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和三盆

この肌理細やかな砂糖、盆の上で砂糖を三度ほど「研ぐ」ことで「和三盆」と呼ばれている。色はキナコ色、香りはほのかな甘み、細やかさは花粉のごとく重さを感じさせず、軽く息を吹きかければ糖の粉が舞い上がる。

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江戸時代から、沖縄・奄美大島を中心とする南西諸島ではサトウキビを原料とした黒砂糖が作られていた。享保の改革で全国各地でサトウキビの栽培が推奨され、四国は徳島藩でもサトウキビ栽培とその製糖技術を確立していった。
「和三盆」は地元産の「竹糖」という品種が原料となっている。製法は最初に記した通り、製糖過程で出来上がった砂糖の粒子を「研ぎ」、その砂糖を麻布に詰め、箱の中に入れて重石で圧搾し、黒い糖蜜を抜く事で、あのキナコ色が生まれてくる。それを乾燥させると「和三盆」の完成となる。

さっそく仕事を終えた深夜、家で「和三盆」をいただくことにする。
メニューはふたつ。

            ■「小振りでちょっとすっぱいイチゴに「和三盆」をふりかけて」
            ■「牛乳に「和三盆」と「きなこ」を混ぜてホットに暖めて」

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まずはイチゴ。この「和三盆」、あまり甘さを主張しない。存在感も主張しない。口の中では溶けてしまう感じとでも言えばいいのだろうか。とにかく主張の仕方が上品なのである。深みとコクがあり、その余韻を楽しむ事ができる。お公家さまになった感じかな?(笑)。イチゴも小粒であんまり甘くない方が「和三盆」との相性がいいのかもしれない。「和三盆」でイチゴの甘みが引き出されると言っても過言ではない。

次にホットミルク。普通の砂糖を入れて飲むと、甘みの刺激で気持ち悪くなったり、口の中で残った嫌な甘みが気になるものだ。しかしこの「和三盆」、さすが「砂糖の王様」と言われているだけのことはある。快い甘さが気持ちをもリラックスさせてくれ、身体にもイイと言う感じになってしまう。今回は僕の大好物の「きなこ」も混ぜているので、とてもヘルシーな飲み物に変身した。寝る前に「和三盆+きなこ」入りのホットミルク。僕の日課になること間違いない!

日本人の器用な手で古より地道に生み出された「和三盆」。
日本の伝統の味を堪能するひととき‥‥‥。
なんと幸せなことだろう。なんと贅沢なことだろう。
ひとり、この余韻を深夜に楽しむ贅沢さを覚えてしまった自分がここにいる。
[ 2008/03/12 20:53 ] | TB(0) | CM(6)
和三盆、日本人ならその味を追求したいところですよね!砂糖じゃだめ、和三盆。
先日、母と和菓子の味について話をしていたところ和三盆の話題に派生したので、ここでオンタイムな日記を読む事ができて嬉しいです!
それにしても美味しそう。。。。。
私も探したんです。。。。が!仙台では近所で販売してなく通販で入手しようかと思っていたところです。
贅沢なひととき。。。。
ごゆっくり堪能したようで何より。また美味しい話題待ってます(笑
[ 2008/03/12 22:05 ] [ 編集 ]
和モノ好きなので、和三盆には降参です!!
Architectさんの日記も素敵ですね。
本当にいいものが日本にあるんだなとうれしくなって、うきうきしてきました。
イチゴにかけるのかあ、それはまた格別!
ちょこっと控えめにかけるのが美しいね、そこがまた和三盆。今おかめの形の和三盆のお菓子がそばにあるので1分以内に食べちゃうと思います。袋入りの和三盆、また近いうちに買っちゃうと思います♪
[ 2008/03/12 23:08 ] [ 編集 ]
いろいろな頂き方があるのですねえ
私の弟が四国に住んでいるので、遊びに行ったときに和三盆の工場を見学したことがありました
本当に手間隙かかっているのですよね
[ 2008/03/13 14:25 ] [ 編集 ]
こんばんは。
おかあさんと「和三盆」のお話ができるなんて素晴らしいですね!。きっといろいろとお話が弾んだことでしょうね!。
お砂糖にもいろいろ種類がありますけど、「和三盆」はもう別物ですね!。なかなか手に入りにくいのでしょうか?。実はこの「和三盆」は頂き物なのですが、とにかくすぐにいただきたい衝動にかられ、今回の簡易的なメニューとなったわけです。いろんなお料理やお菓子に重宝しそうです。楽しみです!!
ちょっとした贅沢で、自分の感性も広がって行く感じがします。もっともっといろんなものを感じて、少しでも自分に磨きをかけていきたいなぁ~などと思っている次第でございます。
また蒼の空さんの方の情報も楽しみにしてますね!!
[ 2008/03/13 19:58 ] [ 編集 ]
こんばんは。
こりゃぁ~レイコさんの方が、詳しいことでしょう!!(笑)
とにかく、この「和三盆」の粉を見て触ってみるだけで、職人さんのぬくもりが感じられます。この瞬間が僕は好きです!。まぁ~勝手に想像しちゃってるんですけどね。
ちょうどイチゴがあった上に、ちょっと酸っぱかったので、「和三盆」がピッタリだと直感!!。大当たり!!。マッチしました。高価で甘~いイチゴだと別に砂糖をかけなくてもイイもんね。
レイコさんのお菓子って、和紙で先端がひねってあるものかしら?。これからもいろんなものにかけて試していきたいと思います。
1分以内に、食べれましたか?(爆)
[ 2008/03/13 20:06 ] [ 編集 ]
こんばんは。
すごい!!、ここだよ~さんの体験は凄い!!
僕も「和三盆」の製造工程を見てみたいなぁ~。
黒砂糖、白砂糖がメジャーではありますが、この「和三盆」、もっと広まってもイイと思いません?。
これだけ美味しいのだから、一回体験すれば誰もが虜になっちゃうと思うんだけどなぁ~!。
四国へ行ったら、讃岐うどんを食べて、「和三盆」のお菓子を食べて、道後温泉に浸かって、カツオのたたきを食べて来る旅にしたいもんです!(爆)
[ 2008/03/13 20:11 ] [ 編集 ]
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