アクリル。
なんか音の響きがいい。
カチッとしながらも澄んだイメージ。
またもや曇天の日曜日。
広尾の外苑西通りに愛車をとめ、有栖川宮記念公園を右に見ながら六本木方面へ進む。木下坂という謂れ有る歴史を持つ緩い坂道をゆっくり登ること10分。愛育病院を過ぎた交差点の一角に、小さなアクセサリーブティックが静かに建っている。

「acrylic」
ガラスに竹林がデザインされている。
「acrylic」(アクリリック)
アクセサリーデザイナー・坂雅子さんのブティック。
ご主人は有名な建築家・坂茂氏。
坂雅子さんとは以前からの知り合いでオープン案内をいただいていた。11月1日のオープンに際し、お祝+見学+ショッピングの訪問となった。
ブティックのある建物は「かんばんビル」と称し建築が街に対しての看板として機能している。六本木ヒルズをバックにとても目立つロケーション。1Fは6坪にも充たない広さだが、ブティックに入っても狭さを感じさせない。

ブティックケース
坂雅子さんのアクセサリーマテリアルは「アクリル」と「スポンジ」。
とっても興味をひく。
そのうえデザインにおいても建築的なイメージを漂わすところがこころにくい。
「アクリル」の持つ透明感・清涼感・温もりある塑性感が坂雅子さんのデザインを引き立たせる。
いろいろなデザインプロセスの話で会話がはずむ。とにかく元気で明るい。

アクリルの指輪
左は幸福を呼び込む「ブリッジ」
オブジェとしてもオシャレ。
「スポンジ・アクセサリー」は1枚の正方形のスポンジから、首飾り・ブレスレット・イヤリング・指輪ができる優れもの。もちろん単品での購入も可能。遊び心いっぱい。

最初は一枚のスポンジシート

自分でアクセサリーを抜いていく。

最後はこんな感じ。
残りのスポンジは自分で活用創作!
お友達やコシノヒロコの人やいろいろなひとが来て賑やかであった。あっと言う間に1時間が過ぎ、ふたつの指輪とスポンジ・アクセサリーを買って、また木下坂をゆっくりと下りながら帰路についた。
広尾・元麻布・六本木近くにいった時に、ちょっと立ち寄ってみてはいかが?!
http://www.acrylic.jp/
今住んでいるところは、海まで徒歩5分。富士山もきれいに見えます。でもでも、やっぱり都会の洗練された街並みにもあこがれます。そんな意味で、幹事会は私にとって、大切な機会となってくれているのです♪