ホーム > アーカイブ - 2006年07月

炎の麻婆豆腐

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ウ~ン、辛い! ウーン、旨い! ウーン!熱い!

梅雨明けの熱気ムンムンの横浜中華街で、久しぶりに食事をしてきました。
出かけたお店は「四五六菜館」、上海中華料理のお店です。
今や本館・新館・別館と規模を拡大していますが、お味の方はキープされて繁盛しています。

日曜日は、新館で中華料理を堪能してきました。
特に旨かったのが写真の「麻婆豆腐」。正式には「孫麻婆豆腐」だったと?思うのですが‥‥。
土鍋でテーブルに運ばれてきた麻婆豆腐は、見るからに美味しそう!
色もこってりして、香りも香ばしくて、何より熱気ムンムン。見ているだけで汗をかいてしましそう!

さて豆腐が入っているのはもちろん、細かく角切りにした牛肉、青豆、にんにくの芽、とうがらしがバランス良く入って見た目にも美しいものです。
さっそく小皿に移し麻婆豆腐をひとくち。あっという間に口の中は炎状態。1分もたたないうちに頭から玉の汗が落ちてきました。特に頭に汗をかきやすい私は数分後にはシャワーから出てきた状態。おしぼりも手を拭くものとわかってながら、もう顔を拭くは、首を拭くはで、食べる時間と汗を拭く時間が半分半分になってしまった次第です。
でも最後まで美味しくいただけました。

ちょうど先月このお店で「ぐるぐるナインティナイン」のTV撮影があったそうで、その時にもこの「麻婆豆腐」が紹介されたそうです。
真夏にいっぱい汗をかきながら熱いものを食べるのも気持ちのいいもの。
「四五六菜館」を出た時、真夏のような日だったのに、なぜか涼しい風を感じたのはあの「炎の麻婆豆腐」のおかげだったのでしょうか?

[ 2006/07/31 15:12 ] | TB(0) | CM(13)

バカラの花瓶に

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土曜日は浜松一中・北高の同窓会総会に東京から参加してきました。
私、関東支部長でもあったにもかかわらず最後の到着となり、朝から準備で追われていた皆様からお叱りのお言葉をいただきましたが、申し訳ございませんでした。
浜松グランドホテルで1500人近くの同窓生が集い、記念講演会「山本寛斎さんの人間讃歌」もなかなか面白かったようです。私は後ろから扉をちょっと開けて10秒程、ナマ寛斎さんを見ただけでした。

総会も無事盛会に終えることができ、その後、恩師と30回の同窓生150人だけの懇親会がこれまた盛大に行われました。みんな2年近くにわたり総会準備に積極的に取り組み、ほっとした一瞬でありましたが、同時に終ってしまった寂しさもとても感じています。
でもこれを機に、またみんなが集まることを楽しみにしていましょう!

東京に帰るために宴会を中座させていただきましたが、帰り際に総会実行委員長Wくんや本部幹事のみなさんから、心温まる綺麗な花束をいただきました。宴会のもう少しあとで、みんなの前でセレモニーを企画されていたそうですが、時間の都合で宴会場外のホールで有難くいただきました。
浜松の皆さん、ホントにありがとうございました!
そしてW実行委員長はじめ本部幹事のみなさん、ホントに30回の皆をまとめていただきありがとうございました。きっとこの絆はずっと大切にされていくと信じてます。

帰りの新幹線にひとり乗って思ったのですが、このお花を一緒にがんばってきてくれた関東幹事の仲間にお渡しすれば良かったなと後悔しはじめました。せっかく盛り上がって宴会、関東支部の幹事みんな揃っていたんだからみんなにお花を渡してもらうのもよかったなあと東京まで思ってたんです。でもあとの祭り。

家に戻ってすぐ、バカラの花瓶にいっぱいのお花を生けてリビングに飾らせていただきました。


[ 2006/07/30 15:30 ] 同窓・浜松 | TB(0) | CM(14)

テレビに出演します!

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元気な山内あゆアナウンサー


今日は朝からテレビのロケ。

私の自宅がTBSニュースの「イブニング・ファイブ」(16:54~18:55)で紹介放映されます。三雲孝江さんが司会をつとめるニュ-ス番組です。
「シリーズ・建築家の住む家」というコーナーなんですが、お時間あればご覧下さいマセ。
放映日・時間は 、
 
    ■2006年7月31日(月)の18:15~18:30 くらい

    ■TBS:東京では6チャンネル(関東1都6県で放映とのこと)

15分の間に2軒(たぶん自邸は後半出演)紹介されます。

7~8分/1軒の放映なんですが、ロケは準備含めて4時間近くもかかりました。
TBSの女子アナ・山内あゆアナウンサーもハイテンションで明るく紹介してくれているので楽しみです。
でも自分の顔や声が、自宅のテレビから流れるくるなんて思うとちょっとゾーッとしますね。
どう編集されていることやら‥‥?
[ 2006/07/28 15:38 ] 建築 | TB(0) | CM(18)

蜻蛉の勘違い

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中央(ガラス上)と左上(赤いやつ)にいる蜻蛉2匹、見えますか?

毎年この梅雨後半から秋にかけて、自宅2階のリビングに面してあるガラステラスに蜻蛉のつがいがやってきます。
うちでは季節感ある風物誌のようなもので、「また今年もやって来たか!」という気持ちなんです。

何をしにやってくるのか?
実は「産卵」に来るのです!

どうやらガラステラスが、大空を飛ぶ蜻蛉の目からは「水たまり」に見えるのでしょう。
必ず2匹つがいでやってきて、ガラスの上に卵を産んでいくのです。
ここでは、孵化して「やご」になる運命も絶たれてしまうのですが、そのことを蜻蛉に伝えることもできぬまま、じーっと産卵を終えるのをただ見つめ終えるだけです。

これから秋にかけてたくさんの蜻蛉がやってくるのが楽しみです。
どこかでホントの池を見つけて、新たな生命を育んでいてもらいたいな!

[ 2006/07/24 15:08 ] 社会 | TB(0) | CM(10)

根性の実が‥‥

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ず~っと気になってた。

事務所近くの電信柱の際にある「赤い実のなっている植物」。
誰か交通事故で亡くなってしまったのかなあと思っていた。
でも今日、昼休みの散歩の時、近くでよ~く顔を近付けて観てみると、地面から細い幹が出ているではないか!。しかも歩道を舗装してあるアスファルトを押し退けて!!
ニュースで「根性大根」が話題になっていたことがあるが、まさにそれと同じだ。
この植物はなんというのだろう?。確かに見た目には「根性ある!!」って感じ。

ほかの歩道際を観てみると、案外、苔や雑草などが1cmも満たないアスファルトの隙間から生えている。ちょっと新ためての発見に驚き!

都会の公共部分(道路+歩道)は公園なんかを除けば、全てアスファルトやコンクリートで土の地面が塞がれている。昔は砂利道だったり、グチャグチャの土の道だったりしたものだ。
大地が呼吸できない状態。地球もさぞかし苦しいことだろう。
呼吸できるアスファルトやコンクリートも研究され、一部実用化しているところもあるそうだが、真剣に「地球の呼吸」を考えないと、私たちが呼吸できない時代がきてしまうかもしれない。

とにかく赤い実の植物よ!がんばってもっと大きくなってくれ!

[ 2006/07/21 14:28 ] 社会 | TB(0) | CM(13)

完成!名古屋の家

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ルーフテラスへ続くらせん階段。
正面がガラスの黒いシャフトはエレベーター。動くシルエットが道路から見えます。
手前の緑の木はモミジ。秋には真っ赤に紅葉します。


建築に携わっていますと日本では「地鎮祭」に始まり「上棟式」「竣工式」と神事に関わることが多くなります。
実はこの神事、私は好きです。
別にいつも神様の存在を信じている訳でもなく、神道信奉者でもないのですが、「感謝」をいつも意識させてくれるからだと思います。地鎮祭は「この土地に建物を建てさせていただきます」と神にご報告すると同時に、建築のお許しを乞い、その工事の安全を祈願するものとなります。
神社に足を運んで神様にお願いする時、たとえその一瞬であっても清らかな気持ちになることを、みなさん実感されていることでしょう。

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梅雨の真っ最中、久しぶりの青空のもとで光を浴びる建築。

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夜景も意識して、らせん階段をライトアップ。街の灯火となれば‥‥。

今回、無事完成しました「名古屋の家」は住宅ではめずらしく、ご親戚、私達含めての建築関係者、お友達のたくさんの方々の参加で「竣工式」が執り行われました。この家も工事中に事故もなく、いよいよオーナーの手に渡り、新たな生活が営まれることになります。工事が安全だったことを感謝し、これからの家の発展を願いつつ、竣工式を無事終えて、私もやっとほっとした気持ちになれました。
同時に、設計を依頼していただき一緒に打ち合わせしてきたオーナー、難しい工事をがんばって完成させてくれた工務店、そしてオ-ナ-ご家族を取り巻いてくれるお友達、みなさんに感謝の気持ちでいっぱいです。
気持ち良く仕事を終えることができるこの満足感、達成感。
これからももっともっと感じたいし、みんなに喜んでいただける建築を作っていきたいと思った連休でした。

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みんな1階リビングに集まって竣工式。神主さんが祝詞奏上(のりとそうじょう)

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3階リビングでの四方祓い。屋上から部屋という部屋全てをお祓いしました。
浄められたという気持ちになるものです。

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2階から笑顔のみんなに声をかけて。


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また新しい家に戻ってから、3階でみんなくつろぎました。

「家」が完成してオーナーに引渡すのは、子供が一人立ちするようなものだと思います。ちょっと心配しながらも、オ-ナ-がきっと大切に優しく「家」を自分なりに育て上げていってくれるものと信じているんです。
そんな「家」の成長を遠くからですけど、見続けていきたいと心から思ってます。

みんなが集まる家を作りたいと始まったこの家の計画、まず初日で実現することができたようです。

[ 2006/07/19 10:14 ] 建築 | TB(0) | CM(16)

新幹線で「なだ万」

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「なだ万厨房」のお弁当「紫」

昔から電車の中で食べるお弁当って,みんな楽しみですよね!
今回も名古屋までの新幹線の中でいただくお弁当を品川駅でさっそく購入。
「なだ万厨房」の7月のお弁当「紫」。これで税込み1050円。

最近は出張の際,いつもこのお気に入り弁当を買って電車に持ち込んでます。
さっそく座席につき、蓋を開けると色とりどりのおかずが目に飛び込んで、食欲を刺激します。
食べるのがもったいないくらい綺麗な色とレイアウトで、中身も充実してるんです。
平面的大きさはそんなに大きくないけど、深さがあるのでヴォリュームもたっぷり。なにせ焼き魚などのおかずがみんなタテに入っている感じなんですから。
お手拭きで手を拭き、「なだ万のほうじ茶」のキャップをあけ、お料理を口に運びます。
お味も薄味で品があって、いろいろな食感も楽しめて、とてもおいしゅうございました。

あわただしく進んでしまう自分の時間の中で、ゆっくりとこの「なだ万」のお弁当をいただくことがこの上なく幸せなことに感じました。しかも時速270kmの「のぞみ」に乗りながら‥‥。
[ 2006/07/18 15:39 ] | TB(0) | CM(14)

2日遅れの満月

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小さな月、わかりますか?

仕事を終え、自宅に戻り、風呂上がり、リビングのソファに座り、一息つく。
もう日が変わろうとしている。
吹抜けを通して、南の大きなガラスのはるか向こうに、ふと、まんまるのお月様。
なんかこの梅雨の夜空で、久しぶりにしっとり輝く月を見た。
満月かと思いきや、実は2日前がホントの満月。

大学浪人時代、大好きになった詩人がいる。
  「萩原朔太郎」
ぼんやり月を見ていて、朔太郎の「月に吠える」という詩集を思い浮かべる。

序章の最後で語っている。
  「過去は私にとって苦しい思い出である。過去は焦燥と無為と悩める心肉と
   の不吉な悪夢であった。
   月に吠える犬は、自分の影に怪しみ恐れて吠えるのである。疾患する犬の
   心に、月は青白い幽霊のやうな不吉の謎である。犬は遠吠えをする。
   私は私自身の陰鬱な影を、月夜の地上に釘付けにしてしまひたい。影が、
   永久に私のあとを追つて来ないやうに。」

朔太郎の詩に込められた、心を微妙に揺さぶる、幻想的な、繊細さが好きだ。
何回も読み直した文庫本には、掲載されていないいくつかの詩を自分で書き込んだ。
「時計」という大好きな詩にある、柱時計の時を知らせる響きがたまらなく好き。

  「じぼ・あん・じゃん! じぼ・あん・じゃん!」

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「萩原朔太郎」詩集

P.S.
今日から月曜日まで名古屋に行きます。いよいよ「名古屋の家」が完成し、検査・学生の見学会・竣工写真撮影・引渡し・取り扱い説明・親戚披露会・食事会など盛り沢山をこなしてきます。


[ 2006/07/14 14:13 ] | TB(0) | CM(6)

カメのお風呂

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自分のお風呂でくつろぐカメ

今回は本日アップされたばかりのウェブのご紹介です。5月に取材させていただいた邸宅の水まわりに関するウェブです。
タイトルは「大切な家族の一員に、小さくて心地いい浴室を」
ウェブ・オーナーはドイツの有名な水洗器具メーカーである「グローエ(Grohe)」。
皆さんのキッチンなどで見かけることがあるかも知れませんね。

メーカーのウェブなので、建築の紹介ではなく製品の紹介がメインになっております。
ドイツの水洗器具は、金属が厚く、塗装もしっかりしています。さすが質実剛健なインダストリアル・デザインです。多少日本の空間にはスケールオーバーになりがちなので、その点さえ注意しておけば、とてもよい生活空間の演出ができるでしょう 。

この邸宅には大きなリクガメガ2匹、その他写真くらいのカメ達が十数匹いて、一緒に暮らしてます。カメは庭を自由にゆっくりと駆け巡り、つい先日完成しました「カメの家」に落ち着くようになりました。「カメの家」もちゃんと設計したんですよ!。いづれ公開しましょう。

またこの邸宅は「PLUS 1 LIVING(プラスワンリビング)」10月号(9月発売・主婦の友社)で紹介されます。お楽しみに!
[ 2006/07/13 14:58 ] 雑誌掲載・TV放映 | TB(0) | CM(18)

メルセデス・マガジン

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「メルセデスのあるガレージ」にカメラを向けて。

火曜日に事務所で設計させていただいた邸宅(HP参照)の雑誌取材があり、一緒に立会ってきました。
雑誌は「Mercedes Magazine」。
メルセデス・ベンツのオーナーに発行されている季刊誌で、12~14万部刷られているということで、多くの人の目に行き渡ります。100ぺ-ジにわたる綺麗な構成と充実したコンテンツには正直感心いたしました。ベンツの思想、環境との取り組み、オーナーのベンツへの愛情などいろいろなジャンルに渡り、ベンツオ-ナ-でない私もその世界に引込まれました。
今回の取材は「メルセデスのあるガレージ」というシリーズで、見開き4ペ-ジにわたって、ベンツの納まったガレージと邸宅全体が紹介されます。
著名な建築写真家F氏に写真撮影していただき、出来上がりがとても楽しみです。取材も「Men's EX」の編集者とライターが来られ、お話をオーナーと一緒にしてきました。
この邸宅が掲載される「Mercedes Magazine」は9月発行予定。
またブログでもご紹介していきたいと思います。

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SL(カブリオレ)とAクラス

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室内も撮影しました。

さてヨ-ロッパでは現在、車といえばディ-ゼル車が主流となりつつあります。
日本ではトラックやバスといった排気ガス公害をまき散らすという悪いイメ-ジが強いのですが、ヨ-ロッパでは積極的に、低公害タイプエンジンの開発、地下資源(石油)の有効利用、電気利用のハイブリッドエンジンなどの環境問題へ取り組んでいます。ベンツ・BMWなどの高級車もこのディーゼル化がみられ、秋から日本でも本格的にディーゼル車が輸入されてきます。
私が小学生のころの「未来の車のイメージ」はタイヤがなく、道路から浮いて走っているものでした。まさにエコロジカルなイメージ!。先日、ピニンファリーナ社(フェラ-リのデザイン担当)の奥山清行氏が同じイメージを語られていたので驚きましたが、歳も同じでそのころのインパクトある未来都市の絵本を見ていたのかもしれません。
いつになったらそんな近未来自動車が現れることやら‥‥。

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「Mercedes Magazine」
[ 2006/07/12 17:03 ] 雑誌掲載・TV放映 | TB(0) | CM(10)

銀座で見つけた‥‥

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「PASS PROJECT 01 DIARY」

銀座で面白いものを見つけました。
工事現場なのですが、工事中に発生したリサイクル可能な廃材をディスプレイしているのです。
「PASS PROJECT 01 DIARY」と名付けられたこのプロジェクトは、街を行き交う人々にリサイクルの認識と問いかけを行っています。
工事現場から出る廃棄物のほとんどは今やリサイクルが常識となりつつあります。
コンクリートがら、鉄くず、塩ビ、木くず、などすべてが再利用の道を歩むことになります。

ここでは、ガラスの壁を仮囲いの一部に作って、その中に材料毎に分別された建築廃材が入れられて、工事の進行に合わせ廃材量の変化を目で確認できるようになっているのです。

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仮囲いの一部を利用して。

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こんな感じでリサイクル廃材が入れられています。
ちなみに左がコンクリートがら、右が鉄くず。

地球はその上に住んでいる人間の財産であるだけでなく、地球に存在する動物、植物、あらゆる生命体の共有財産です。その地球の上で「ものづくり」する上で欠かせないのが「リサイクル」。ここのところリサイクル思想はいろいろなところで見受けられます。一番身近なのは家庭ゴミの分別+リサイクル回収でしょう。ペットボトル、缶、びん、新聞紙、ダンボールなど、いままで一色単にゴミと扱って来たものをみんなが分別してゴミに出すようになってきました。
地球がゴミの大地とならぬよう、このリサイクル思想をもっとみんなが認識できる仕掛けが街にあるといいなあと感じた蒸し暑い日曜日の午後でした。

ちなみにこの現場はプランタン銀座の隣の現場ですので、お近くを通った時は覗いて見て下さい。
地球にやさしいリサイクル、なにかやってますか?

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信号待ちの人たちも少し立ち止まって‥‥。

私達の事務所では、介護老人保健施設で「再生木材」でできたルーバーを採用した地球にやさしい建築を作りました。
かつて養蚕で栄えた地に建つこの建築は、シルクの細い生糸をイメージした再生木材ルーバーが優しく老人の生活を守るように表現されています。

[ 2006/07/10 15:51 ] 社会 | TB(0) | CM(16)

ジャコメッティにふれて

今日は雨は大丈夫そうだ!と愛車を磨き上げて出かけた日曜日。
葉山までの一路、第3京浜であっけなくドシャ降りの雨に遭遇。
でもまた走っているうちに雨も上がり、曇天のままの一日となりました。

朝、NHK「日曜美術館」を見ていたら「アルベルト・ジャコメッティ」の彫刻についてやっていました。ジャコメッティは以前から好きだったので、テレビの解説に頷きながら見入っていましたところ、神奈川県立近代美術館「葉山館」でジャコメッティ展を開催しているとのことで出かけることとなりました。テレビで新たにジャコメッティ彫刻の見方、感じ方を自分なりに学べましたので、実際の彫刻をぜひ感じてみようと出かけたわけです。

とはいうものの、まずは腹ごしらえということで、葉山に着いてから美術館レストラン「オランジュ・ブルー」でランチしました。満員でしたが40分我慢強く待ち続けたところ、案内された席が一番見晴しの良いテーブルだったのでまず満足。ゆっくりとお料理を堪能してから、ジャコメッティ展に入場となりました。

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「オランジュ・ブルー」から海を臨む。風も強く、波も荒立たしく。

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海を見ながらこんな感じのランチ。「葉山牛の煮込み」

今回は「アルベルト・ジャコメッティ―矢内原伊作とともに」という展覧会でした。
フランスにおいて、哲学者・矢内原伊作が自らジャコメッテイのモデルとなり、ジャコメッティは彫刻家として矢内原を自分の前に座らせてデッサンを繰り返し、矢内原はジャコメッティの前で人間観察をしつつ、お互いの深い人間関係、信頼関係を築き上げっていったのです。その作品完成までには延べ230日を要したといいます。ジャコメッティ自身、深い絆が出来上がった人でないとモデルにしなかったと謂われています。

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展覧会冊子の表紙

ジャコメッティの芸術ポリシーは「見えるものを見えるとおりに表わす」という明解なものでした。
彫刻はその置かれる空間のまわりに新たな空間を生み出し、特にジャコメッティは彫刻との距離の間に存在する空間というものを意識した彫刻家でした。絵画においてもそのほとんどが正面からの姿を描かれ、彫刻においても正面と向き合うことで自分と彫刻との距離感が認識され、どのようにジャコメッティの頭の中にその人物が見えたのか想像することが、今回の展覧会で実感できるのです。私もまず正面に立って見つめ続け、ぐるーっとそのまわりを廻ってからもう一度正面に立つことを繰り返してみました。そうしてるうちに何となくですが、彫刻の距離感、つまり目は引っ込んでいて、鼻が飛び出ている、ほおは少し出っ張って、あごも突き出ているなどと、自分の目で見つめることによって、ジャコメッティが製作していたプロセスで感じていたであろう気持ちに近づいてくるものなのです。生意気かも知れませんが、ちょっとだけそんな気分になりました。
特に空間と距離感は建築においてもとても大切なもので、今回のジャコメッティの彫刻があらためてそれらを認識させてくれた感じがします。

なかなか言葉で表現することの難しい世界ですが、なによりも実際の彫刻と対峙してみて、感じてみるといいと思います。感じ方は自由です。そこが彫刻や絵画の自由でおもしろいところですから。
一度、ジャコメッティの彫刻の<真正面>に立って感じてみて下さい。

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美術館駐車場にて、山を背景に<真正面>にアングルを構えてみました。
MASERATIをマルチェロ・ガンディーニの彫刻と見立てて‥‥。



[ 2006/07/03 21:17 ] 展覧会・音楽会 | TB(0) | CM(12)

言葉との出会い

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イビチャ・オシム


いい言葉にふたつ出会いました。

ひとつは今話題のサッカー次期日本代表監督候補のオシム氏の言葉。
 
   「守るのは簡単ですよ。要は、作り上げることより崩すことは簡単なんです。
    家を建てるのは難しいが、崩すのは一瞬。サッカーもそうでしょう。攻撃  
    的ないいサッカーをしようとする。それはいい家をたてようとするのと同
    じ意味。作り上げることは、つまり攻めることは難しい。でもね、作り上
    げることのほうがいい人生でしょう。そう思いませんか?」

テレビでオシム氏のインタビューを見て、建築家として感動してしまいました。ミーハーですがいっぺんにオシム氏のファンになってしまいました。
友人のブログで紹介されていたオシム氏の本もちょっと興味が湧いてきました。
サッカーを家づくりにたとえるなんて、なかなか頭の回転がいいというか、柔軟というか、とてもわかりやすい話です。
日本代表選手にもオシム氏の意図が伝わる感じがします。



もうひとつはドイツサッカーの皇帝・ベッケンバウワー氏の言葉。

   「強いものが勝つのではない、勝ったものが強いのだ」
 
今やっているワールドカップを観戦していてもよくわかるメッセージです。
サッカーに限らず、社会で活動・活躍している人全てにあてはまると思いませんか?
この言葉、決して「弱いものが負けだ」と言っている訳ではないと思うのです。
勝ったものはその勝ったなりの実力を評価するに価すると言っていると思うのですが、いかがでしょう?.。負けたって、必ず得るものがあるはずです。
「勝ち組」「負け組」なんて誰が言ってるか知らないけど、見聞の狭い、意味ない分類はやめてほしいですね!。
誰もがみんな前向きに、ポジティブに、自由に生きていきたいんじゃないかな!
[ 2006/07/01 15:00 ] 社会 | TB(1) | CM(7)