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陽だまりの中で

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日曜日は妻の実家前橋にいっておりました。2階の縁にあったロッキングチェアに揺られながら本を読んでいたのですが、いつの間にかポカポカ陽気の中で眠りについてしまいました。とてもその「陽だまり空間」が心地良かったのでした。

かつて日本の家屋には「縁」という場がありました。
今でも田舎の家や農家では「縁」が残っておりますが、都会の狭い住宅環境の中ではその姿を見つけることが困難になっています。
家は自然という外界から生活を防御する形態をとってきました。外国の家はその典型ですよね。でも日本の家は自然との共生が考慮された形で家が成り立っていました。日本人の心に自然を愛していた痕跡が十分に感じられるところです。京都のお寺などに行けばその雰囲気を感じたことがみなさんあると思います。竜安寺の石庭、詩仙堂や三千院の庭園など、障子を全開することで「縁」を挟んで、庭の自然と生活する部屋が一体化します。「縁」はちょうど外部(自然)と内部(部屋)との中間領域を構成する大切な日本独自の空間です。
私が幼少の頃は日本ももう少し冬は寒く、夏はもう少し涼しかった記憶があります。今は地球も暖まり過ぎた上に、家の中の環境を操作するのでエアコンなど使用し、それがまた輪をかけて地球を暖めてしまっています。たとえ「縁」を作って窓を開放しても暑くていられないとか、昔のような良好な環境ができなくなってしまっているのが事実です。
かつての日本家屋のように「縁」が復活できるような地球環境に一日も早くもどってもらいたいものですが、一体いつの日になることなのでしょう?。現代の住宅においても新しい形の「縁」を再度考えてみようと心の片隅に思った休日でした。


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場を代えて和室に腰をおろして「縁」に向かいながら本を読んでました

[ 2007/02/13 10:00 ] 建築 | TB(0) | CM(18)
実は僕の叔父も建築関係者(とは言っても大学教授なのですが..)でして、まさに共同住宅の研究や「街の縁側はぐくみ隊」などという縁側専門のNPOを作って活動してるんですよ(^o^)。

http://enside.exblog.jp/

ほんと日本のよさを再認識しなければならない時代になったような気がしています。
[ 2007/02/13 11:55 ] [ 編集 ]
僕も日曜日、カミサンの実家、清水へ行ってきました。同じように縁側のある家で、そこにいると、ぽかぽか陽気でついウトウトしてしまいそうでした。

日帰りの予定でしたが、夕方、お酒と刺身が目の前にだされて勧められると断りきれずに・・・・・・
つい一泊。
[ 2007/02/13 12:53 ] [ 編集 ]
私にとっては、本当に小さなころからの至福の場所です。

3歳くらいのころから、何が一番好きって、日当たりのよい縁側に寝そべって本をむさぼり読むことが大好きでしたから。

今は残念なことに縁側はありませんが、休日は陽の当たる部屋で寝転がってやはり本を読むのがお気に入りの過ごし方ですね。
[ 2007/02/13 15:42 ] [ 編集 ]
うちの家内の実家にも縁側があって暖かくて気持ちが良くて・・・
義父の部屋なんですけど、伺うと真っ先にそこに行きます。
(でも、この部屋の柱は四国まで買い付けに行ったとか、と言う話になってしまいますがちゃんとそのつど聞いてます 笑)
カーペット(滑るから)をひいてあるのですが、床暖房を付けているみたいにほんとに暖かいんですよ!

夏は夏でいい風が入って来るんですよ。

庭に出るための、大きな石?(下駄とか置いてある)
義父は高齢のため滑り止め加工してあるサンダルですが・・・

良い風情があります。
[ 2007/02/13 18:26 ] [ 編集 ]
話をするというシチュエーションが
サザエさんのマンガや
文学作品にたくさんありました。
今、小学生に縁側といっても通じません。
さびしいですね。

ところで、私も日曜日は前橋にいたのです。
仕事でしたが。
ぽかぽか陽気でしたね。
[ 2007/02/13 20:57 ] [ 編集 ]
こんばんは、ご無沙汰です。
驚いちゃいました、前橋って。私の実家であり、この四月から家族ともども戻って新たな仕事場所なのです。職場は伊勢崎よりですが、住まいは川原方面で借家住まいです。数年のうちに前橋高崎方面で家を建てたいと考えており、、。職場もいずれ改装改築を要すと思われ。 いつか相談にのって頂ければと、ぼんやり考えていたところでしたのでビックリでした。
スミマセンこちらで勝手なことばかり、、。
またお会いできるのを楽しみにしております。
[ 2007/02/14 00:02 ] [ 編集 ]
こんばんは。縁側から庭を眺めるって良いですよね。日本の住宅は縁があったり床の間があったりといろんなところに空間の奥行きがありますよね。たとえば今のマンションなんかでもベランダがあるのとないのでは奥行きの感じ方がぜんぜん違いますよね。
奥行きの縁側とゆとり空間の床の間って感じですね。
[ 2007/02/14 00:20 ] [ 編集 ]
そうですしたか!叔父様だったとは!!
その道では著名な方で、パートナーが教えていた大学の先生でもあり、よく叔父様の研究内容について話を聞いていました。ビックリです!
地道ながらも全国をまわってとても大切なお仕事をされていますよね。いっぱい日本の空間にも魅力はありますので、折衷しながらも残さなくてはいけないものは保護していきたいものです。また何かの機会にお会いしたいものです。
[ 2007/02/14 09:15 ] [ 編集 ]
お~、これは偶然にもご実家へ。
清水さんですね!同じ静岡でも清水はまた雰囲気が違うのでしょうね。やはり私たちの世代の親住居になると新築でなければ、案外「縁」って残ってるよね。ほんとに日本人の生活に合っていると思うんだけど、なかなかいい「縁」に出会う機会も少なくなりました。宮Gさんも「縁」ある家を作ってくださいな!喜んで設計させていただきますよ!(笑)
[ 2007/02/14 09:19 ] [ 編集 ]
いいですね、「至福の場」とは!
僕も外が寒い時、ポカポカした部屋の中で陽を浴びながら本を読むのが大好きです。寝っちゃってももちろんOKなので、とても開放された気分で本に集中できるんですね。
それよりもちさん、凄いね!。3歳から本を読んでいたの!!
僕なんかもっと遅くて言えません。今になってもっと本を読んでおけば良かったと後悔と焦りを感じでます、ハイ。
もちさんのお住みのところも気持ちいい太陽の陽がいっぱいでしょうね!
[ 2007/02/14 09:25 ] [ 編集 ]
そうですか、とてもいい感じのご実家のようですね。
私たち(一緒にしてスミマセン)の子供のころの家って言えば、必ず「縁」があったような気がします。そこで遊んだり、プラモデルを作ったりしてマルチ・スペースだったんですね。今の子供達はもしかしたら「縁」を知らないのかもしれません。日本住宅文化もその歴史をのこしていきたいものです。それにしても買い付けに行ってかわれた柱って凄そうです。また一度アップしてください!(笑)
[ 2007/02/14 09:31 ] [ 編集 ]
ショック!、ちょうど前述のマッティ-さんに書いたコメントで、子供が「縁」を知らないかも、と言っていた矢先にほんとに知らないんですね!それはショックです!!
「縁」はきっと小説や映像の舞台になりやすい住宅の空間なんでしょうね。なんか何をやっても「絵」になると思いませんか?。ねぎぼうずさんが「縁」で浴衣を着てうどんを食べていてもとても美しい「絵」になることでしょう。(笑?)
ところで前橋にいたんだ!お近くだったのね!会えずに残念!!
[ 2007/02/14 09:37 ] [ 編集 ]
おはようございます、quattroporciniさん。
驚いちゃいました!私も。ということでよく前橋にはQPで行っているんですよ。
もうひとつビックリ情報!じつは1昨年前に前橋の「川原の家」が完成してます。ちょうど上毛大橋を降りた南側のブロック近辺に建ってます。3月初めに新たな事務所のホームページでアップしますのでご覧下さい。また5月にも「すまいの設計」で発表掲載されますので、またご連絡しますね。伊勢崎でも住宅2軒、老人保健施設などやらせてもらってます。
この間は上毛大橋を渡って関越沿いにある蕎麦処「しらいし」で美味しい蕎麦を食べてきました。よく行くんですよ!
こちらこそquattroporciniさんにお会いできること、楽しみにしてます。
[ 2007/02/14 09:52 ] [ 編集 ]
kookieさん、流石にそちらにお住まいだと感性がより一層に研ぎすまされていますね。ホントにおっしゃるとおりだと私も思います。
人間ってどこか囲まれた空間があると落ち着くのですね。それは目で見るだけでもそういう感覚になれます。今の日本の住環境事情ではこの空間が無駄とされ省かれてしまいがちですが、ほんとは少しでもこの小さな奥行き空間を取り込めば、もっと豊かな生活ができると思うんだけどなぁ~!
内部で困難だったら、テラスを床の間の代わりに見立ててもOKなんですが、それさえも厳しい環境なんですかねぇ~。
またそちらの古の建築を見ていろいろと感じてまわりたいものです!
[ 2007/02/14 10:01 ] [ 編集 ]
最近は悲しいかな和室はいらないといった要望まで
でる始末・・・
家とはいったい??
最近はなんだか間違った方向へ行ってる気がします。
多くのメーカーを見たりしましたがどうも・・・・
今一度考え直す時期なのでは?と思う今日この頃でした。。
[ 2007/02/14 12:59 ] [ 編集 ]
ホントに日本の気候を重視した環境・雰囲気を私たちは創っていかなくてはなりませんよね!
和室なんかも生活洋式の変化で不要とされがちですが、今でも和室が欲しい方には、丁寧に設計してますよ。貴重な経験になりつつあるのも現実です。とにかく形こそ変わってもその思想は残して新しいものを提案していきたいと思ってます。がんばりましょう!
[ 2007/02/14 13:12 ] [ 編集 ]
ご存じでしたか..愛すべき変わり者ですものね。ははは。
母の兄なのです。
先日ジュンク堂の講演会に彼女と行ってきたばかります。とても面白かったです(^o^)
[ 2007/02/15 02:49 ] [ 編集 ]
具体的にはそういうご関係なのね!
僕も機会あったら一度、講演会などお聴きしたいものです。
ついでに挨拶もしてきちゃおうかな?
[ 2007/02/15 10:14 ] [ 編集 ]
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