日曜日はまた「名古屋の家」の2回目の竣工写真撮影で名古屋まで出向きました。
午前中に必要なカットを撮り終え、建築写真家のU氏と繁華街の中心「栄」まで行って昼食をとることに。超蒸し暑い名古屋の夏に、ご当地名物「味噌煮込みうどん」を食べることにして「山本屋総本家」に行きました。

かしわ入煮込うどん
運良く並ばずに席に案内され、私は「かしわ入煮込うどん (1,291 円)」、U氏は「一半かしわ入煮込うどん( 1,554 円)」を注文しました。名古屋では「一半(いちはん)」といって1.5人前のことを言い、お寿司でも「一半」というのがあります。ここは土鍋で煮込む時間分、多少の時間を要します。2人で夕方からの撮影の打合せなどをしつつ待つこと15分、やっと出てきました!。蓋の間からグツグツと味噌のおつゆが煮えくり返っています。さっそく食すことに。
ご存じかどうか、味噌煮込みうどんは土鍋の蓋を利用し、うどんを少し冷ましながらいただくのです。それでも十分に熱いのですがね。味は濃いめというか、明らかに濃い!。うどんはかなり固い!というか初めて食べる人は煮えていないのではないかと思うくらいの固さです。七味は60cmはあろう太い竹筒に入っており圧巻な光景を目の当りにします。さて以前からこの栄の「山本屋総本家」を利用していたのですが、お箸が変わってしまいました。今は普通のちょっと上質の割り箸ですが、むかしは超太い箸でうどんを食べていたのです。1cm角くらいの太さの檜の箸でした。衛生上の問題でしょうか?この情緒あふれる極太の箸で味わうのを楽しみにしていたんですがねえ‥‥。

土鍋の蓋をこんな感じに利用して。
さて名古屋にはもうひとつ「山本屋本店」というのがあります。どちらも商標をお間違いなくとHPではうたっていますが、どちらが先かは私にとってはどうでもよいことです。でも「山本屋本店」では味噌煮込みうどんは2,200円します。うどんがですよ!。といっても「山本屋総本家」でも1,500円近くしますが、とにかく名物ってなんか高くつきますね。味の差がわからない私は「山本屋総本家」を利用することにしています。
「山本屋総本家」冷房の効いた「山本屋総本家」で汗いっぱいかいて、また撮影体勢に戻りました。
ちょうどクライアントもお出かけということで鍵を預かっており、さっそく門の鍵をあけたところ、涼し気な日陰のテラスで待機していた2匹のワンちゃん達が私たちに吠え始めました。完全に私たち泥棒扱いです!。番犬としては評価できますね。

ビ-グル犬(B)とミニチュアダックス(M)のお嬢さんたちです。
M「だれ、あの人たち?」
B「誰だろう?午前中に見た記憶があるような?」
M「とにかく怪しい!ワォ~ン、ワォ~ン、ワォ~ン‥‥」
B「‥‥?‥‥?‥‥」
M「ワォ~ン、ワォ~ン、ワォ~ン‥‥」
あまりにMが泣き止まないので、私とU氏は接近戦に持ち込みました。
U「妖しい者じゃないよ!」
B「確かにそんなに悪そうじゃないわ、クンクン‥‥。」
私「僕もだよ!」
M「ワォ~ン、ワォ~ン、ワォ~ン‥‥」
(鳴き止まず、そのうちに)
B「ワン」(Mに向かって)
M「‥‥‥‥‥‥‥‥。」
姉さん肌のBの一喝で、Mは遠吠をやめてしまいました。
(クライアントのお話ではBが完全にMのお母さん替わりでしつけしているそうです)
B「このふたりは妖しい人たちじゃない!」
M「わかりました。静かにしてます。」

な~んだ、結構おとなしいジャン!
また鳴かれると困るので敢えて望遠で撮影しました。
すぐに私たちの手の甲をフレンドリーに嘗め始めました。
実は私、犬に嘗められるのは初体験でした。ドキドキ!