「ハ~~~、クション!」
仕事パソコンと対面中、悪夢の瞬間が訪れ、僕は先週木曜日午後に撃沈されてしまった。
2年半ぶりの「魔女の一撃」のアタックであった。別名、ギックリ腰とも言う。
腰に100万ボルトの電気ショック状態で、そのうちジワジワと滲み出てくる冷や汗。
これはもう帰宅して安静にするしかないと即決して、ベッドでアイシングしながら休む。
日曜日も大好きなQPに乗ることもできず、ちょっとリハビリがてらに以前から欲しかったCDを買いに恐る恐る出掛けてみる。意外と今回は重症ではないかも。と自分に言い聞かせながらも慎重な足どりは、端から見ているときっと滑稽だったに違いない。
上原ひろみの
「Time Control」時間という哲学的でありながら生活に密着したテーマを、とてもアグレッシブなジャズピアノで演奏されている。彼女のパワフルで繊細な感性がダイレクトに音楽に表現され、曲のひとこと解説を目に通してから、目をつぶって鑑賞してみるととてもその主題を頭の中でイメージしやすい。そしてピアノ、ギター、ドラム、ベースの複雑に絡み合ったセッションも見事だ。ジャズというジャンルを超越して、プログレッシブな印象さえ受けたのは私だけであろうか?。アドリブではなく上原自らが各パートを全て五線におこし、スタジオで音を合せながら再アレンジでまとめあげた力作アルバムなのである。
あなたにとって「時間」とは?
Time Contorol できていますか? それとも Controled by Time?
「魔女の一撃」も「天使の一音」で癒されつつ、またいつものように今週が始まってしまった。
「天使の一音」で時間をコントロールして癒されてください。
お大事に!