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ちょっと八丈島まで

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雲海の美しさに思わず感動!


ウィークデーの昨日、八丈島に初上陸してきました。
東京は朝方雨でしたが、さすが300kmも南の「ひょっこりひょうたん島」に着いた時は晴れ間のある曇りだったり晴れだったりでした。
羽田空港からB737で40分で八丈島空港に着いてしまいます。あまりの近さに今までの八丈島の知識を変えなくてはいけない状況でした。とはいってももともと知識なんて持ってませんでしたが‥‥

さて八丈島っていうとみなさん何を思い浮かべますか?
綺麗な海、ダイビング、釣り、くさや、明日葉、島流し、流人、火山、八丈島のキョン(鹿)?
私は伊豆七島で大島だけは旅行で行ったことあるのですが、ハッキリ言って綺麗な海くらいしかイメージできませんでした。
島に着いてから14:00くらいまでに用をすませ、夕方帰りの飛行機便まで急いで八丈島を巡ってみることにしました。
流石に「常春の島」と言われるだけに東京より3度~5度気温が高いのと湿度も高いことあって、薄手のセーターでさえ邪魔なくらいでしたね。歩いているだけで汗が吹き出てきます。なんせ港に停泊中の大きなヨットにいた外人ファミリーは水着になって泳いではしゃいでました!。まさに横を流れる黒潮(暖流)の威力を見せつけられたという感じさえします。

八丈島は人口8800人、島を車で一周しても約1時間、ふたつの火山があり東に三原山・西に八丈富士という美しい山があります。とにかく島全体が火山岩でできている上に南洋植物の緑で覆われ尽くされているって感じでしょうか。街もそんなに大きくなく、家もあっても点在しているって感じです。とにかく大自然ありきという島のイメージです。島全体が「富士箱根伊豆国立公園」にも指定されています。
八丈島には縄文時代から人が住んでいたとされ、平安時代から江戸時代にかけては「島流しの島」として多くの罪人(流人)が生活しており、その様子は以前ブログで紹介しました「るにんせん」という小説でも紹介されています。
街にはお年寄りが目立ち、漁業・農業に従事している人が多いのでしょうか?。車を走らせても街をちょっとはずれると前後に車(ちなみに八丈島は品川ナンバーです)の姿はありません。信号も街中だけです。たまに出くわす大きな信号のない交差点なんかは逆に恐怖を感じてしまいます。

ショートステイのバカンスでもいいし、ダイビングやフィッシィングなどのマリンスポーツを楽しめるのが八丈島です。常春の島の冬も寒さ知らず。今でも心地よい風が吹いています。みなさんも是非一度、上陸にチャレンジしてみてください。

そんなわけで限られた時間の滞在での「島巡り」をご紹介いたします。
写真を選び切れず、ひたすら多いので気長にどうぞ!


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いよいよ八丈島が見えて参りました。

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港の上を飛行中。いよいよ着陸です。

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八丈島空港のすぐそばにそびえたつ「八丈富士」(854m)

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島の南西にある八重根漁港。ヨットの上にいた外国人一家はスイミング中!

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八重根漁港からの八丈富士の眺め

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八丈島の北西に浮かぶ八丈小島。無人島で天然ヤギがいるそうです。
この小島の右側に1年に数回クジラの集団が通過し潮を吹いているのが見えるそうです。

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南原千畳岩海岸。海に流れ込んで固まった広い溶岩大地です。

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遠くに八丈小島をのぞんでみました。

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ここの溶岩はすべてあの八丈富士の火口から海まで流れ出てきたものです。

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波打つ海の近くに寄ってみました。4~5mの海のうねりって恐怖というか凶器です。

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溶岩接写。アツアツの溶岩に海の波があたってできた自然造形でしょう。

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八丈名物「あしたばうどん」(1050円)
明日葉を擦って細い緑色のうどんになってます。もちもち感とのど越しがグッド!
明日葉天麩羅もついてます。

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うどん屋さんにあった写真。ホエールウォッチングもエンジョイできます!

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街の歩道などいたるところに咲いているハイビスカス

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八丈植物公園。まったく自然のままの樹木群の中を散策するって感じです。

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さっき食べたばっかりの明日葉。こんな感じに生えてます。

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大里の玉石垣。いわゆる八丈島の強い海風に対抗してできた知恵の垣根です。
玉石(30~40cm)を積み上げて植栽の台を作ります。そこに防風林を植えるのです。
この玉石、江戸時代の流人が海にころがっているものを山に手で運んできたものです。

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人の高さと比較してみてください。高いものは迫力ありますねぇ。

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民家の入口です。コーナーは火山岩の切り出し岩で組み上げてあります。

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屋根しか見えません。それにしても美し~い!

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玉石のアップ。苔むす美しさに見とれてしまいます。

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完璧に風対策の施された民家。海が見えるとかあんまり関係ないようです。

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八丈小島をのぞむ玉石垣のある坂道

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大坂トンネル展望台からの八丈富士の雄大な眺め。
夕陽を見て帰ろうと思ったのですが残念ながら曇りで夕陽を拝めず仕舞でした。


夜の羽田空港に戻るとそこはまた肌寒い東京の空気でした。
さっきまでいた八丈島がもう懐かしいのは、八丈島への恋でしょうか‥‥‥?!

[ 2006/11/29 14:03 ] トレッキング・旅 | TB(2) | CM(20)
これは一泊なんですか?同じ東京都でも違い過ぎますね~。
玉石の積み方が美しいですね。
「ちょっと」シリーズもだんだん遠い所まで行ってますが、次は国外かも知れない…。
[ 2006/11/30 04:07 ] [ 編集 ]
お家の石垣、面白いですね。日本じゃないみたい、だけど、ひょっこりひょうたん島っぽくてかわいい。
高い波打ち際の写真は、いかにも流刑にされる島という感じですね。
[ 2006/11/30 06:07 ] [ 編集 ]
飛行機乗れて!(B737)

素晴らしい景色、それを逃さず撮ってくるArchiectさんのセンスの良さ凄いです!(画質も凄い)

最近はちょっと出かけるときもデジカメを持ち歩くようになりました。

おぉーっいい感じって、思ってもなかなか撮れないです。

難しいです!
[ 2006/11/30 11:55 ] [ 編集 ]
きれいな雲~
ふかふかしていてのっかってみたい衝動にかられました!
島を走る車のナンバーが品川なんて・・・
イメージがちがいますね
なんといっても、この石垣がと~ってもきれい
おおきさもそろっていてま~るくって美しいです。
ここだからこそ、しっくりくるのでしょうね
[ 2006/11/30 23:17 ] [ 編集 ]
同じ東京都といえどもこんなに違いがあるとは!
八丈島は日帰り往復、ぜんぜんOK です。ジェット機のおかげですね。席もウィークデイーだと6割くらいしか乗ってませんかねぇ。

この玉石垣は是非見てみたいと以前より思ってました。この場所も良く判らなかったで、諦めていたところ偶然にも発見!
あまりの美しさにしばしステイしてしまいました。民家に住む人たちの生活の知恵とは素晴らしいものだと改めて実感しました。

海外は「ちょっと」というわけにはいきそうもないね!
[ 2006/12/01 09:07 ] [ 編集 ]
やっぱり八丈島というと沖縄ほどではないけど台風の通り道なんですね。最大瞬間風速も40m近くになることもあるみたいです。大平洋の上で勢いづいた台風の威力はきっと想像を絶するものだと思います。

沖縄にも石垣島って、名前になっちゃった島もあるくらい台風対策はしっかりしていないと家が吹き飛ばされちゃうんでしょうね。いまでこそ頑丈な家やコンクリートの家がありますが、昔の八丈島の民家は藁吹き屋根とかでしたから、かる~い家だったんでしょう。

波打ち際に立ってみて感じたことは、まず流刑でこの島に辿り着くまでに多くの犠牲者がいたんだろうなということ。そしてこの黒潮の大海に飛び込んでまで逃げようとは思わないこと。
この2点はひしひしと感じちゃった!
[ 2006/12/01 09:16 ] [ 編集 ]
マッティーさん、飛行機好きだったんですよねぇ!
僕もいつもワクワクするタイプで、ブログには掲載してませんが、搭乗前の喫茶店からのジャンボとか、搭乗の時とか、離陸前の滑走路とか、飛び立って羽田を見下ろしたところなど、たくさん写真を撮ってます。(笑)

あの時の雲は綺麗でしたね。
なんせ雨の東京でしたが、すぐに雲の上にでてあの状況でしたので、雲の下で通勤されている都会人の方々が気の毒に思えちゃいました。

デジカメの良いところは乱写できるところです。
ホントはしっかりと構えなきゃいけないんですがねぇ‥‥‥
[ 2006/12/01 09:23 ] [ 編集 ]
ほんとに飛行機からこの雲を見ているのは飽きませんでしたよ。フワフワ感がとても心地よく、見ているだけで眠くなってしまうような気分にもさせてくれます。雲っていつも表情を変えているからそれが魅力なんでしょうね。

八丈島は東京都なので「品川」なんですけど「八丈島」っていう方が間違いなくマッチします。
島を1周すると道路もスキスキでぶれーきを踏む必要がありません。火山の上を走る道なので、登ったり下ったり、曲がりくねったたりしますが、ドライブは楽しめます。
海岸沿いに駐車していたら、波のしぶきでウィンドゥも塩ですぐに白くなっちゃいますので、やはり車にとっても過酷な環境なんでしょうね。

石垣はゴツゴツの火山岩でできたものもありますが、昔からの石垣はこの美しい玉石なんだそうです。流刑者の島での仕事の過酷さがうかがえます。綺麗なんだけどね?!
[ 2006/12/01 09:33 ] [ 編集 ]
ホエールウォッチングまでしてるじゃんか。って思ったけど(うそ)。
伊豆七島では三宅島に行った位です。それも今を遡ること25年以上も前、学生の頃です。行きは船で7時間半。帰りが生まれて初めての飛行機で、YS11だったでございますよー。一生懸命滑走して、よっこらしょっと離陸する感じがいかにも飛ぶのだということを実感したものでした。
当時宿泊した阿古の民宿&街、そして、サイクリングして回った森は、その後の大噴火!で跡形もなくなってしまいました。。。
あれれ?何を書いているんだろう??
[ 2006/12/01 16:51 ] [ 編集 ]
izmyさん、お久しぶり?!

izmyさんが三宅島制覇されていれば、私は大島・八丈島制覇なので、あと大きいところで新島制覇者を明日探してみますか!

さすがにYS11っていうのもスリルありそうですね。乗ったことはないですがやっぱりかなり揺れるのでしょうね。今となっては三宅島上陸も貴重な経験になりましたね。
でも未だに三宅島の人たちの東京での生活を考えると胸が傷みますね。さすがに私も大島や八丈島の火山を見て、あれが噴火したらひとたまりもないなあと「人間の存在」のちっちゃさを改めて痛感しちゃいました。
来年はみんなで八丈島旅行でもしましょうか?
[ 2006/12/01 17:04 ] [ 編集 ]
八丈島って本やTVでしか見たことないのですが
本当に美しい場所なのですね・・・!
石垣の知恵にも感動!
そこが日本であることを忘れさせてくれる、非・現実な世界のようです。
静かな島のなかをゆっくり、のんびり散策して
何をすることもなくぼ~っと景色を眺めて
一日を過ごせたら最高だろうなぁとか考えてました。
誰も居ない石垣のあいだを一人ひっそり歩くのも
落ち着けていいですね。
そして、気付いたら夕方になり、夜になり・・・
時間を忘れさせてくれそうです。
[ 2006/12/01 17:11 ] [ 編集 ]
いや~、ホントに美しい楽園でした。
ちょっとだけ八丈島の知識を勉強して頭に叩き込んで臨んだわけなんですが、短時間の探訪ながら魅力いっぱいでしたよ。
石垣も見事なもので、最近作ったものはモルタルで固めたりして趣きがないのですが、昔からの石垣はあの丸い石を綺麗に積み上げているだけです。そこに「美」を見い出すことができるんですねぇ。

蒼の空さんのいうように目的なく、大らかに波打つ海とド~ンと構えるふたつの火山を見ているだけで別世界に引込まれてしまいます。八丈島は人間のプリミティブな生き方を思い出させてくれる貴重な「場」なのかも知れませんね。

大平洋に沈む夕陽を楽しみにしていたのですが、これだけは次回の楽しみになってしまいました。また今度行く際には山中の「大滝」や「八丈島のきょん(鹿)」そして島の祝い郷土料理「ご赦免料理」を堪能して来ようと思ってます。

きっと蒼の空さんも好きになっちゃうと思いますよ、八丈島!
[ 2006/12/01 17:39 ] [ 編集 ]
ステキ~♡
八丈島の知識が0から80くらいに増えたよ!!
↑なんて 浅学非才なコメント・・・汗。。

あやさんが写ってた~!!ワイワイ♡
ひさびさだわ。。

それにしても毎回 、 美しい写真には目を奪われるわぁ♡!!! ハイビスカスも雑誌の切り抜きみたく綺麗だし、おそばも食べたくなるほど美味しそうに写ってる!!
こんど 撮り方のコツ教えて~!!
↑ これ 本気だからよろしく(^_^.)
[ 2006/12/02 00:22 ] [ 編集 ]
こんばんは。
八丈島って暖かいんですね。
沖縄のような、風景がよく似ていますね。
特に玉石垣が似ています。でも沖縄の石垣は玉のように丸くなかったようにもいます。
[ 2006/12/02 01:37 ] [ 編集 ]
なかなかこういう機会でないと、知識って言うものは増えないものですね。僕もかほにゃんさんと同じで知識0からの出発でした。
八丈島って観光も勿論いいけど、実際にダイビングとかフィッシングとかをやればもっと楽しめる島です。何より都会生活から完全開放されますので、その気持ちの良さったらありゃしない!

写真の極意ですか?
デジカメになってから明らかに腕は落ちたと実感してます。デジカメも一眼レフがほしいのですが、高いからなぁ~‥‥
まあ今度写真の撮りっこしましょう!
[ 2006/12/02 09:34 ] [ 編集 ]
今時は東京の最高気温が、八丈島の最低気温って感じでしょうか。とにかく海で泳いでいる外人ファミリーを見て、私も服を脱いで泳ぎたくなってしまったくらい温かかったです。

この石垣の光景は確かにkookieさんのおっしゃるようにそっくりですね。八丈の玉石は見事なまでに真ん丸です。

日本の古代の文化や言語は、八丈島や沖縄などの離島に残っているという説があります。きっと本土からあまりに離れていて変化する本土文化の影響が少なかったことが一番の理由だと思いますが。八丈島の言葉も沖縄の言葉に類似するものがあると言います。石垣の知恵もどちらが先か判りませんが、黒潮が沖縄から八丈島まで繋がっていることを考えると、海を渡ってきたのかも知れませんね。
[ 2006/12/02 09:52 ] [ 編集 ]
Architectサンの「ちょっと○○まで」日記すっごく好きです☆
今日白鳥公園に行ってきました。
八丈島へは中々足を運べないですが、
いろんなトコへ行くことが自分を高めてくれるから
今年も残り少ないですが色々行けるだけ行こうかと思ってます☆
[ 2006/12/02 23:46 ] [ 編集 ]
お久しぶり!
「ちょっと‥‥」も飛行機ででかけるようになると「がんばって‥‥」シリーズの類いかもしれませんね。(笑)

白鳥公園に行かれたんですね。わざわざ?
kimpalandさんのおっしゃるように、いろんなところに出かけて、いろんなものを自分で感じ取るという貴重な体験をして、感性を研き挙げて行きたいものですね。

物の見方も「Passive」より「Active」にしたいものです!!
[ 2006/12/04 09:41 ] [ 編集 ]
流刑者の仕事だったのですね
過酷な労働が頭に浮かんで、ただきれいだな~ってだけじゃ見れないですね(><)
[ 2006/12/06 22:41 ] [ 編集 ]
そうなんです。
綺麗に積まれた玉石も流刑者の残した仕事と知ると、ちょっとこの石垣への見方も変わりますよね。
ここの民家は山の中腹にありますから、かなり運んでくるまで重労働だったと思います。女性の流刑者もいたといいますが、この玉石作業はさすがにやってないでしょうね。
すぅさんも機会あれば、八丈島で現物を体験してきてくださいね。
[ 2006/12/07 09:58 ] [ 編集 ]
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| 面積=3.08 | 周囲=8.70 | 標高=616.8 | 海域=太平洋(フィリピン海)| 国=日本(東京都)|}}八丈小島(はちじょうこじま)は伊豆諸島の島。行政上は東京都八丈町に属する。離島のモデルとしても小学校などの教科書で紹介されることもある島。地理東京の南方海上287km
[2007/03/18 12:10] 島とか
富士箱根伊豆国立公園富士箱根伊豆国立公園(ふじはこねいずこくりつこうえん)は山梨県、静岡県、神奈川県、東京都にまたがり、広域関東圏の南部に広がる国立公園で1936年に富士箱根国立公園として指定されたのが始まり。面積は 121,850ヘクタール|ha。「富士山」「箱根」