FC2ブログ
ホーム > 社会 > 地下に潜ったワシントン

地下に潜ったワシントン

銀座にユニクロができた。和光のすぐそばの一等地に白い壁と大きなガラスブロックで構成された端正な建築だ。歩行者天国を行き交う人たちの流れがそのままオープンしたユニクロに入り込み、店鋪内は大盛況。ひと・ひと・ひとで歩くのもやっと。ビルの1階から5階まですべてユニクロに占領されている。豊富な品揃えとロープライスが集客力を高めているのは間違いない。

IMGP5977.jpg
歩行者天国の銀座

ふと気付いた!。そういえば靴屋の老舗「銀座ワシントン」がない!!。と思いきや、大通りに面してこのビルの左に小さな入口があるではないか。エントランスから入ると、左隅のエスカレーターで地下に行くようプラカードを抱えたおじさんが立っている。そう、いままで大通りに面しガラス越しにみえたあの「銀座ワシントン」が完全に地下に潜ってしまったのだ。地下1階が女性シューズ、地下2階が男性シューズ。そもそも靴を買うのが目的で銀座に来たのだが、たまたま「銀座ワシントン」を見つけたという不思議な感覚にとらわれる。

IMGP5974.jpg
賑わうユニクロ・エントランス
左の「W」がワシントン・エントランス

でもソフトは昔のまま。ナイスミドルのおじさまがひざまついて、履きやすいよう靴ヒモを緩めてくれる。靴ベラをうまく使って新しいシューズへ足を運んでくれる。丁寧に結んでくれる。「鏡の前へどうぞ。」と一緒に見ながらも寡黙。シューズを脱ぐ時も同様に紳士的。これが銀座だ!!!という感じで時が流れる。心地よい場となる地下2階の店鋪。購入したシューズが入った銀座ワシントンの手提げ袋は、エスカレーターに乗る前におじさまから渡される。「ありがとうございました」とず~っと頭を深々下げているのがわかる。また喧噪な地上の通りに出ると同時に、現実空間に引き戻された感じに囚われる。
銀座という街は、きっとこういうお店でいっぱいだったのであろう。今もその品格と意地はどこにも負けない!と。スターバックス、マクドナルド、ユニクロなど新参者との共生は時代の流れと言ってしまえば簡単だが、銀座で培われてきた歴史・伝統を消さぬよう、銀座が大好きな一個人として見つめていきたいと思った「文化の日」であった。

IMGP5976.jpg
人の流れがユニクロに。

余談だが、地下1階でとても気になるパンプスが目に入り興味津々となった。「うなぎの皮でできたパンプス」。色は3色用意され、皮が染色されている。シワシワ感がなんとも言えず良い。浜松出身にはたまらなく魅力的?!。自分が履くわけでもないのとてもほしくなってしまった。

[ 2005/11/04 11:43 ] 社会 | TB(0) | CM(4)
社会に出てから長いこと銀座勤めでした(夜ぢゃないよ)。カラオケも、パチンコ屋も、ユニ○ロも、無かったよなぁ。。
[ 2005/11/04 20:57 ] [ 編集 ]
そうなんだ。変わったんだよね!。「紳士服の青山」までは仮に許せるとして、絶対許せないのが「JRA」(場外馬券売り場)。ここに訪れるひとのガラが悪い。銀座に赤鉛筆と競馬新聞は合わないだろって感じだよね。ドンキホーテは銀座のはずれにあるということでギリギリセーフ。でも街の変遷ってこんなもんなのかな?
[ 2005/11/04 21:06 ] [ 編集 ]
仕事をしていて出かけるときには、いくつか選択肢があるときにはなるべく銀座を通っていくようにしていました。銀座は、今でも手が届かない町ではあるけれど、好きな町のひとつです。

町並みが変わると、以前の風景を思い出せなくなってしまうのはなぜだろう。。。

私もギャンブルは嫌いです。今住んでいる町にも競艇の場外船券売り場設置計画が持ち上がったのですが、署名などで阻止されました♪
[ 2005/11/04 23:25 ] [ 編集 ]
きっと銀座には、訪れた人の気持ちを少しだけリッチにしてくれるパワーがあるのかもしれないね!。きっともちさんも銀座を通ることで気分一新、パワーを授かっていたのかも?。

今はブランド店が建ち並ぶけど、気軽にジーンズでも入れるのが日本の良いところで、ディスプレーからも刺激を受けることができ、なかなか面白い。
和光のように休日は、胸を張ってお休みとしている強情さも銀座の良いところ。
大切にしていきたい街のひとつです。

競艇船券売り場も阻止されなによりです!。
[ 2005/11/05 09:18 ] [ 編集 ]
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する