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小道組曲 by 恩師

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小道組曲(内容はこちらをご覧下さい)

さてブログ「大好きな恩師」アップの翌日にさっそく恩師よりメールをいただきました。
今日は特別に公開させていただきます。

   『ブログ見ました。なにか伝説的教師みたいですね。
    面白おかしい中に、ジーンときました。
    今日からArchitect君はいい生徒であったと記憶
    を修正しておきます。
    今度は名作拙著『小道組曲』をブログにしてください。』

と言う訳で、私も中学卒業後32年の月日が経った今、初めて「いい生徒」だったと認識修正していただけてとても光栄に思っております。

メールを無許可で公開させていただいたお礼と言ってはなんですが、恩師の名作『小道組曲』をご紹介を兼ねて宣伝をさせていただきます。
H・I先生のお名前も出てしまいますが、作家だから仕方ないですよね!
みなさんも是非一度お読み下さいマセ。

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[ 2006/08/31 16:57 ] | TB(0) | CM(2)

49人の母親たち

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今日は土浦市にある児童養護施設「窓愛園」に行って打合せをしてきました。
この「こども達の大きな家」を設計させていただいてから、あっという間に9年という時間が経ちました。みなさんも児童養護施設という言葉を耳にしたとはあると思いますが、児童福祉法第41条では、次のように書かれています。 
   「児童養護施設は、乳児を除いて、保護者のない児童、虐待されている児童
    その他環境上養護を要する児童を入所させて、これを養護し、あわせてそ
    の自立を支援することを目的とする施設」
593年に聖徳太子が大阪の四天王寺に悲田院(孤児院)を作ったのが記録として残っています。そのころから社会福祉事業ってあったのですね。

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いつも廊下で寝ているクマのぬいぐるみ

さて理事長といろいろとお話させていただいている中で、「49人の母親たち」というお話がありました。この「こども達の大きな家」には50人のこども達が一緒に男女仲良く生活しています。年齢は3歳~18歳。この家に顔を出すと、こども達から元気な大きな声で「こんにちは!」。中には私たちに手を振ってくる小さい子もいます。みんなとても明るいのです。心の奥では図り知れない傷を負っているかもしれないのですが。でもみんなほんとにいい顔しているのです。

この「大きな家」では自分以外はみんな自分のお母さんと思うことで、一緒に仲良く暮らしていこうということなのです。大きい子(中学生・高校生)は小さい子(小学生・幼児)のめんどうを見てあげる、そして大きい子が疲れたり落ち込んでいれば、小さい子がお兄ちゃん、お姉ちゃんのところへ行ってお話をして心を和ませてくれる、そんなお互いを思いやるバランスのよい相乗効果が現れてきているそうです。家庭におけるこどもと母親(父親)との密接な関係と同じなのです。こどもって大人が口を出さなくても、そのあたりの微妙な心理状態を感じながら一緒に生活することができるのです。いつもここを訪れるとこちらがパワーをもらって帰ってくることができるのは、きっとこども達のお陰なんでしょうね。

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小学生低学年のこどもたちの描いた絵。
なかなか大胆で想像力豊かな楽しい絵でした。
園内コンクールということで、私も票を入れて帰ってきました。

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シンボルツリーの「けやき」もしっかり根を張りました。
庭の芝とまわりの田んぼの稲の緑がマッチしてます。

[ 2006/08/29 22:02 ] 社会 | TB(0) | CM(14)

赤い心臓

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休みの朝からマセラティのエンジンをクリーニング。
と言っても、エンジン・クリニーング・シートで埃などを拭き取った程度。
でもよ~く見るとそのボンネットの中のシステムは複雑そのもの。
真っ赤なエンジン本体が、この車のパワフルな特性を強調している。

3年で3万キロをちょうど超えたところだが、エンジントラブルは皆無!
ひところマセラティといえばイタリア故障車の代名詞みたいなところがあったが、クワトロポルテもフェラーリの傘下になって、そのテクノロジーを加えられることで大きく飛躍してしまった。今までの大きなトラブルと言えば、冷却ファンが止まらなくなってしまったことくらいであろうか。仕事で遠方に行く途中のことの話で、途方にくれた。でもディーラーのガレーヂ伊太利屋・Y取締役と携帯で電話しながら応急処置方法を教えてもらった。その日は結局、電装系のヒューズケースからファン系統ヒューズを取り外したり、取付けたりして乗り切ったのだ。意外と簡単な操作だったので、私でも多少メカに自信がついたものだった。

車といえども万全ではない。
機械の固まりなんだから故障もある。
でも日本人は特に車に対して故障しないのが当たり前くらいの固定観念に近いものがある。僕も前はそうだった。でも今の車に乗り始めてから、車に対する考えが少しずつ変化してきたのだ。あくまで車は自分の手であり、足であるのだ。そしてこの車を生き物のように扱う自分がそこにいるのだ。エンジンをかけ今日のお伺いをたて、走りながら今日の走行メニューをたてる。4ドアといえどもスポーツカーのジャンルなのでタイヤも太く、道路の凸凹を全てひろって、ハンドルに道の情報をこと細かく伝えてくれる。雨の高速走行でも時速100キロで車線変更の際は、白線でスリップすることさえある。DOHCビトゥルボ(ツインターボ)ということもあり、相当エンジンも熱くなり(尋常でない)パーキングで休憩する時はボンネットを開けてあげたいくらいだ。

この赤い心臓はすごいトルクフルでたのもしい。
アクセルのレスポンスもいい。
エボルチオーネになる前のクアトロポルテでは高速でスピンしたひとの話しなどを耳にしたことあった。あくまでこの心臓をあつかうのは運転するひと。
最近の車は安全に対して相当な企業努力が見られ、バックの際でもソナーやカメラが情報を教えてくれるし、走行中の車間距離も注意を促してくれるものまで現れてきている。でもあくまでも運転するのは人間である。その運転の感覚を鈍らせてしまう装置だけが一人歩きしていってしまうのもいかがなものだろうか?もっと車を楽しんで動かす原点に戻っていかないと、人間がもっと「感覚バカ」になってしまうような気がする。車ももっと「走る」という原点に戻ることを期待したいものである。

そうそうもうひとつ、クワトロポルテに乗り始めて自分が大きくかわったことがある。
それは「気長になった」こと!
イタリアの感覚と日本の感覚では時間軸も考え方も全く違っている。本国から部品を待つにも気長に、本国本社から回答を待つのも気長に、全てが気長におおらかにならないとこの赤い心臓を持つ「お嬢様」とはおつき合いできないかも知れない。
[ 2006/08/28 22:35 ] MASERATI | TB(0) | CM(14)

大好きな恩師

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恩師(右男性)ご夫妻

みなさん誰でも学校時代の心に残る恩師がいらっしゃると思います。
今日はわたくしの大好きな恩師についてお話します。
中学校時代(浜松・中中)の恩師で社会の先生でいらっしゃったH・I先生です。
先生は現在は教職を引退され、その後いつも世界を旅されていて、帰国の度に私たち教え子の元に旅行記をメール(毎月3~5通)で送ってくださるのです。今回のアップした写真は先生ご自身が撮影された写真(先生、ちょっとお借りしま~す!)ですが、いわゆる私たちがあまり訪れたことのない国、パキスタン、シルクロードの国、バルト3国、中央アジア、中近東など貴重な写真を拝見することができるのです。紀行文もとてもわかりやすく魅力的な内容になっています。
「ひととの出会い」「食の文化」「建築」など多岐に渡り、イメージを膨らませながら楽しむことができるのも、先生のお人柄からでしょう。

中学時代は1年と3年の時、担任だったのですがとにかく学年みんなに好かれていた人気の先生でした。2年間も一緒のクラスで学生生活を送れたことは今でも私の財産です。

昼食の時間、早く食べ終ってしまう私はいつも先生のところへ行って、先生のお弁当を手でつまみ食いしてました。奥様の愛情弁当は美味しかった~!
高校進学の際には、先生が「明日までに自分の進路を書いてくること!」とおっしゃったのに対して、律儀な?私は「定規を使って家から学校までの通学路の地図」をキッチリ書いていって、先生に笑われた記憶があります。この汚点話は私の結婚式でH・I先生挨拶でもネタにされてしまいました!。結婚披露宴、大爆笑&大ウケ!
大学生の時は悪友数人と急遽アポなしで、先生の家に遊びに行こうとなり、私が代表で先生のご自宅に電話。
「先生、今から4人で遊びに行きま~す。気を遣わないでください、お寿司なんか決していりませんから!」
先生の家に着いたら、さっそくお寿司が出てきました。スミマセ~ン、気を遣わせて‥‥。

とにかく高校進学の際にも適切なアドヴァイスをいただき、無事?現在のような社会人になっております。いつも旧友と会う度に、H・I先生の世界の旅の話をしていますが、とても羨ましい人生を送ってらっしゃるなあと感じております。
これからも身体に気を付けて旅を続けていただきたいです。
そして今までのように小さくてもいいですから元気な先生が写った旅の写真とともに旅行記を楽しみにしています。

今日も「中東紀行 第10回 ダマスカス旅行記」のメールが私のパソコンに届きました。


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ひととの出会い

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食の文化

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バナキュラーな建築群

(上記写真はダマスカスとは関係なく、以前先生にメールいただいた写真の一部です)
[ 2006/08/25 14:42 ] 社会 | TB(0) | CM(14)

律儀な毛虫

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毛虫に弱い人は決して見ないで下さい。
と言っても後の祭り。もう見てしまったからにはこの毛虫についての知識を!

先日とある都内で竣工写真を撮影していた際に、お向かいのお宅の庭でこの光景を発見しました。
ツバキの葉っぱをむさぼり食う「茶毒蛾」。
ホントに耳を寄せるとバリバリ音をたてているのが聞こえるのです。
ツバキの他にサザンカ、茶の葉に寄生します。

この茶毒蛾、発見しても絶対に触らないで下さい。
体に生えた長い毒毛が皮膚に刺さると、猛烈なかゆみと痛みが何週間も続きます。
体長2cm程度の大きさにもかかわらず、体に生えた毒毛はなんと100万本。
万が一触れてしまった際は応急処置として、ガムテープなどでペタペタと毒毛を皮膚から剥がすのです。その後、水で患部を流し、最悪の場合は皮膚科のお世話にならなくてはなりません。
子供にはなかなか毛虫の知識はないので、面白がって手で掴んだりしてはそれはもう大変!

それにしてもこの茶毒蛾、律儀な食べ方をしていると思いませんか?
綺麗に整列して、葉の先端からみんなで後退しながら葉を食べていくんです。
感心して見ている場合ではないのですが、この光景が1本の大きなツバキの木に何箇所もあるんです。こうなったら、茶毒蛾に占領された枝ごと切断して、彼等を焼き殺すしか手立てはないのです。

とにかく自然の美しさには毒もあることをお忘れなく!!

[ 2006/08/23 14:42 ] 社会 | TB(0) | CM(14)

赤い指

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東野圭吾、直木賞受賞後の第1作。
なかなか受賞作「容疑者xの変身」が力作であったので、「赤い指」にも興味がわき1日で読破してしまった。
2日間に渡る普通の家族で起きてしまった事件を、綿密に心理の移り変わりと共に描写していくその手法は前作に通ずるものを感じる。
高齢化社会での老人問題、子供の非行、家族愛、ここでは全てが過った方向へのベクトルとなって展開するのと同時に、それぞれをシンクロさせることで読者を一気にこの本の世界に引込んでしまう。
「自分だったら」という仮定を登場人物の全てに置き換えて読んでみたのが、誰をもその行動を否定することができず、考えさせられること多き興味深い内容でもあった。
凶悪な信じられない事件の多い昨今であるが、現実の事件の方がすごくその内容は複雑で怪奇な部分を持ち合わせているのが現実。その現実が小説の世界をも超越してしまっていることも多々ある。もっといろいろなことをシンクロさせて非現実な世界を構築してしまっても良かったのでは思ったりもした。表面だけをすら~っと読み流してしまうと、薄っぺらい小説になってしまう「紙一重」の部分も持ち合わせるミステリー?小説であった。
とにかく読み始めたら止めることができない「一気読み」しなくてはいけない小説だと感じたのは私だけではなかろう。
[ 2006/08/22 14:45 ] | TB(0) | CM(12)

稲の絨毯

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先週末まで1週間お盆休みと言いつつも、土曜日は前橋にあるこどもクリニックの現場でした。
打合せ途中、気分転換ということで猛暑の中、現場の外に出てみるとまわりが田んぼでした。
車に乗って仕事場に行くと、まわりをそんなに注意していなかった自分がいることに気付いてしまいました。
いかん、いかん、まわりによ~く目をやらねば!

もうそれは見事な稲緑の絨毯。
あまりの美しさに目を奪われ、写真に収めておこうとカメラを構えていましたら、
 「おお、自然観察ですか?いいですね!」
と犬を連れた麦わら帽子をかぶったおじさんが話し掛けてきました。カメラに夢中になっていて、振り返らずに
 「そうなんです。あまりに稲の緑が美しいものですから」
と回答してからゆっくり振り返ると、さっきまで現場で打合せをしていた小児科の先生ではないですか!。姿を変え、犬の散歩途中だったので、まさかこんなところで声をかけられるとは思ってもみずビックリした次第です。

それにしても今年は梅雨時に豊富な雨、その後はたっぷりの太陽の光。
きっとお米も豊作なんだろうなと感じながら、田んぼをあとにし現場に戻りました。
現場の広い庭ではよ~く見ると、大きさ1cmくらいの緑の子ガエルがたくさんいるではありませんか。きっと暗くなってからカエルの合唱が広い大地に響き渡ることでしょう。

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稲の花。白い小さな花がいっぱい。

ちょうどバケツ稲作にチャレンジしている友人ぼちぼちさんのHPを覗いてみたら「稲の花」のことが書いてありました。私の撮った写真もちょうどまさにこの開花状態。
自然の営みにもっと目を向けてみようと思った瞬間でもありました。

お米は日本人の主食。お百姓さんにあらためて感謝しつつ、秋の豊作を祈りたいと思います。

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稲の根元も小さな水草でいっぱい。植物共生の姿を発見。

[ 2006/08/21 14:41 ] 社会 | TB(0) | CM(16)

瞑想の森

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さてこの建築が何だかわかりますか?

人間最期にお世話になる建築「斎場」です。
人はみな生きてきた証をこの地球に残し、人々の記憶にその人の人生を刻んでいきます。
自分の死後を考えることは現時点ではないにしろ、最期にふれる建築がすごく大切な気持ちになりました。
人間の尊厳、そして魂の昇華する場としての斎場という建築を考えた時、自分自身でその場が選択可能であればいいなあと感じた次第です。

この斎場は建築家・伊東豊雄氏の設計。(表参道ドッズ・銀座ミキモト・仙台メディアテーク)
「瞑想の森」という岐阜県各務原市にある墓地公園の中にある市営斎場です。
閑静な場にしっとりとたたずみ、静かな時を刻み続けています。軽やかに浮遊する白い屋根はそよ風にたなびきながら、その姿はシルクの布のようでもあり、天女の衣のようでもあり、そこに訪れた人の心に大きな印象を刻みます。

今回特別にお願いをして見学させていただきましたが、斎場のホールでは静かにモーツアルトの曲が響いていました。


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ホールは蓮の浮かぶ池に面する。

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ホールから自然をのぞむ。

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橙色壁の中が池に面する家族の待合室

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北側の落ち着いたホール

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炉前ホール。左が収骨室、右が炉室

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池越しの全景

お盆ということもあり、故郷に戻って先祖供養のお参りもしてきました。ちょうどこの斎場も完成したばかりで、見学にはとてもタイムリーでした。斎場の方々のご厚意で、短い時間でしたがこの空間を感じることができ、とてもいい体験をさせていただきました。
[ 2006/08/18 12:49 ] 建築 | TB(0) | CM(16)

まずない!稲妻

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事務所から渋谷方向を見て稲妻を捉えた瞬間。

いきなり回文タイトル「まずない!いなずま」。
このあいだテレビの撮影でうちに来た山内あゆアナウンサーの趣味が「回文つくり」だったことを思い出した。私も大学生のころも仲間と回文つくりで時間をつぶしていたことがあった。
「宇津井健氏は神経痛」(うついけんしはしんけいつう)

さて東京は土曜日14:30ころより雲行き妖しくなり、真っ黒な雲と豪雨。そして稲妻。
仕事の手を休め、稲妻をデジカメにおさめようと決意。
どうも事務所から北東の方向で稲妻が集中。
が簡単に撮影できるわけがない。
そこで‥‥

同じ方向にカメラを向け、ひたすらシャッターを押す。
3分もしないくらいで1枚の画像に稲妻が写ったような気がした。
命中!!
とそんな訳でまず撮れないと思っていた瞬間を押さえた画像がこんなです。

建築基準法では高さ20mを超える建物に「避雷針」の設置義務があります。これは建物ダイレクトに雷が落ちることを防ぎ、避雷針から地面に埋められたアースまで電気の道を作ることで、建物内部の人や機器を電気から護るのです。1回の放電量は数万~数十万アンペア、電圧は1~10億ボルト。ひとたまりもありません。
低層の建物でも笠木部分に避雷導線を張ることによって、雷からの被害を避けたりします。鉄筋コンクリート造の建物の鉄筋にもちゃんとアースがしてあるんですよ。

実は雷被害ってダイレクトの落雷もありますが、地面に流れた電流が建物の中に入ってきて、電気機器を破損してしまうことが多いのです。電気は電圧の高いところから低いところに流れるのをご存じだと思います。電圧の差が電流を引き起こすのです。よって建物(電化機器)から電流を流すアースの電位を均等(「等電位」といいます)にすれば、地面に流れた雷エネルギーが建物に入ってこなくなり、建物内部の電化製品へのダメージも無くなります。
でも家庭では、まず雷が鳴り始めたら電化製品のコンセントを抜いてしまうのもひとつの対策でしょう。

それにしてもあの凄まじい稲妻のエネルギーの有効活用がもっとできればな~なんて思いながら、夏の雷を眺めたりしてました。
[ 2006/08/12 15:51 ] 建築 | TB(0) | CM(20)

真夏の味噌煮込みうどんと犬2匹

日曜日はまた「名古屋の家」の2回目の竣工写真撮影で名古屋まで出向きました。
午前中に必要なカットを撮り終え、建築写真家のU氏と繁華街の中心「栄」まで行って昼食をとることに。超蒸し暑い名古屋の夏に、ご当地名物「味噌煮込みうどん」を食べることにして「山本屋総本家」に行きました。

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かしわ入煮込うどん

運良く並ばずに席に案内され、私は「かしわ入煮込うどん (1,291 円)」、U氏は「一半かしわ入煮込うどん( 1,554 円)」を注文しました。名古屋では「一半(いちはん)」といって1.5人前のことを言い、お寿司でも「一半」というのがあります。ここは土鍋で煮込む時間分、多少の時間を要します。2人で夕方からの撮影の打合せなどをしつつ待つこと15分、やっと出てきました!。蓋の間からグツグツと味噌のおつゆが煮えくり返っています。さっそく食すことに。
ご存じかどうか、味噌煮込みうどんは土鍋の蓋を利用し、うどんを少し冷ましながらいただくのです。それでも十分に熱いのですがね。味は濃いめというか、明らかに濃い!。うどんはかなり固い!というか初めて食べる人は煮えていないのではないかと思うくらいの固さです。七味は60cmはあろう太い竹筒に入っており圧巻な光景を目の当りにします。さて以前からこの栄の「山本屋総本家」を利用していたのですが、お箸が変わってしまいました。今は普通のちょっと上質の割り箸ですが、むかしは超太い箸でうどんを食べていたのです。1cm角くらいの太さの檜の箸でした。衛生上の問題でしょうか?この情緒あふれる極太の箸で味わうのを楽しみにしていたんですがねえ‥‥。

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土鍋の蓋をこんな感じに利用して。

さて名古屋にはもうひとつ「山本屋本店」というのがあります。どちらも商標をお間違いなくとHPではうたっていますが、どちらが先かは私にとってはどうでもよいことです。でも「山本屋本店」では味噌煮込みうどんは2,200円します。うどんがですよ!。といっても「山本屋総本家」でも1,500円近くしますが、とにかく名物ってなんか高くつきますね。味の差がわからない私は「山本屋総本家」を利用することにしています。

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「山本屋総本家」

冷房の効いた「山本屋総本家」で汗いっぱいかいて、また撮影体勢に戻りました。
ちょうどクライアントもお出かけということで鍵を預かっており、さっそく門の鍵をあけたところ、涼し気な日陰のテラスで待機していた2匹のワンちゃん達が私たちに吠え始めました。完全に私たち泥棒扱いです!。番犬としては評価できますね。

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ビ-グル犬(B)とミニチュアダックス(M)のお嬢さんたちです。

M「だれ、あの人たち?」
B「誰だろう?午前中に見た記憶があるような?」
M「とにかく怪しい!ワォ~ン、ワォ~ン、ワォ~ン‥‥」
B「‥‥?‥‥?‥‥」
M「ワォ~ン、ワォ~ン、ワォ~ン‥‥」

あまりにMが泣き止まないので、私とU氏は接近戦に持ち込みました。

U「妖しい者じゃないよ!」
B「確かにそんなに悪そうじゃないわ、クンクン‥‥。」
私「僕もだよ!」
M「ワォ~ン、ワォ~ン、ワォ~ン‥‥」
   (鳴き止まず、そのうちに)
B「ワン」(Mに向かって)
M「‥‥‥‥‥‥‥‥。」

姉さん肌のBの一喝で、Mは遠吠をやめてしまいました。
(クライアントのお話ではBが完全にMのお母さん替わりでしつけしているそうです)

B「このふたりは妖しい人たちじゃない!」
M「わかりました。静かにしてます。」

IMGP9618.jpg
な~んだ、結構おとなしいジャン!
また鳴かれると困るので敢えて望遠で撮影しました。

すぐに私たちの手の甲をフレンドリーに嘗め始めました。
実は私、犬に嘗められるのは初体験でした。ドキドキ!

[ 2006/08/07 14:49 ] 蕎麦・饂飩 | TB(1) | CM(14)

ノルウェーの森から

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英語論文読む準備完了。

今日1通のメールが届いた。
ノルウェーから建築の勉強のため、留学で来ている大学院生のO君からだった。
現在は東京大学大学院で建築学を専攻して、修士論文がまとまったとの報告メールであった。
彼の作成した英語の修士論文もメールに添付されていて、辞書を片手に今から読もうと思っている次第だ。
いつ読み終わるかは誰もわからない。

さてなぜO君から修士論文が届いたかというと、私の自邸が彼の研究テーマの資料のひとつになっているからだ。A4で80ページを超える論文に目を通してみると、確かに自邸の写真や研究文がしっかり記されている。
今年の1月に突然メールで、用賀の家(自邸)を見学させてほしい旨のメールを受け取り、すぐに会うこととなった。ノルウェー人と会うのは初めてだし、英語もしゃべれる訳でもなし、ノルウェ-語など知るはずもない。
会ってみると長身でカッコよく、物腰柔らかい流暢な日本語をマスターしているではないか。多少難しい日本語のヒアリングは出来ないところがあるけど会話は全然問題ない。。自邸を案内していると、どんどん自分の感じた空間感覚を話してくれる。しかもどうしてこうなったのか、どうしてこうしなかったのかとキツイ質問も飛び交うのだ。なかなか面白い留学生だと感じ、後日都内に完成した住宅のオープンハウスにもご招待して来ていただいた。やっぱり空間に対する考えがとてもしっかりしているのをその時も感じた。
そうこうしていたら、O君から結婚の報告メール。相手は日本人、しかも私と同じ出身地。ますます嬉しくなってお祝のメールを送った。とこれを書いていたらプレゼントを送ってないことに気付いたのですぐに準備しなくては!。

ノルウェーでは住宅一区画の最低面積が確か500~600m2と言っていたと記憶している。お隣との距離、自分の庭での充実したくつろぎを可能としてくれるものだ。日本の住宅環境はO君からすれば信じられないものなのだ。特に私の自邸の敷地にいたってはたったの60m2(ノルウェーの1/10だ!)。
そこで彼が研究に選んだテーマが「日本、東京における内部空間のダイナミックス」であった。ノルウェ-人は好きなだけ自分を取り巻く住環境に自然が身近にある。さて日本、特に東京に来て不思議に思ったのが、どうやって都会に住む人はノルウェーのような自然を、ちっちゃな住環境の中の取り込んで豊かな生活をしているのだろうかという比較住居論を研究しようとしたわけである。

実際O君は都内のいろいろな建築家の手掛けた住宅のサーベイをして、自分で空間を感じ、自分独自の空間評価マトリクスを作成している。まだよく論文を読んでないけど、私の家がランキングトップにある。なんか嬉しい!。ということでこれから英語の論文にチャレンジしようと思ったのだ。

それからメールの最後に、今年の11月にノルウェーの大学院を卒業したら、来年の夏くらいまで私の事務所で働きたいと書いてあるではないか!
ありがたいお話だし、涙出るくらいうれしい!

秋からは、ノルウェーの森から建築の友がひとりふえるかもしれない。

[ 2006/08/04 22:26 ] 建築 | TB(0) | CM(14)

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