『流山おおたかの森』。TXの駅名にもなっていますが、駅周辺の商業地開発はどんどん進んでいます。かつては「おおたか」の生息する森が広がっていたそうですが、その面影は姿を消し、人間による森林伐採で区画整理砂漠となってしまいました。そこには徐々にアパートや住宅がまた建ち始める様相を呈しています。
この土地で少しでも森を復活すべく、できるだけたくさんの樹木を植えながら、緑あふれる新しいコミュニティ住環境(23戸長屋)を再生しようと、土地のオーナーと一緒に計画しつつあります。「おおたか」が戻ってきてくれるかはわかりませんが、かつての森の姿に戻すようにする努力が、私たち人間の義務だと切に感じています。

TX(つくばエクスプレス)の開通に伴い、沿線では住宅開発が主にUR主体で始まりました。見渡す限りこんな砂漠状態。ここが計画地。

敷地の横を走る東武野田線の西側には森の面影が少し残っています。こんな森が何ヘクタールも広がっていて、おおたか、たぬき、うさぎなどが生息していたそうです。

雄大に空を舞うおおたか