
目の前広がる浅間山の勇姿。青空が眩しい!
なんとも言えない秋らしい日曜日の透けるような青空。
浅間山のふもと・軽井沢に友人ご夫妻とお出かけしてきました。
そこで出逢った素晴らしいフランス料理を今日はご紹介いたします。

森の奥に静かに佇む一軒家。
ここが今日の舞台です。
知る人ぞ知る、まるで隠れ家のような雰囲気を漂わせてます。
クルマのエキゾースト音を察して、タイミング良くお店の方が出てきてお迎えをしてくれます。なんという気の配りよう!
心地よい透き通った空気の中で深呼吸をして、お店に入ります。
おおっ!まるで中は普通のホンワカした自分の家のよう。
グランドピアノがおかれ、黒皮のソファーもおかれてます。
その奥に4人のテーブル席。そこが今日の舞台のようです。
軽井沢の柔らかい光が白いカーテンを通してテーブルを優しく照らしだしています。
さっそく4人がが席に着くと、宴の始まりです。
ここは完全予約制。
今回は友人ご夫妻のあらかじめオーダーしておいた一品一品のお料理ががランチで繰り広げられました。

■舌平目のマリネ ボンパパ風
シコシコした食感、程よく冷やされた舌平目の甘さが口の中で広がります

■フレッシュ・フォアグラのソテー 生トリュフのソース
新鮮なフォアグラは表面が程よくソテーされ、中はレアー。トリュフもいい香りなこと!
下に敷かれたリゾットととても相性がイイです!

■ムツの聖護院大根蒸し カレー風味白バターソース
見た目はボリュームたっぷり! でも食べはじめると止まりません。

(↑同)聖護院大根が何重にも重なられた中に、温かくて柔らかいムツが包まれてます。
カレー風味も上品に押さえられていて、大根の甘さと柔らかさがよく伝わってきます

■天然木の子のスープ
ちょっとここでひと休み。Wifeイチオシの逸品です!

■活オマールのラビオリ
特別にメインディシュを魚介とお肉を用意していただきました。
プルプルのオマールエビはお口の中で踊ります!! ラビオリがその味を閉じ込めてました

■但馬牛のソテー
最後のお料理。レアーにソテーされたお肉の味を存分味わえるソースをかけていただきます
地元の温野菜と一緒にいただくと、いくらでもお腹に収まりますよ!

■手作りチーズケーキと柿のシャーベット
ブルーベリーのソースにつけていただくケーキは最高! 濃縮されたチーズの味が刺激的です
季節を感じる柿のシャーベットは締めくくりとしてGOOD!温かいコーヒーとマッチします

4人でランチを堪能したお部屋。左にはグランドピアノ、奥左にワインセラーがあります
お料理の味は最高!!
具体的に言葉で表現することが評論家でない私にとって難しいですが、とにかくお料理の出されるタイミングがとてもいいです。一皿ずつ丁寧にテーブルに出されたお料理の説明とポイントを聞かせていただきました。
お味は気取った感じがなく、ごくごく自然に、地元の取れ立ての野菜などをふんだんに取り入れたお料理を堪能できます。お味もしつっこくなく、とても上品なお味で食が進みます。どのお料理も材料の新鮮さと異種同士のコラボレートが素晴らしく、初めての体験をいっぱいさせていただきました。
何より料理人のお料理に込められた暖かな真心がいっぱい伝わってきました。

あまりの美味しさに「すみません、今日のお料理メニューをメモでいただけませんか?」とお願いしたところ、料理人・福島由和さん自らが、フランス語と日本語でお料理名を丁寧にしたためてくださいました。しかもサイン入りです!
もともと青山でお店をやられていたのですが、軽井沢にステージを替えて、フランス料理の腕を振るっておられます。
とてもお料理とそのホスピタリティーに満足しながら、私たち4人はボンパパを後にしました。
「美味しいお料理をありがとう!また来ますね!」
私たち4人、とても幸せな気持ちになって感謝した次第です!
もちろん、車が見えなくなるまでお店の方は見送ってくださいます。
美味しい真心こもったお料理は、ホントに人の心を和ませてくれるものです。
もし軽井沢に行かれることがあれば、ぜひ
ボンパパのお料理を堪能されることをお薦めいたします。
ご予約だけは忘れずにね!!