FC2ブログ
ホーム > > おもてなしの心

おもてなしの心

IMGP3235.jpg

「感動のサービス」として有名な青山の『Casita(カッシータ)』
「ホスピタリティー」をしっかりと肌で感じ、勉強して参りました。

エレベーターで3階にアプローチ。扉が開くと3人ほどが
  「いらっしゃいませ」
と丁寧なお辞儀をしながら出迎えてくれる。ここまでは普通。
予約してくれた友人の名前を言うと
  「K様(僕のこと)、お持ちしておりました」
と、まずは奥のバーカウンターまでのご案内。その道中2人から
  「K様、こんばんは」
  「K様、いらっしゃいませ」
と、なぜかみんなが私の名前で挨拶をする。どうして僕の名前を知ってるの?
どうやらインカムで連絡網ができているらしい。

5分ほど遅れてきた友人の到着と同時に、テ-ブル席に案内され椅子にシットダウン。
  「おっ!」
ピンクのメニューのトップには僕の名前が印刷されているではいか!(写真)
しかも小さな名刺大のカードに手書きでメッセージまでもが!(写真)
今日のメニューを詳細に女の子が笑顔で説明してくれるが、この対応はごく自然。
質問しても迷うことなくレスがあり、かなり料理については頭に叩き込んである様子。
結局アラカルトでなくコースを注文。

たまたま友人もお酒が飲めず、二人でジュースで乾杯!(あんまり絵にならないかも?!)
前菜が運ばれてくると、さっそく詳細な説明をまた笑顔でしてくれる。食べ方までご教示していただける。(料理の説明は今回は省略)
さっそくナプキンをひざの上に。
 「おっ!」
ナプキンに僕の名前のイニシャルがグリーンの糸で刺繍してあるではないか!(写真)

さて料理の途中で友人が真っ白なテーブルクロスに真っ黒のソースを少しこぼしてしまった。
するとすぐに拭いてはくれると同時に素早い判断で、
  「今、新しいお席を用意させていただきます」
と、二人とも新たな別の席に移動。

そのうちにお店のマネージャー(最高責任者)が挨拶しに来る。ご丁寧に名刺までいただく。
カッシ-タのコンセプトなど簡単な説明を伺うことに。食べることの邪魔にはならず。

そうこうして料理を堪能し尽くしたころ、
  「デザートとお飲物を外のテラスにご用意しております」
と言うではないか!
そう言えば、さっきまでたくさんいたお客さんが店内にいなくなっていた。一体どこに?
お店に面する大きなウッドデッキのルーフテラスがどうやら第2の演出のステージらしい。
テラスに出る際に、女の子に後ろからコートを着せてもらって、外に踏み出してみるとなんとみんなが思い思いにまたワインやシャンパンを嗜んでいた。
僕達も席まで案内されると、
  「おっ!」
と思わず声をあげてしまう。テーブルに置かれた真っ白なお皿。(写真)
チョコレートで僕の名前やメッセージが書かれているではないか!
こりゃ~カップルで来たら、さぞかしサプライズ&感動だろうな!と。
近くの傘の形をしたヒーターで上から暖かさが、ひざには電気ひざ掛けが用意され、防寒対策は万全。(写真)
今度は大きなカップのカプチーノ。(写真)
  「おっ!」
事務所の名前が泡立てミルクの上にパウダーで書かれているではないか!

IMGP3230.jpg


IMGP3240.jpg

ゆっくり都会の夜を堪能していよいよ帰ることに。
6人くらいでお見送り。
エレベーターに友人と乗り込むと、マネージャーさんまで一緒に。
1階に到着すると、さっき3階で見送ってくれたはずの人が3人いるではないか!
しかもその人たちとは別に玄関に2人女性が見送ってくれる。
 「K様、どうもありがとうございました。またのお越しを楽しみにしております」
なんというホスピタリティー!

「人の心」を揺り動かすことは難しい。でもその一生懸命な姿勢が心に伝わってくるのは嬉しいものだ。マニュアルを乗り越え、自分の笑顔で自分なりのおもてなしができれば「人の心」もきっと動くことと感じた青山での夜だった。
このホスピタリティー、一度体験してみる価値あり。あなたの評価はいかに???

翌朝、マネージャーさんからお礼メールがパソコンに送られてきていた。

IMGP3249.jpg

[ 2007/02/01 17:51 ] | TB(0) | CM(24)
Casitaってこんなサービスをしてくれるんですね☆すごい!
実は、同じ建物の某お店はカッコばっかりで…あのビルはと十把一絡げにイメージを悪くしてました。(^^;)
機会を見つけていってみよー。
[ 2007/02/01 21:33 ] [ 編集 ]
つくずく思うのは食事というのは食べるという行為だけでなく、食事という空間を楽しめるかというのが大事だし、最高の贅沢なんだと思います。
料理が美味しくてもサービスが最悪で不味い思いをしたくないですもんね。
今度デートにでも使ってみまーす!
[ 2007/02/01 21:37 ] [ 編集 ]
もしかしてそれはもう少し上の階の「A.D」のお店でしょうか?
地下には千代大海のちゃんこもあるし、知る人ぞ知るって感じですね。
かなりこのホスピタリティーは個人の好みの差があると思いますので、気張らずにいってみてくださいマセ。(笑)
[ 2007/02/01 21:38 ] [ 編集 ]
空間はロウソクの灯火を基本にしていて、中では仄かないい香り(香)がします。
みんなが生き生き行動してますので、気持ちはいいです。
彼女に内緒でちょっとしたデータをお店にお知らせしておけば、いろんな演出してくれますよ。彼女ももっとかでぃぼうさんを好きになっちゃうことマチガイなし!
[ 2007/02/01 21:43 ] [ 編集 ]
こんなおもてなしを受けたらお姫様気分ですね!
カップルで来たらもうクラッとしちゃいますよ~

おみせに!!(笑

でも、一度経験してみたいですね!
なんだかやさしい気持ちになれそう~
おもてなしとはココロと礼を尽くすことだと思いますです。
[ 2007/02/01 22:04 ] [ 編集 ]
すごい、すごいおもてなしですね。
田舎にいると、経験できないことです。
なんだかすご~くギャップを感じます。
でも、いつかそんなところに行ってみたいです。
[ 2007/02/01 22:09 ] [ 編集 ]
凄いですね。日本にもこんなおレストランがあるんですね。
従業員は大変だろうな~。私も昔こちらの高級レストンでバイトしてた時、メニューの説明は丁寧な英語、日本語両方で頭にたたきこみ、毎日変わる10種類くらいの料理も頭にたたきこみ、何十種類ものワインやシャンペンの名前や説明もたたきこみ、自分の担当席以外のお客様の名前も頭にたたきこみ、やっぱりテーブルクロスに何かこぼすお客様がいたら笑顔で、しかもマジシャンのごとく新しいテーブルクロスに変え、お出迎えお迎えなどなど、かなり大変でした。私は1年半勤めましたが、あまりの厳しさにウェイトスもシェフも始めて1週間以内でいなくなってしまう人しょっちゅうだったし、最初の半年でお局さん達にかなり苛められるので(もとい、しっかりしつけられるので)泣かない人はいませんでした。私も悔しくて一度隠れて泣いた事あります。
そのサービスの陰で、笑顔の接待の裏で、そこの従業員さん達もいっぱい泣かされて来たんだろうな~、と実感します。もうあんな大変な事2度とできないと思うけど、今思うとあれはあれで何にしろプロの厳しさを教わりました。
[ 2007/02/02 04:18 ] [ 編集 ]
一度体験してみたいですねー。

MIHOさんのおっしゃるように、する側としては本当に大変だと思います。

そして、なんといっても基本なのは、従業員がその仕事にプライドを持って働いているということじゃないかなぁ。
[ 2007/02/02 07:05 ] [ 編集 ]
質の良いサービスというのは
ココロでおもてなしする事なんでしょうね。
カプチーノ大好き♡しかもコーヒーアートだし!!
いいな~(〃ω〃)
[ 2007/02/02 09:30 ] [ 編集 ]
それじゃ、すぅさんの彼氏ががっかりしちゃうよ!(笑)
おもてなしの基本はやっぱり「気持ち」ですよね。
カッシ-タは店員さんの気持ちも気合いが入っているし、何よりちょっとした演出をサービスとして提供しています。これ以上やるとちょっとオーバーサービスかなっていう限界のところだと思います。でも笑顔で丁寧に接してくれるその姿には、素直に気持ち良くなれましたよ。
また上京の時に行かなくちゃいけないお店ができちゃったね!(笑)
[ 2007/02/02 09:35 ] [ 編集 ]
東京がみんなこんなサービスかっていうと、そうでもないから。でもホスピタリティーを真剣に考えて、提供しているお店が多くなってきているのは確かです。
横浜中華街なんて行ってもサービスを期待しちゃダメなように、お国柄もありますから。ということは日本でも地方柄ってあるのかな?
名古屋なんかの過剰なモーニングサービスはホスピタリティーっていうんでしょうか?(笑)
[ 2007/02/02 09:40 ] [ 編集 ]
そうかも知れませんね!
当然スタッフ全員に行き渡ったホスピタリティー教育と自分で考えたホスピタリティーの結果として、お客さんは心地よいサービスを受けられるものだと思います。またその影の努力を見せない(または感じさせない)ところがほんとのプロであるのも事実ですよね。
このお店はスタッフがみんな自信をもって行動している。迷いがないのです。スタッフの持てない意識がすごく高いのを感じ取ることができます。
老舗や料亭も昔からの日本的ホスピタリティーを踏襲してきていますが、心が同じでも違った形のサービスを新たに提供している姿がカッシータでははっきり伝わってきますよ。
でもMIHOさんが泣くなんて‥‥、辛かったのね!
[ 2007/02/02 09:54 ] [ 編集 ]
そうなんです。
上のレスに続きますが、もちさんのおっしゃる通りスタッフの「プライド」です。自信を兼ね備えた控え目な「プライド」なんですよね。
スタッフの顔付きからそれはよ~く判るものです。料理の置き方、説明の仕方とその声の大きさ、料理の知識、質問に対する回答の仕方、そして笑顔、トータルでお客さんはスタッフを判断します。そしてスタッフを見てもそのお店を評価しますよね(料理・インテリアは当たり前として)。

もちさんは僕なんかよりももっとホスピタリティーについては厳しい目をお持ちですから、またいろいろとご教示していただきたいと思ってますよ。細やかなところにも視線を送らなければいけないのも分かっていますが、なかなか評論家でないので中途半端になりがちなところが僕の弱点です。(笑)
[ 2007/02/02 10:38 ] [ 編集 ]
さすが東京ですね。
このようなサービスとおもてなしを考えられる方は、柔軟な発想をお持ちなのでしょうね。
自分ならそういった場面に遭遇して、ああ良かったとか、ちょっと美味しくなかったとか、サービスがどうとか、ね、でもこのお店はすごいですね。
高級料亭なら京都でも行ったことはありますが、(もちろん自費ではありません)サービスの内容が違いますよね。
そこで働く方たちは本当に気持ちが入らないとお客様にはわかってしまうでしょう。だからとても大変でしょうね。心からおもてなしが出来れば苦にならないでしょうけどね。
[ 2007/02/02 10:47 ] [ 編集 ]
アートコーヒーじゃないのね!
このカプチ-ノ、飲んでも文字が崩れないのはビックリです。最後自分の事務所を飲み込んでしまった感じがしましたが、どうなるわけでもありません。(笑)
何よりココロが基本ですよね。多少のヘマは笑顔で誤魔化せますが、カッシータみたいなお店は、そのヘマさえもしないように準備スタンバイされていると思いますよ。あるレベルにいくヘマも許されないかもしれません。お客さんの許容度の問題かもね?!
何かの機会に一度いってみてください。話題には間違いなくなるからね!!
[ 2007/02/02 10:48 ] [ 編集 ]
いままでのサービスの定義を乗り越えて、何か新しいことをやろうとするスピリッツは感じますね!
今のところリピーターも多いのと、噂が客を呼び込んでいるようでとても繁盛しています。水曜日もウイークデイなのにいっぱいでしたから。
でも京都の料亭は格が違います。品と歴史とプライドでは世界で負けることはないんじゃないかなぁ~。僕も自費で行ったことはないのですが、至れり尽せりの気配りは日本伝統の誇りだと思ってます。時代に流されないでいつまでも昔の姿を残していってもらいたいものです。それがまた京都の魅力です!
[ 2007/02/02 13:05 ] [ 編集 ]
eijiさんのブログよりジャンプして参りました。興味をそそるブログ内容の目白押しでついつい書き込みさせていただきました。
「カッシータ」良いお店ですね。一度訪れたいと思いました。それから「キル フェ ボン」ここは僕も大好きです。先日は「セラン」でみなさん盛り上がられたそうですね。「セラン」は今から15年以上前・・・そう20代の頃、よくみんなで夜な夜な繰り出す前に待ち合わせ場所として、またクルマ仲間達と出動前に集合場所として利用しておりました。懐かしいです。QPにお乗りになっているようで、同じガンディーニデザインであり、とても親近感を覚えました。生まれも育ちも東京で、学生時代も仕事上でも東京から一歩も出たことが無い私ですが、機会があれば下町ですがいつでも遊びに来て下さい。ブログ楽しみにしております。それでは・・・^^
[ 2007/02/02 20:50 ] [ 編集 ]
こんばんは、KOGUさん!
eijiさんのブログでShamalの記事を見る度に、興奮していたところです(笑)。大昔、目黒通りにあったガレイタに恐縮しながら入っていったのですが、そこで見たのがロッソのShamalでした。あまりの美しさに今でもその感動が忘れられません。マセで最初に乗りたいと思っていたのが、まさしくShamalだったのです。現在はQPに乗っておりますが、とても満足しながら可愛がっております。
近いうちにぜひ一度、KOGUさんのお車とガレージを拝見させて下さい。よろしくお願いいたします!

セランもKOGUさんの思い出の場所なんですね!
この間は午後仕事でセランの食事には参加できず仕舞でしたが、またきっといつか集まることでしょう。
つれづれなるままに日常のことをタイトル(Less is More)に反して書き綴っておりますが、もしよろしければ今後ともおつき合い下さいマセ。
よろしくお願いいたします。お会いできることを楽しみにしております。

[ 2007/02/02 21:17 ] [ 編集 ]
こんにちは。
素晴らしいレストランですね。
家族行動が原則の我が家にとっては
当面お伺いすることは出来そうもありませんが、
サービス業に係る私としては
このホスピタリティのあり方は
お話しを伺っただけなのに
本当にドキっとするほど完璧です。

是非行きたいです!
[ 2007/02/03 13:54 ] [ 編集 ]
こんにちは、お風邪の方は直りましたか?
セランデお会いできること楽しみにしておりましたが、残念でしたね。
さて家族行動とはとても素晴らしいですね。とても大切なことだと思います。
ここのホスピタリティーは一度ご自分で体感されるといいと思います。きっと好き嫌いがあると思うのです。サービスの程度をどのくらいにするといいのか考えるきっかけができるんじゃないかな?
設計もお客さまあっての仕事。
お互いにがんばりましょう!
[ 2007/02/03 18:39 ] [ 編集 ]
お陰様でボチボチ元気になりました(^^;)
セランではお会いできなくて本当に残念です。
あの日は完全にダウン。いきたかったです。
次回オフでは是非お話しさせてください!

そうそう、中華街のお話しがあったので
ちょっと一言。
中華街は観光客相手のNGなサービスだらけですが
聘珍樓本店だけは私が太鼓判を押します!
大木さんという方が支配人になられてから
ここ数年サービスも味もグッとアップしました。
是非私の名前を使って予約してください。
ダイニングの雰囲気も料理もなかなかです。
ソムリエの知識、パーソナリティもきっとご満足いただけるかとおもいます。

余計なことを失礼いたしました。
[ 2007/02/03 19:08 ] [ 編集 ]
リカバリーされて良かったです。この時期に風邪をこじらすと大変ですから。

聘珍樓本店は確かに大丈夫ですね!
今でこそ多少は良くなってきていますが、店によっては平気で口喧嘩しているお店もありましたから。でも無愛想は無愛想で慣れると平気なもので、異文化を感じ取ることができて案外楽しいかも(笑)。
94'Ghibliさんのお名前、効くのですね!、それでは何かの機会で食事する際はお願いいたします。甘えちゃいます!!
それではまた。
[ 2007/02/04 16:07 ] [ 編集 ]
支配人も喜んでくれると思いますから
是非私の名前、使ってあげてください(笑)
[ 2007/02/05 13:01 ] [ 編集 ]
ありがとうございます。
了解です。
支配人さんとは凄い人脈ですこと!!
[ 2007/02/05 13:06 ] [ 編集 ]
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する