けておりました。その彼のデザインした今回の展示はとても楽しみです!

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さてF1の世界。毎年マシーンのレギュレーション(●)や走行ルールが厳しくなる中、負けじとテクノロジーはその規制を乗り越え、サーキット走行におけるラップタイムは必ずコンマ何秒かでも短縮更新されます。それは私などの素人から見てもイタチゴッコのようで、その行き着く最終地点さえ見えないほどの、人間の叡智を感じざるを得ません。
今年もレギュレーション改正がありましたが、F1マシーンと人間の密接な関係が見直されてきた印象があります。今までのテクノロジー優先の最強マシーンが必ず勝利するのでは面白くないのも現実。優秀な22人のF1パイロットたちが、人間が限られたテクノロジーを駆使してレースを展開するのも非常に面白いと思ってます。
要は人間とテクノロジーの「バランス」が大切。
F1の世界の面白さを左右するのもこの「バランス」なんですよね!
とはいうものの、マシーンのデザインには毎年非常に興味あるところですが、実際のF1ワールドにおけるそのデザインの歴史の変遷、これから進んでいく未来への展望などを感じることができれば、この展覧会も成功することでしょう!
まずはTT氏の展示デザインを堪能してきたいと思ってます。どんな風になっているか、スタートのレッドシグナルが消える瞬間のように気持ちが高ぶります!(笑)

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[ 2008/04/03 10:32 ] 展覧会・音楽会 | TB(0) | CM(8)

地底旅行「地下展」

ジュール・ヴェルヌの「地底旅行」(1864年)というSF古典の名作をご存じでしょうか?。私も数年前に読んだのですが、地球の中心をめざした旅の世界に巻き込まれ、まさに自分までもが旅行者の一員になって錯覚になったことを思い起こします。ヴェルヌの驚異的な想像力による旅行記は、16世紀アイスランドの錬金術師が残した謎の古文書に導かれ、鉱物学の世界的権威リデンブロック教授が死火山の噴火口から入るところから始まりますが、地球の誕生期からの神秘な地底世界を見事に描き出しています。

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企画展エントランス

さて現在お台場の日本科学未来館(館長;毛利衛)で開催されている企画展「地下展(UNDERGROUND)」に行って参りました。なかなか難しそうなテーマの企画展と思いきや、地球地底の世界に広がる数知れないテ-マが満載でした。
まず会場の展示構成の面白さが目に飛び込んできます。地球内部を表現したのでしょう、6500個の白い発砲スチロールのキューブだけで出来上がってます。展示品もその上や中に組込まれ、文字なんかも発砲スチロールの中に組込まれた照明で浮き上がって見えたりします。両側に迫り出す壁や、穴蔵をイメージされた空間がうまくできあがってました。展覧会後は建築の断熱材として再利用されるそうで、まさに地球に優しい企画展でもあります。

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展示全景。白く見えるのが発砲スチロールです(日本科学未来館)

展示内容は高度なもので、小さなお子さんには難しいでしょうが(でもいっぱいいましたけど)、石油のできる工程や、地底の生物世界や鉱物世界など、なかなか知ることのできない世界を学習することができましたね。地球中心の内核物質の重さも、水やマントルなどと同じ容積で手に持って比較体験できるのですが、内核物質の比重には驚愕です!。途中15分程の学芸員による地底旅行解説ガイドなどあり「地磁気」というテーマでわかりやすく説明など聞き入ってました。
そんなに大きな企画展ではありませんでしたが、地球に対する理解と未来への地球環境への取り組みなどを考えさせられた「地下展(UNDERGROUND)」でした。

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パンフレットに記されたコンテンツ

神話や小説、哲学など空想豊かに語られてきた「地下世界」。あなたもちょっと覗いて見ると何か発見があるかもしれませんよ!。46億年という地球の時間に比べれば、私たちの生きている時間なんてほんの微々たるもの。でも地球上でのその微々たる時間の集積が、これからの地球にまさに影響を及ぼしているのも事実です。しかも地球の年齢に比較して、何十年という超短期間で地球環境を変えてしまう地球生物・人間のエゴ。
といいつつ排気ガスを4本のマフラーから吐きながら、霧に包まれたベイブリッジを渡っていくエゴな私でした。反省‥‥‥

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エントランスより上方をのぞみます

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逆に上から見下ろしてみます

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企画映画の予約券をもらうための長い列です

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目の前には著名建築家による集合住宅群

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外観。地下駐車場に入り切れないクルマの長蛇の列

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せっかくなのでお土産を。アイスクリームの宇宙食です

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中身を開けてみるとこんな感じ。シャマルも興味津々

[ 2007/10/04 14:46 ] 展覧会・音楽会 | TB(0) | CM(14)