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ホーム > アーカイブ - 2006年01月

春節・BARACCA・マセラティ

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横浜中華街「春節」

真っ青な空のもと、横浜中華街では「春節」で物凄い人・ひと・ヒト。
食べるに店は長蛇の行列、肉マンまでもがすごい行列。
結局「竹せいろ」をひとつ購入して片手にブラブラさせながら、ムンムン春節の人ゴミから無事脱出した。

その後、mixiでお友達になったMさんのショップ「BARACCA」に向う。
中華街のど真ん中、道路に面して外壁に黄色のフェラーリ・フラッグが棚引くビルの5階にある。
「BARACCA」は車のモデルショップ。とても綺麗でオシャレなショップだ。店にはドキドキするくらいのたくさんのモデルがディスプレイされている。ランボルギーニ・フェラーリなどなど。
といってもプラモデルではなく、もっと専門的でプロモデラーが製作するような精密なモデルだ。
予め、以前からほしかった「MASERATI MC12」モデルがある情報をいただいていたので、ちょうどグッドタイミングであった。
さっそく初対面の挨拶を交わし、「MASERATI MC12」モデルの箱を持って来ていただき、テーブルで詳しいお話を伺う。mixiでは何回かコメントし合っていたので、すんなりと前からの友人のような感じでお話ができた。もちろんMさんの優しいお人柄にもよるのだが。
Mさんから「アトリエ(モデル製作室)もどうぞ!」と奥に案内され、製作プロセスや機械やモデルのお話をしっかりと伺う。建築と共通する部分があったり、まったく別の世界と感じたりとてもいい経験をさせていただいた。「MASERATI MC12」モデルを購入し、Mさんに教えてもらいながら作っていこうと思ったが、どのくらいの時間を要するのであろうか‥‥。今年いっぱいかかるかも‥‥。

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BBR(イタリア製)のモデルパーツ

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「MASERATI MC12」モデル 1/43

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完成はこんな感じになる予定?

「本物のMASERATI MC12が知り合いのカーショップにあるから、一緒に見に行きましょう!。社長に連絡するから。」とMさん。
ということで、ハイテンション状態でマセラティを走らせ5分。カーショップに到着。
「ウワ~~~~、MC12っだだだ!!!」
社長にご挨拶し、見せていただくことに。
「エンジンルームもどうぞ!」
「コクピットに乗ってみて下さい!」
とカウルを外していただき、心臓部本体を目の当りにする。
傷など付けないように恐る恐る全身に神経を集中して、コクピットに乗り込む。思ったより乗りやすい。さすがマセラティならではのゴージャスなインテリア。メーターも9000回転までのタコメーター、360kmまでの速度メーター。
このMC12はロードゴーイング・マシーンとして、世界で50台しか生産されていない。日本にも5台あるだけで、そのうちの1台に夢の乗車できたのだ。新車で1億円を切るくらい。今はプレミアついて2億円を切るくらい。夢のまた夢の夢‥‥。
マセラティ・ブルーでデザインされたMC12のレースでの活躍にも大いに期待したいところだ。

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L5143mm×W2096mm×H1205mm
1335kg 重量配分41:59

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美しいシェープを持つMC12
最高速度330km/h

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エンジン5998cc
65度V12DOHC 
最高馬力630hp/7500rpm 
最大トルク66.5kgm/5500rpm

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ローアングルで。むこうにMさん。
タイヤ前245-35ZR19 後345/35ZR19

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コクピット マセラティブルーで統一

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コクピット
カンビオコルサ6速AT

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試乗してウキウキの筆者!

Mさん、社長、ありがとう!
春節・BARACCA・マセラティ。
あっという間に時間が過ぎた、横浜の一日。

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[ 2006/01/30 15:47 ] MASERATI | TB(0) | CM(4)

自邸がスカパー&インターネット放送でオンエア中!

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私の自邸「用賀の家」が

   ■ スカイパーフェクトTV・280ch
    「家を建てるぞっ!Vol.2 ~空に向って開く家」

で現在放映されています。
プログラムは「Act on TVのHP」にありますのでご覧下さい。
ほとんど毎日放映(~2月末)されています.

http://www.actontv.com/tv/house/0601house/index.html

http://www.actonbb.com/contents/house/0601house_house/

また同時にスカパーでご覧いただけない方(私もそのひとり)は、この上記のHPより

   ■ インターネット放送(Act On BB)

でパソコンからもご覧いただけます。こちらの方が手ごろかも知れません。
また追ってW0W0Wでも放映予定です。

みなさまからのご意見・ご感想をお待ちしてます。
暑そう!寒そう!響きそう!顔がヘン!?喋りがヘタ!?‥‥などなど。


※上記の撮影風景は下記ブログにあります。
http://architect3002.blog25.fc2.com/blog-entry-21.html
[ 2006/01/26 21:03 ] 雑誌掲載・TV放映 | TB(0) | CM(10)

表参道で家賃105万円の生活はいかが?

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表参道に現れた「表参道ヒルズ」

いま世間を賑わせている場所といえば「六本木ヒルズ」。
今日のこれからご紹介するのは「表参道ヒルズ」。

どちらも森ビルがディヴェロップした再開発事業。
みなさんご存じのように古い名建築で趣きのあった「同潤会アパート」の再開発として、建築家・安藤忠雄氏設計の店鋪と住居のコンプレックス建築が完成し、まもなく一般オープンを迎える。
今日、その前にレジデンス(住宅)見学の機会があり、表参道に足を運んだというわけだ。

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ケヤキ並木の美しい表参道

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記憶としての「同潤会アパート」が保存されている。

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店鋪(ガラス部分)の上にレジデンス(住戸)

表参道のケヤキ並木はいつの時期に訪れても美しい。
この冬の時期も繊細なケヤキの枝振りがとても綺麗だ。
そこに長さ250m、地上6階、地下6階(店鋪はB3F~3F)の巨大な複合施設が姿を現したのだ。
ケヤキの木々の高さを意識した建築にはなっているが、やはり歩道を歩いてみるとスケールオーバーな部分も感じてしまう。事業の性格からすればやむをえないことなのかも知れない。
オープンしたら表参道を行き交う人たちの流れが、果たしてこの「表参道ヒルズ」にいかに自然に入り込んでいくか、そこが大事業としての成功か失敗の分かれ道なのだろう。

さて見学させてもらったレジデンス。
全戸数38戸、そのうち賃貸住戸は12戸。
あとは以前から住んでいる方々の住戸として作られている。
全戸表参道のケヤキ並木に面して、部屋からの風景は申し分ない。
驚くのはやっぱり賃貸料。一月70万円(46m2)~115万円(62m2)で1R(ルーム)か1LDK。
ここに住める人ってどんな人?。
いま流行り?のIT関係?投資家?‥‥。
「六本木ヒルズ」の家賃と比較すると1.5倍以上。
レジデンス内の撮影は控えたが、安藤建築が見られる空間ではなく残念!

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一番高い部分を見上げると‥‥。

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表参道に面する店鋪はほとんど外資系。

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歩道橋から見た「表参道ヒルズ」
春に芽吹く新緑も美しいことだろう。

都市の変貌は目まぐるしいものがあるが、その評価には相当な時間がかかるのであろう。
建築が大地に根を下ろし成長していく「様(さま)」を見続けていくのも、この仕事をしている私の楽しみのひとつでもある。

表参道に住むことは諦め、思い立った時に散歩がてらブラブラできる表参道が僕の庭と思っていることの方が幸せなのかもね?
みなさんも表参道いかが?

夢のまた夢。良い夢を見させてもらった「表参道ヒルズ」の午後であった。

[ 2006/01/24 20:53 ] 建築 | TB(0) | CM(8)

東京雪化粧/自邸にて

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玄関から外を覗いてみたら‥‥

朝、フロストガラス越しになんとなく外が明るく白っぽい。
パジャマのまま重いスチールの玄関扉を開けてみる。
なんとフワフワ雪が降っている!。
自邸ができて3年あまり。
この家に雪が積もった記憶があまりない。
白い雪が街ごと風景を変える。
家の中も雪の光りでなんとなくいつもと違う。
コンクリートの壁から伝わる雪の冷たさ。
でも心ウキウキ。

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ダイニングに座ってみたら‥‥

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3階の南の窓を見上げてみたら‥‥

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リビングと雪に埋もれたガラステラスを
見下げてみたら‥‥

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ルーフテラスに顔だしてみたら‥‥

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真っ赤な実のあるソヨゴも‥‥

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雪化粧した自邸を振り返ってみたら‥‥


[ 2006/01/21 11:47 ] 建築 | TB(0) | CM(12)

「M8& TSUNAMI」 危機再考

今、大きな直下型地震が起きたらどうしますか?
大きな津波によって10分後にあなたの街が飲み込まれると知ったらどうしますか?
自然の力には逆らえないと諦めてしまいます?
もちろん逆らうことなんて無理でしょう。でもそれに対する準備・心構えは誰もができるはずと思いつつ、何も対処しないでいるのが現実ではないでしょうか?

あの目を疑うような光景であった阪神淡路大震災も1月17日で発生から11年目を迎えます。
地震国日本はすでに地震活動期に入り、平成関東大地震・東海地震・東南海地震など今後発生するであろう場所を観測点として学術的観測がなされていますが、「地震予知」はまだ確立されていません。
阪神淡路大震災や新潟中越地震の際も特別な電磁波の乱れを数日前に観測し、大地震が日本のどこかで起きる予測はできていた学者がいたそうです。ピンポイントで発生地区を特定できるように現在研究中だそうですが、「地震予知」が一刻も早く確立できることを願うばかりです。

ちょうど今日の朝日新聞朝刊に「緊急地震速報」なる記事が掲載されていました。(地震時のP波・S波のタイムラグを計算した結果だそうです)
  「想定される東海地震では、静岡市内で約17秒前、
   東京都心では約47秒前に速報が出せると、気象庁
   は見込んでいる。」
来年度末をめどに公共機関・病院・交通機関に速報提供され、試験配信として住宅メーカーを通じ400世帯に現在実験速報を送っているそうです。

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「M8」&「TSUNAMI」

「M8」(2004年)と「TSUNAMI」(2005年)という2冊の本。著者は高嶋哲夫。
それぞれ発売と同時に読破したのですが、いろいろと迫り来る危機への対応について考えさせられました。この2冊の本、実は私に関係する「場」が舞台になっているので、なおさら小説の世界に吸い込まれてしまったのです。よってこのブログを読んで下さる方達も同様のシチュエーションでしょう。

「M8」は東京直下型地震がマグニチュード8で東京(現居住地)を襲う小説。(詳細は省略)

「TSUNAMI」は「M8」の続編となり、名古屋(私の生まれ故郷)~浜松(青春をすごした地)を新たな地震とそれによる巨大津波が襲う書き下ろし小説。
海辺での巨大コンサートに集まる若者達、浜辺の原子力発電所、湾に浮かぶ巨大タンカーと米軍原子力空母、竣工したての手抜き超高層ビル(とてもタイムリー)、賑わう地下街、時速270キロで走る新幹線(ちょうどお正月、のぞみに乗って名古屋から東京に戻る時、この部分を読んでしまいとても不安な気持ちでの帰省となりました)などいろいろな舞台での展開がスピーディーに繰り広げられていきます。
国が「地震予知・津波予知」を発令したとしてもすぐに発生するわけではなく、その間の経済損失は100兆円単位で膨らんでいき、国家の存亡にかかわってきてしまうジレンマ。想像の域を超え、パニック状態にもなりかねない内容となっています。

しかし一昨年のスマトラ沖インド洋大津波のリアル映像を私たちは見ているだけに、この小説が現実をも超えることができているかはみなさんの判断にお任せすることとしますが、いつでも起こりうるこの自然災害から命を守り抜くために、何をすべきかを再考させてくれる問題小説であることには間違いないと思います。
この平和な日本国家はどのような対応を私たちにとってくれるのでしょうか?。いやその前にひとりひとりが予めシミュレーションしておくことが、何よりの危機対応への第一歩なのかも知れません。
なにかひとつでも危機対策されていますか?
[ 2006/01/13 10:07 ] | TB(2) | CM(12)

海も船もでっかいぞ~!

ちょっと港でも見ながらお茶しにいこうと、第3京浜にのって久しぶりに愛車を快走させ、横浜へ出かけた成人の日。
ホテルニューグランドではあんまり港を臨めないしと迷いながら海岸通りをぶらりとしていたら、ヨコハマノボテルというホテルの1階にカフェセゾンというお店を見つけさっそくイン。

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セゾンから山下公園・横浜港を見る。

山下公園越しに横浜港の海が広がり風景良し。そうこうのんびりしながらボーッと港の方を見ていたら、大さん橋国際客船ターミナルに真っ白な大きな客船が入港してくるではないですか!。これは見に行かねばとカフェセゾンをあとにし、山下公園へ。
ウーンでかい客船。アラ!ほかにも帆船やらもっと大きな客船が合計4隻もターミナルに停泊しているではないですか!。こんなシチュエーションは滅多にないぞと、ワクワクしながら国際客船ターミナルまで早歩き。
見えてきた!見えてきた!大きな船が見えてきた!。

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カモメがいっぱいの山下公園
むこうの方に客船ターミナル

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入港中の「ヴィーナス・クルーズ」

「横浜港大さん橋国際客船ターミナル」は1995年に国際コンペで選ばれました。設計はfoa(ムサビ&ポロ)。形態・構造システムなど斬新なアイデアであったのですが、バブル崩壊、大幅な予算オーバー、製作困難な構造などいろいろな問題が発生。なんとか知恵を結集させて解決方法を見い出し2002年にみごと完成。

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アプローチ。
両側に停泊中の船がだんだん見えてくる。
ワクワクさせる演出効果抜群!

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帆船「海王丸」
緩やかな勾配のデッキを進む。

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「海王丸」ごしにみなとみらい

うねるような人工のウッドデッキが特徴となる桟橋となり、その巾は70m、長さは430mというもの。その両側に客船が停泊します。7万トン(クイーンエリザベス2)クラスなら2隻、3万トンクラスなら4隻の同時着岸が可能。
このターミナルは高さがうまく押さえられて、両側に停泊している船を同時に見ることができます。そして客船を低い位置から見上げることになるのでとても迫力ある姿を目の当りにすることになるのです。横浜の人たちの散歩コースにもなり、犬連れの人たちも多く見かけました。
今回でここを訪れるのは3回目ですが、完成時には7万トンクラスの外国客船が停泊していて、そのスケールに圧倒された記憶が鮮明に残っています。2回目は船がなく、ちょっとさみしい感じでした。きのうは訓練生をたくさん乗せた帆船の「海王丸」、豪華世界クルーズ豪華客船「飛鳥」と「ヴィーナス・クルーズ」、横浜港遊覧船「ロイヤルウイング」の4隻が同時停泊して、グッドタイミング。

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豪華客船「飛鳥」
デッキとの高さ関係がとても良い。

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うねるウッドデッキ
茶色部分は春になると緑の芝に。

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「飛鳥」越しのみなとみらい

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山下公園を見返った「ヴィーナス・クルーズ」全景

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こんな感じで迫力満点!

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ホール(デッキ下階)ではコンサート
女性トリオが演奏して音はホールに響き渡る.

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最後また客船に別れを告げターミナルを後にする。

なにより多くの人たちの海上公園という感じで親しまれた建築になっていたことにとても好感が持てました。西に赤レンガ倉庫群、東に山下公園・マリンタワー、北に横浜湾の海を臨むことのできる細長いターミナル。
みなさん、横浜に行ってもし客船が停泊していたら是非行ってみてください!。
寒さを忘れて子供のように客船に夢中になってしまった港での成人の日でありました。
[ 2006/01/10 15:40 ] 建築 | TB(0) | CM(6)

戌年に伊奴(いぬ)神社へ初詣

2006年も明けました。おめでとうございます。

年頭から急遽仕事の打合せなどバタバタした感がありましたが、いつも通りのお正月を迎えることができました。といっても例年家族で初詣に行く熱田神宮はやめ、実家の隣にある上野天満宮という学問の神様にお参りしてきました。大晦日から元旦にかけて実家のまわりはとても騒がしいのです。なにせ愛知県中の受験生がこの天満宮に合格祈願に来るのですから。私は大昔大学受験の時、詣ったのですが効果なくそれ以来あんまり信じていません。神頼みし過ぎ!?。

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上野天満宮に初詣(名古屋市千種区赤坂町)

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天満宮本殿

さてお正月からの仕事の打合せの帰りに、現場近くの神社にも2回目の初詣に行ってきました。実はこの神社の宮司さんに、今進んでいる住宅の現場の地鎮祭をお願いした経緯があるのです。
「伊奴(いぬ)神社」といいます。
戌(いぬ)年ということもあり、テレビやマスコミでお正月から取り上げられていましたが、日本で唯一の名前だそうです。天武天皇の御代(西暦673年)から建立されていると伝えられ歴史ある神社です。特に災難厄除けの神様としてあがめられ、「いぬ」ということから安産、子授けに大変ご神徳の深い神様にもなっています。

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伊奴(いぬ)神社(名古屋市西区稲生町)

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本殿前の「お犬様」

単純に「健康」と「平和」を神様にお願いして、今年の活動を開始しました。
また本年もみなさん、よろしくお願いいたします!。
[ 2006/01/06 15:12 ] 社会 | TB(0) | CM(8)