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「M8& TSUNAMI」 危機再考

今、大きな直下型地震が起きたらどうしますか?
大きな津波によって10分後にあなたの街が飲み込まれると知ったらどうしますか?
自然の力には逆らえないと諦めてしまいます?
もちろん逆らうことなんて無理でしょう。でもそれに対する準備・心構えは誰もができるはずと思いつつ、何も対処しないでいるのが現実ではないでしょうか?

あの目を疑うような光景であった阪神淡路大震災も1月17日で発生から11年目を迎えます。
地震国日本はすでに地震活動期に入り、平成関東大地震・東海地震・東南海地震など今後発生するであろう場所を観測点として学術的観測がなされていますが、「地震予知」はまだ確立されていません。
阪神淡路大震災や新潟中越地震の際も特別な電磁波の乱れを数日前に観測し、大地震が日本のどこかで起きる予測はできていた学者がいたそうです。ピンポイントで発生地区を特定できるように現在研究中だそうですが、「地震予知」が一刻も早く確立できることを願うばかりです。

ちょうど今日の朝日新聞朝刊に「緊急地震速報」なる記事が掲載されていました。(地震時のP波・S波のタイムラグを計算した結果だそうです)
  「想定される東海地震では、静岡市内で約17秒前、
   東京都心では約47秒前に速報が出せると、気象庁
   は見込んでいる。」
来年度末をめどに公共機関・病院・交通機関に速報提供され、試験配信として住宅メーカーを通じ400世帯に現在実験速報を送っているそうです。

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「M8」&「TSUNAMI」

「M8」(2004年)と「TSUNAMI」(2005年)という2冊の本。著者は高嶋哲夫。
それぞれ発売と同時に読破したのですが、いろいろと迫り来る危機への対応について考えさせられました。この2冊の本、実は私に関係する「場」が舞台になっているので、なおさら小説の世界に吸い込まれてしまったのです。よってこのブログを読んで下さる方達も同様のシチュエーションでしょう。

「M8」は東京直下型地震がマグニチュード8で東京(現居住地)を襲う小説。(詳細は省略)

「TSUNAMI」は「M8」の続編となり、名古屋(私の生まれ故郷)~浜松(青春をすごした地)を新たな地震とそれによる巨大津波が襲う書き下ろし小説。
海辺での巨大コンサートに集まる若者達、浜辺の原子力発電所、湾に浮かぶ巨大タンカーと米軍原子力空母、竣工したての手抜き超高層ビル(とてもタイムリー)、賑わう地下街、時速270キロで走る新幹線(ちょうどお正月、のぞみに乗って名古屋から東京に戻る時、この部分を読んでしまいとても不安な気持ちでの帰省となりました)などいろいろな舞台での展開がスピーディーに繰り広げられていきます。
国が「地震予知・津波予知」を発令したとしてもすぐに発生するわけではなく、その間の経済損失は100兆円単位で膨らんでいき、国家の存亡にかかわってきてしまうジレンマ。想像の域を超え、パニック状態にもなりかねない内容となっています。

しかし一昨年のスマトラ沖インド洋大津波のリアル映像を私たちは見ているだけに、この小説が現実をも超えることができているかはみなさんの判断にお任せすることとしますが、いつでも起こりうるこの自然災害から命を守り抜くために、何をすべきかを再考させてくれる問題小説であることには間違いないと思います。
この平和な日本国家はどのような対応を私たちにとってくれるのでしょうか?。いやその前にひとりひとりが予めシミュレーションしておくことが、何よりの危機対応への第一歩なのかも知れません。
なにかひとつでも危機対策されていますか?
[ 2006/01/13 10:07 ] | TB(2) | CM(12)
娘は阪神の震災の年の1/26に産まれたので、毎年彼女の誕生日が近づくと、TVの映像が鮮明に思い出されます。
この年はサリン事件もあって、いきなり襲ってくる災害にどう身を守るか考えさせられましたね。

最近は、誘拐事件の影響で、自然災害より人災がクローズアップされて、そこまで手が回らないのが実情です。
でも、離れている家族の緊急連絡方法くらい確認しておいた方がいいですよね。
我が家の防災袋、点検しておこうっと。
[ 2006/01/14 07:53 ] [ 編集 ]
私もかみさんと災害時の待ち合わせ場所程度しか決めておらず、ぼちぼちさんのように防災袋のような備品を用意してません。
ベッドの下の明いた空間に防災袋と水くらいは用意しておこう!。
でも天災も人災もどうにもならない世の中ってイヤですね!
[ 2006/01/14 10:14 ] [ 編集 ]
Architectさん、おかみさんがいたんですか!当たり前といえば当たり前ですが、ちょっとショック。私の廻りの男の人は皆独り者でいてほしいと思ってるおばかです。
カルフォルニアも地震ありますから、地震の事は時々気になったりしますが、準備は何もしてませんね。今、もし大地震でも起こったらやっぱり何にもならない変な物持ち出しちゃったりするのかもしれません。
こちらでは去年ニューオリンズのハリケーン、カトリナが凄かったです。私も昔行った事がありますが、カトリナの被害があるまで、あの街が水面より低い場所にあるなんて事もしりませんでした。
あの最初のニュースを見た時は、アメリカだとは思わず、どこか経済後進国かと思いました。普段は隠されているアメリカの貧富の差をまじまじと見せつけられた思いでした。だいたい、ニューオーリンズは黒人も多いけど、クレオール系、フランス系の金持ち白人もいっぱい住んでいる所なのに、あのニュースでは白人の方達の姿はほとんどありませんでした。彼らはちゃんと避難できていたんです。天災もひどい目に遭うかどうかは金次第か、と凄くやな気がしましたです。
[ 2006/01/14 11:54 ] [ 編集 ]
ショックと言われてわるい気はいたしませんが、事実は事実として‥‥ウケトメテクダサイ。
さてペットボトルで水くらい準備しておいたほうがいいかもよ。ぼくはベッドの下に水を用意することにしました。地理で習った「環太平洋造山帯」の上にカルフォルニアも日本も乗っているわけですから地震の恐怖から逃れることはできません。アーメン!
アメリカのハリケーンは天気予報の映像で見ても、その大きさには驚愕します。ましてやその威力たるや都市破壊マシーンのようで、改めて人間の存在の小ささを痛感しますよね!
日本でもニューオーリンズの様子は毎日放映されていましたが、確かに白人の姿は見なかったような気がします。そういうことなんだ。アメリカの歴史はまだ浅いけど人種問題は深いですね!

[ 2006/01/14 13:41 ] [ 編集 ]
仕方ない、事実は事実として受け止めないといけないんですねえ。
そうですね、お水くらいは置いといた方が良いですね。地震から火事になった場合もシーツに水をしみこませて口にあてるという事も出来ますもんね。
[ 2006/01/14 14:58 ] [ 編集 ]
サスガキキワケノヨイオトナノジョセイ!
知り合いのお医者さんが言っていたのだけど、食べ物は食べなくとも自分の脂肪を消費していけば良いのだけど、水分だけは人間補給していかなくては生きていけないとのこと。確かにそうだ!
火事のシーツも有効そうだ!ペットボトルの水で消せるくらいの火事であってほしいものです。
[ 2006/01/14 15:14 ] [ 編集 ]
未だに聞き分けのよくない大人の男性だす。
喉元過ぎれば、、、は人間の良さでもあると思っているのですが、大きな出来事も時と共に忘却の彼方になりますね。阪神淡路の時も大阪船場の問屋街で、毛布やらなんやら同僚のため買い集めたんですが、、今の備えは手回し発電ラジオ兼懐中電灯を買った位か。
[ 2006/01/16 10:47 ] [ 編集 ]
ごもっとも!
あんまり丸い人生もつまんないよね!

凄い!。ちゃんとボランティアしてるじゃないですか!。同僚もさぞかし助かったことでしょう。手回し発電ラジオ件懐中電灯はテレビで見たことありますが、izmyさんもう持っているのね?便利だと思ってましたが。
昨日の「報道特集」かなんかで、地震予知のシミュレーションと対応策をやってましたが、人間、10秒前に予知されればなんか対応できること痛感しました。
そういえば、土曜日の3時の地震、僕は予知してしまいました。「こんなドシャぶりで暖かくなると、地震が起きるんだよね!」と事務所で話していたら、同時にグラッ。怖い!コワイ!
[ 2006/01/16 11:01 ] [ 編集 ]
危機に瀕した時ほどみんなが助け合えたら
素晴らしいですね。
日本は構造と建築が密接にあります。
ここ東海岸は未だに3匹の子豚からあまり
進歩してないような・・・。
レンガ造でストップ。
傍から見てて不安になる構造です。
この国は目に見える部分にはかなりの投資が
されているけど、下町や住宅地は
酷いもんです。
カトリーナも悲しいけど起こるべくして起こった
感がありますね。
事前にできることをしている日本政府は
ぼくはすでに偉いと思えます。
橋梁補強も阪神大震災以降いたる所で
行ってますし、某大手ゼネコンは地震の際を考慮した
足場組みを考えてたりと、今をときめく
あの問題以外は今のところ対処してる
気がします。
災害を待つ姿勢があり、
危機に対して素晴らしく意識が高いと思います。
そして元々思いやりを持つ人種です。
楽観的すぎるかもしれないけど
ぼくは有事の際は日本人を信じます☆
[ 2006/01/17 03:30 ] [ 編集 ]
ボランティアは素晴らしいと思うけど、実際自分ができるかとなると、尻込みしてしまう所があります。募金などはできるにしても、特に災害地での作業などに関しては。

上越地震の際も日本建築家協会で、災害派遣隊を募集してましたが、なかなか参加意志を表明することは難しいです。ボランティア精神ってほんとうに凄いものと思います。

このブログを書いた後に、ニュースで地震予知やそれに対するシステムなどやってましたが、僕の思っていた以上でした。ただ実際の災害が発生したら、シミュレーション通りにいかないのが常。3日=72時間が生きるか死ぬかの分かれ目でしょう。災害活動ができる状態なのか、それさえも拒むほどの災害なのかで大きく違うのでしょう。

先日、山陽新幹線の橋脚のコンクリートが剥がれ落ちた写真が写真誌で掲載されていましたが、見てビックリ。コンクリートのかぶりがない、鉄筋が外側のみで手抜き工事になっている。ただでさえ関西のコンクリートは塩分が多くて内部の鉄筋を錆びさせやすい(基準法は守られているはずだが)。そんな日本の工事意識レベルの低さも大いに問題にしなくてならないじゃないかな!
[ 2006/01/17 10:13 ] [ 編集 ]
偶然、行き当たりました。
評価(?)して下さって、ありがとうございます。
『TSUNAMI』は、主人公は違いますが、基本的に、『M8』の続編です。
来月、震災関係の総集編として、「巨大地震の日」という新書が出ます。集英社新書です。
その他の本も、よろしければ、お読み下さい。
ーーーーーーーーーーーーーー
『M8』を書くときに意識を離れなかったのは、阪神・淡路大震災の犠牲者の家族、被災した人たちが読んで不快にならないこと。これは、僕にとっては最も大事なことであった。東京に大地震が起これば、こんなものではない。高層ビルは倒れる。死者の数が一桁違う。考え方が甘すぎる。様々な意見をいただいた。しかし、『M8』で使っている数字、被害状況にはすべて裏付けがある。政府の中央防災会議の発表をベースとして、地震の種類を考慮して、被害想定を行った。根拠のない、想像だけのものは書きたくなかったのだ。だが、書きながら実際に東京をM8クラスの地震が襲えばこんなものではないだろうという思いは常にあった。
『TSUNAMI』においては、そうしたことをすべて取り払った。といっても、可能な限りの資料は調べた。都市型災害には多くの複合的要素が混ざり合い、わずかなことでもとんでもない災害に発展することもある。それらは限りなく広がり、書き尽くすことなど到底できない。ここに書かれている状況は、起こりうる事態のほんの一部に違いない。そうであっても、いたずらに恐怖心を煽るだけと言う意見もあるとは思うが、これが日本列島が置かれている現実である。
[ 2006/02/19 19:41 ] [ 編集 ]
はじめまして。高嶋哲夫さん。
コメントありがとうございます。朝(2/20)事務所のパソコンを立ち上げてブログをチェックしてみたらビックリ。まさかご本人からとは!感激です。
2冊ともたいへん興味深く拝読させていただきました。日記で本について感想を書くことは非常に難しいと思ってます。
作者の意図・自分の考えを書きたいけど、今から紹介する本についてあんまり内容を書いてしまうと、ブログを読んでくれている方の楽しみを半減させてしまうから。『M8』『TSUNAMI』もいろいろと「ここが!」という場面の紹介などしたいのだけどあえて押さえました。
日本人の危機管理システムがやっと国家レベル・国民意識の中で徐々にですが構築されてきた感じ(フワフワした実感ですが)がします。新聞の活字で情報を得るのもひとつの方法でしょうが、高嶋さんの書かれた小説が読者の気持ちを揺り動かす力は図り知れないものがあると思います。これからも益々社会に問題提起していく小説を送り込んでいただきたいと思っています。「巨大地震の日」も楽しみにして拝読させていただきます。
コメントありがとうございました。
[ 2006/02/20 10:57 ] [ 編集 ]
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