
普通のモンブランが「蕎麦ペースト」とすると、これは「きしめんペースト」?
「パティシェ イナムラ ショウゾウ」
(HP)成人の日に超有名なモンブランを求め、QPにシャマルを乗せて、上野といっても鴬谷の谷中だけど、ドライブがてらに買いに出掛けてきました。
谷中霊園の参道の途中にある小さなお店。
でもドアボーイ(警備員?)がちゃんといて、QPをお店の前に誘導してくれます。しかも私たちが降りると、
「いらっしゃいませ、どうぞ」
と扉を開けてくれるのです。
お店に入ると今度はケーキを販売している女の子4人が明るく、
「いらっしゃいませ!!」

お店の前にQPを停めました。右にドアボーイ、左にお客様を送り出す店員さん
綺麗にレイアウトされたショケースに並んだたくさんのケーキの中から、迷わず「上野の山のモンブラン」を注文。
ちょうどほかのケーキが残り2個となったところで、ひとりの女の子が
「○○ケーキ、あとふたつですぅ~!」
と奥のパティシエの方に向かって言うと、奥にいる5人から
「わかりました、いまから作りますぅ~!」
と問答してます。
ケーキを買い終わると、女の子が店の扉を開けて、外でケーキの箱を渡してくれます。その際にも
「わざわざお寒い中をありがとうございました。またのお越しを楽しみにしております。ありがとうございました。」
素晴らしい自然な対応。
これだけのソフトで私たちを包んでくれるのがとても嬉しい思いで好印象でした!

栗粒がなくとも満足できる、しっかりとした固めのペースト。平たいペーストが趣深いですね、ちょっとリキュールが入っているのかしら?。マッタリ加減の舌触りがイイ感じです。しっかりしたほのかにミルク味の生クリームの中に、カスタードクリーム、最下層はスポンジの土台。ボリュームも満足。
上野で芸術を堪能されたついでに、ケーキを買いに寄ってみるのもいかがでしょうか?!
稲村省三さんは スイスのホテル「デ・ベルグ」・フランスの「エキュロイ」・「ダロワイヨ」などで修行。その間、シャルルプルーストコンクールで銀賞などの賞を受賞された才能あるパティシエです。
■モンブラン・リスト
M1:QEDパティッスリー「和栗のモンブラン」
M2:ル パティシエ タカギ「チョモランマ」
M3:鴫立亭「モンブラン」
M4:馬車道十番館「モンブラン」
M5:アンジェリーナ「モンブラン」
M6:キル・フェ・ボン「モンブラン」
M7:パティッスリー ジャン・ミエ「モンブラン」
M8:ラス・ランブラス「モンブラン」
M9:シャンティー「ずんだモンブラン」
M10:デフェール「モンブランドゥース & モンブランレジュール」