ホーム > アーカイブ - 2006年10月

マリオットにて

というわけで前回ブログで書いたとおり、名古屋駅の上に聳え立つマリオット・アソシアホテルにある「華雲」で弟のフィアンセとお会いしてきました。
初対面ということもあってたぶん緊張されていたとは思いますが、とても気さくで明るくかわいい才媛でしたよ。大学のことや故郷のことなどいろいろなお話を伺いながら日本料理をいただき、あっという間に楽しい時が過ぎていきました。ホントにこれから弟はじめ、両親、私たちともよろしくお願いしますという気持ちでいっぱいになりました。
ほんとにいいものですね! 幸せなふたりを見るのは‥‥

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ホテル18階にある日本料理店「華雲」
名古屋の街を一望できる個室の前には白い大きな石のある庭となっていて、落ち着いた雰囲気を演出してくれます。お料理の京会席は目で美しさを感じ、香り楽しみ、味で秋を感じるという満足できるものでした。日本人でよかったなあ~と感じる一瞬でもありました。

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先付:白子豆腐(あまりの空腹にさじをつけてしもうた!)

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椀:百合根の摺り流し

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造り:鯛・烏賊・鮪

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煮物:甘鯛小袖羽二重蒸し

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凌ぎ:平貝重ね寿司

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焼物:鰤薙浜焼き
このあと栗ご飯、赤出汁、香の物

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水物:季節のフルーツ

[ 2006/10/30 23:05 ] | TB(0) | CM(12)

目出タイ×2

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私には4歳下の弟がいます。
広島の大学で発達心理学なるものを助教授として講議していると聴いております。
先日深夜、事務所に弟から電話があり、
 「お兄様にお話があります。わたくし結婚することとなりました。」
 「ええっ!!、そ、それは、お・め・で・と・う!!」
と結婚には縁遠いものと勝手に思っていた私としてはビックリ・ハッピー・サプライズ!

ということで土曜日に名古屋で、弟のフィアンセと弟、両親と私たち夫婦6人でホテルで初顔合わせと食事をすることになりました。
なんか妹がひとり増えると言う感じなんでしょうか?
家族がふえるというなんとも言えない嬉しさが込み上げてきますが、弟と結婚してくださるお嬢様に感謝の気持ちでいっぱいです。
弟とは私が高校2年生の時から別れて生活(不幸なお話でなくて、私が高校生の時に父の仕事の関係上、転校するのがイヤで一人暮らしを選択したからです)していたのですが、私と違ってあまりにしっかり者のため、まず2人で人前に顔を出すと私が弟に間違われます。
フィアンセも岡山の大学で心理学の講師をされているとのことで、同じ学問の道を歩む二人の新たなる生活もきっとうまくいくことでしょう。そう心より願っております。

まあメデタイお話が急に飛び込んできましたので、まずはフィアンセにお会いできるのを楽しみにして、名古屋に行って参りま~す!

[ 2006/10/26 22:00 ] 社会 | TB(0) | CM(12)

MASERATIの自転車

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無性にこの自転車に魅力を感じてしまってます。
誰かこの中のどれか所有されている方、いらっしゃいますか?
イタリア名門のコルナゴ社(COLNAGO)で製作された自転車らしいのですが。
情報あればお知らせ下さい!
ちなみに写真は2003年のイタリアミラノサイクルショー(EICMA)です。
こんな自転車で一度でいいから風を感じて走ってみたいね‥‥

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[ 2006/10/26 10:13 ] MASERATI | TB(0) | CM(12)

伊東豊雄・建築展

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建築の展覧会って興味ありますか?
今、初台にある東京オペラシティ・アートギャラリーで「伊東豊雄 建築|新しいリアル」という建築展が開催されています。
伊東豊雄氏は日本を代表する世界的建築家ですが、「せんだいメディアテーク」「トッズ(表参道)」「ミキモト(銀座)」「瞑想の森・市営斎場(以前ブログで紹介)」などを数々の建築を世に送り出しています。

建築の展覧会来訪者は自ずと建築関係者、建築を學ぶ学生が多いのですが、今回のこの展覧会は一般の方たちも楽しめるものになっていると思い、今回ご紹介しようと思った次第です。
大きなオペラハウスの模型、ウネウネの屋根(瞑想の森/斎場)の原寸モデルを歩ける体験、平らな部分を排除した真っ白な床の展示室を靴を脱いで素足で見て廻る体験、大きなスクリーンに写し出される工事映像など、盛り沢山の企画展示が来訪者に語りかけてくる仕掛けがなかなか新鮮で好感持てました。ちなみに会場構成は伊東豊雄氏自らによるものです。

特に台湾で進んでいいる「台中メトロポリタンオペラハウス」の模型(上写真)は圧巻でした。
3m×3mくらい大きさはあったでしょうか。今までになかったような有機的な建築。生命体をも想起させるフォルム。表だと思っていたらいつのまにか裏だったり、内部だったと思っていたらいつのまにか外部になっていたりする、ミクロの決死隊で人体に迷い混んだかのような、面白い息づく生命体のような空間構成が見事に構築されているのに目を奪われ、時間をも忘れてしまうくらいでした。

建築の可能性、建築の社会性、建築の楽しさをあらためてしっかり考えさせてくれた有意義な展覧会でした。自らに建築のエネルギーをもらったような気持ちにもさせてくれた感じもします。
よ~し、やるぞ!!

12/24まで開催されていますのでぜひ一度、建築の楽しさをご堪能くださいマセ。

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会場エントランス。3階にあります。
[ 2006/10/24 10:39 ] 展覧会・音楽会 | TB(0) | CM(8)

踊る雫

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久しぶりの雨です。
リビングからふとガラス越しに目をやると綺麗な光景が展開しているではありませんか。
雨の雫がガラスデッキをキャンバスに絵を描いていきます。
最初は小さな宝石のような粒だったのが、徐々に成長していきます。
お互いが重なり合って、カタチを変えながら大きな宝石になっていきます。
ライトを浴びた雫どうしはどんどんキャンバスの上で動き始めます。
まるで雫のダンスのように‥‥

賑やかだったダンスも隣の雫と繋がっては、最後は川のように流れて行ってしまいます。
無常なる光景、自然の造形に心奪われ、しばし静かなひとときを送った日曜日の夜でした。


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ガラスに散りばめられた雨の宝石(リビングから)

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アメーバみたいな、ペイズリ-柄のような‥‥(パーキングから見上げて)

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道往く人もこんな感じに見えるかな?

今回はモノトーンでアップしてみました。
アタマの中で自分なりのカラーをイメージしてみてください。
ちなみにガラスはこんなですよ!

[ 2006/10/23 17:00 ] 建築 | TB(0) | CM(10)

和栗のモンブラン

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用賀に住んで20年近く、ず~っと気になっていたパティスリーが近所にあります。
マンションの1階に小さく構えているのですが、何にもないところなのです。
あまり人も歩いていない場所に静かに佇んでいるんです。

はじめてガラスの入った木製の框扉を開けてパティスリーに入ってみました。
綺麗な手作りケ-キがいっぱい並んでいます。
スイーツ好きの私の目は右へ左へ動き、優柔不断という性格が顔を出します。

実はこのパティスリーは、会員制レストラン「Q.E.D.CLUB」のデザートを受け持っているのです。
Q.E.D.=Quod Erat Demonstrandum (ラテン語)は「以上、証明終り。これ以上最高のものはない。」を意味するそうです。

さて迷った挙げ句、チョイスしたのは「和栗のモンブラン」
大きな和栗がふたつ乗っていますが、実は食べはじめると中にも生クリームに包まれた和栗がもうひとつ。和栗は程よく甘くて適度な柔らかさで口の中でとろける感じ。全体的に甘さ控えめで品がいいモンブランという感じです。
ちょっとこれからいろんなモンブランにこだわりを持って食べてみようと思わせたモンブランでした。ちなみにひとつ520円でした。
美味しいお薦めのモンブランがありましたら、情報をよろしくお願いいたします!

[ 2006/10/18 21:58 ] モンブラン | TB(0) | CM(16)

南青山の青い空

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青山1丁目で日曜日の午後は打ち合わせ。
終って外へ出ると、何となく夕方の景色に都会は変貌していた。
街の光景を楽しみながら、渋谷まで青山通りを歩いて帰ることにする。

外苑前と表参道の間で、休日の高層ビル現場に出会う。
仄暗くなりかけた青空に浮かぶピンクのうろこ雲。
赤いタワークレーンのシルエットが美しい。

でももうすぐこの青山通りから見えるこの美しい空も新しいビルでかき消されてしまう。
都会の宿命?
映画「ゴースト」に現れる地獄からの無気味な使者のシルエットのよう。
黒い鉛筆で書かれた大空へのイタズラ描き?

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ちょっと消しゴムで消してみたくなる。
せめて小さくてもいいから孔を空けてくれたら、それはまた嬉しいのだけれど‥‥。

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[ 2006/10/16 11:57 ] 都市 | TB(0) | CM(10)

MASERATI MC12

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マゼラ-ティ最強マシン・MC12。(以前体験乗車
5.998ccエンジンは、630hp/750rpm、66.5kgm/5500rpmを絞り出す。

さてこのマシンを雪道であやつる兵(つわもの)を「YouTube」で発見。
フロントスポ-ラ-が雪をかき分け、ヨタヨトとお尻を左右に振りながら前へ進むMC12の姿はイメージから程遠い。
マニュアルを参考に、ガソリンスタンドで冷却水を入れている姿は微笑ましい。
最後の方では友人を助手席に乗せて、また雪道をお尻を振りながら走るのだが‥‥‥‥。
もうこれ以上は‥‥‥。
あっ、あのMC12が‥‥‥。

8分30秒にわたるMC12の勇姿はこちらから!

上記の「YouTube」には、あと2本の「MC12」がリンクされている。
ホッケンハイムを走行する「Edo-competition Maserati MC12R」も最高!

もっとMASERATIを見たい方はこちらから!!

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[ 2006/10/13 21:25 ] MASERATI | TB(0) | CM(8)

麗郷のしじみ

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渋谷は道玄坂からちょっと小路に入ったところにある有名な台湾料理の老舗「麗郷」。

レンガアーチをくぐるとザワザワと会話でいっぱい。1階が空いていても必ず「お2階へどうぞ」と言われ、階段をトボトボ登っていくとなんと2階はほぼ満席。「こちらで相席どうぞ」と言われても、後ろの人とぶつかって座れるスペースなんかないじゃないの!。一体どういう空間認識なの?。また階段をタラタラ下り、余裕で4人テ-ブルに2人でゆったり席を確保する。一体なんなんじゃ?!。

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1階はガラス越しに厨房があり、12人(しっかりカウントした)の白い衣を纏った厨房師さんが忙しそうにセカセカと調理している姿が見える。ガラスの前には美味しそうな名物・腸詰が、簾のようにいっぱいぶら下がっている。

まずキンキンのビール(相方)を注文。ここ麗郷で絶対に注文すべき料理は「しじみ」。ニンニク醤油に漬けた大粒のしじみだ。細かく刻まれたニンニクがすこぶる効いて旨いのだ。プリプリした身をチビチビひとつづつ食べるのも趣き深い。私なんぞは、しじみの身がなくなったところで、お箸でカラの貝(片側)をうまくつかんで、残ったニンニク醤油と刻みニンニクを貝に入れ、チュッチュ吸って全て残さず頂いた次第だ。まあ麗郷に行けば、ほとんどのテーブルに「しじみ」があるのでやっぱり名物なんだろうね!。ストレス抑制、免疫力強化をお考えの方にはぜひともお薦めの「しじみ」。

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店の従業員は愛想は良くない。ニコニコなんて笑顔は見せない。僕の後ろのグループなんかは食事後おしゃべりしていたら、店も混んでいたこともあってか主人が現れ「もう席を空けてくれ」みたいなことを言っていた。信じられん!。でも誰も文句ひとつ言わないのは味に満足できるからなんだろうね。
料理はホドホドにお高い。といってもひと皿800円~1500円程度。料理も台湾料理としてはひと皿が少なめだが、味はとにかくイイ。
ここ麗郷では、あと「腸詰」と「空芯菜の炒め」が絶対お薦め。
渋谷でおなかペコペコになったら、是非一度立ち寄ってみてはいかが!


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豚肉の甘酢唐辛子炒め
豚肉ホカホカ、唐辛子がメチャメチャ効いてとても刺激的で旨かった!

[ 2006/10/12 21:51 ] | TB(0) | CM(10)

初・海ほたる

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大きな真っ青な海に囲まれた時、なんと開放的な気分になるんだろう!
小さな孤島でも行かない限り、自分のまわり360゜大海原という体験はなかなかできない。
「海ほたる」は東京湾に浮かぶ人工島。
はるか彼方の横浜、東京、幕張、京浜コンビナート、木更津といった限りない人たちが生活を営む大地に、この大海原が囲われている錯覚にも陥る。
太陽の燦々たる光に輝く順光の風景、また逆光でちりばめられた細かい光を反射する豊かな表情を生み出す大海原。
海ほたるから見た水平線の上に見える高層ビル群が何と小さく見えるのであろう。
あんなに大都会は小さかったのかと、あらためて海越しに見える風景を実感する。
海ほたるのデッキで日常の出来事から解放され、そして巨大な海からちょっとだけエネルギーを受け取った気分になる。
心地よい汐風を全身いっぱいに受けながら‥‥‥。

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逆光に煌めく壮大な海

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海ほたるのデッキ、客船をイメージしているんでしょうね。

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遠方には富士山のシルエットが‥‥

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コンテナ船の上に大都会の風景を載せて‥‥

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東京湾に潜り込むトンネル、向うは横浜

[ 2006/10/10 09:05 ] 建築 | TB(0) | CM(20)

やらまいか交流会

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10/4(水)永田町で浜松市主宰の「やらまいか交流会」が今年も開催されました。
500人近くの浜松ゆかりの人が集い、地元名産品のやなぎ・アサリ・スッポン・メロンなどを堪能しながら一同楽しく懇親を深めた次第です。
「やらまいか交流会」とは、来年4月の浜松市・政令指定都市移行に向けての「元気な浜松」をアピールする場でもあり、財界・政界・芸能界など、さまざまな分野の方々が集う会なのです。
浜松人には「やらまいか精神」という気質があります。これは「失敗なんか恐れないで、まずやってみよう!」という前向きなスピリッツなのです。

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北脇市長の挨拶(北高22回卒)

交流会は北脇浜松市長、そして「やらまいか大使」というアピール効果高い著名人の挨拶から始まり、みんな思い思いの行動に移ります。私は同窓会関東支部の幹事をやっていたこともあって、浜松北高同窓を中心にお皿を片手に会場を巡ってました。

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鈴木重子さん(36回卒)・鈴木光司さん(28回卒)・澤井信一郎さん(映画監督・9回卒)

まずは2年先輩の作家・鈴木光司さん。(同窓会でお会いできなかったことから切り出して)
「いや~、ことしの6月、あの同窓会の時はちょうど海の上だったんだよ~。(中略)またもう少ししたら大作が出すから、また読んでね!」
とテキパキとした、ちょっと舌たらずの話し方される、頭切れる感じの優しい方でした。

次に6年後輩の東大卒のジャズヴォーカリスト・鈴木重子さん。(自己紹介とCDにふれて)
「(前略)何回卒でいらっしゃるのですか?(中略)そうすると私が6年後輩ですね!」
と雲の上でフワフワと浮かびながらお話しているような、なんとも言えない心地よい気持ちにさせてくれる方でした。

その次に大先輩のNHK会長・橋本元一さん。(関東支部・有馬朗人支部長のことにふれて)
Architect「同窓会関東支部長の有馬先生が、もう引退して次の支部長に橋本さんになってほしいとおっしゃってましたよ。」
橋本会長「いや~、まだまだ有馬先生がお元気なうちは、ず~っとやっていてもらわなきゃ!。有馬先生にもそう伝えといてくださいよ!」
ととても明るいオ-プンで笑顔の素敵な方でした。いつもテレビにNHKのことで出ている時は神妙な顔付きですからね?!。

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やらまいか大使(左から3番目がNHK会長・橋本元一さん 北高14回卒)

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上原ひろみさん(ジャズ・ピアニスト 北高50回卒)のビデオレター

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浜名湖名物・すっぽん鍋。コラ-ゲンたっぷり、旨かった~!

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会場は熱気ムンムン、こんな感じでした!

「やらまいか」の精神。
この会場に集まっている人みんなが持っていると思うと、とてつもないスピリッツ・エネルギーを感じてしまいました。またこのエネルギ-がこれからの日本を動かしていく原動力の一部になることも願いつつ‥‥。


[ 2006/10/05 15:24 ] 同窓・浜松 | TB(0) | CM(10)

憲法九条を世界遺産に

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ついついタイトルに興味をもってしまい、雨の日曜日に読んでしまおうと買って読み干して(?)しまったのがこの本。

   『憲法九条を世界遺産に』

漫才師・爆笑問題の「太田光」と、宗教学者?(文化人類学者?哲学者?)の「中沢新一」の対談である。
ボケとツッコミがバランス良く展開して話が進んでいくのかなと、期待しつつページをめくっていったのだ。そもそも「太田光の私が総理大臣になったら―秘書田中」というテレビ番組のマニフェストとして提案されたものが、今回対談という形でまとまったわけだ。最近の太田光の言動には歯切れが良過ぎて、右翼から脅されたり、ブログで誹謗中傷されたりいろいろな話題を私たちに振りまいてくれている。芸人にもいろいろな人がいるわけで、彼のような芸人の立場で、いまの無関心で、なにも言葉を発しない若い人たちを刺激するきっかけになるだけでも評価できると感じた。対談においては、太田光の方が大いに真面目で熱く(テレビで見せる、あのこめかみに血管を浮き立たせる感じで)自分の考えを一生懸命に語っている反面、中沢新一の方はボケを交えながら、太田の話を微妙にはずしながら、お互いに微妙に噛み合っていないところがっ微笑ましかった。中沢新一については個人的にあの「オウム事件」の時、宗教学者としてしっかりした発言もなく、自然にフェードアウトしていったことが、宗教学者として許せなかった思いがある。

さて対談は最初から宮沢賢治や、彼の思想や運動に影響した田中智学の話から始まる。宮沢賢治の小説・童話における平和思想、人間と動物、人間と植物との共生思想といった誰もが知っている彼の思想とは別に、満州事変などの戦争を肯定する一面も持っていたという。このあたりの矛盾が日本国憲法を見つめ直す鍵だということでこの対談は進んでいく。
異色の対談ということで、中身も全てが『憲法九条を世界遺産に』に固執することなく、いろいろな方向に話のベクトルが向いていたところが良かった。宮沢賢治の童話「月夜のでんしんばしら」に描かれる風景は、レーニン時代の社会主義のイメージと似ている話や、中沢を宗教学へ導いたという安楽庵作伝の「醒睡笑」にかなり興味がわいた。ちょっと紹介しよう。

   「むかしの京都の日蓮宗と浄土宗のお寺の話なのだが、道を挟んで仲悪く喧嘩や
    悪口が絶えなかった。ある時日蓮宗のお寺の坊さんが「法然」という名の犬を
    飼い始め、「法然のバカ」と言いながら小突きまわした。すると今度は浄土宗
    の坊さんが「日蓮」という犬を飼い「日蓮のバカ」と虐めた。エスカレートし
    つつ、ある日散歩で道で出くわした2匹。取っ組み合いの大げんかになったの
    だが、日蓮宗の坊さんは「法然がんばれ!」と応援し、浄土宗のお坊さんは、
    「日蓮ガンバレ!」と応援し、ふと両者が気付いた時には、お互いの反目をや
    めていたという滑稽なお話」

なんか話がずれてきたが、この本の内容もタイトルを考えるとつかみどころない感じだったが、自分自身の頭でもう一度、自分の国の平和憲法を考えさせてくれるという意味では、取り組みやすい本かも知れない。ジョン・レノンの「IMAGINE」のもつピース・メッセ-ジは世界中に歌としてみんなの耳を通して伝わった。「日本国憲法第9条」はどうやって世界にもっと広めることができるのだろうか。たとえ世界遺産とならなくとも、世界で唯一の戦争原爆被爆敗戦国となった日本人だからこそ、世界に強く訴えていかなくてはいけないと実感できた。安部首相も「美しい国へ」で世界との向き合い方を含めたいろいろな手法を述べているが、日本国憲法第9条がどう変わるのかを見守っていこうと思った。こうは書いてみたものの、自分の第9条に対する考えがどうやれば国民の一意見として、お国の耳に届くのだろうか?

もし改憲があるとすれば、どう「日本国憲法第9条」が変わるのか、現在の条文をもう一度確認することにしよう。

  【日本国憲法第九条】
    日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、
    国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、
    国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
    前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、
    これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

[ 2006/10/03 11:02 ] | TB(0) | CM(6)

ナイス蚊っち!

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前回ブログの家の竣工写真を撮影している最中、一匹の蚊が部屋の中に侵入してきた。
クライアントが取出してきたのは、何やら子供用のバトミントンの形をした可愛らしいピンク色のラケット。

蚊が私のそばに飛んできた。
「エイ」とばかり軽くひと振りすると「アラ、不思議!」
蚊が姿を変えずにフローリングに落下して、見事な大往生を遂げているではないか!

実はこのラケットなるもの、手を触れずに蚊を退治してくれる優れものなのだ。
名を「ナイス蚊っち」という。
柄のところにスイッチがあり、スイッチを押すと瞬間的に細い金網ネットに静電気が流れるそうだ。静電気でもあっても蚊にとっては相当な電気ショック。もちろん人間には無害。手で捕るより捕獲率も高い。450円程度でドンキホ-テとかで手に入るらしい。

誰の血を吸ったかわからない蚊を手で叩いてつぶすのはイヤな方、殺虫剤を部屋中に散布して部屋の空気を汚すのがイヤな方、狭い部屋でテニスの素振り練習を強行したい方、是非この「ナイス蚊っち」を!
部屋のインテリアとしては堪え難い逸品ではあるが、効果は抜群!!

蚊もだいぶ少なくなってきたこの時期だが、来年は家に1本「ナイス蚊っち」を用意しておくことにしよう。

[ 2006/10/02 16:55 ] カメラ・小物 | TB(0) | CM(10)