ひとはいつからこの炎を愛するようになったのであろうか。
音楽を奏でるかのように静かに揺らぐ柔らかい炎。
炎を前に自分の身を委ねると、何とも言えない心地良い至福の世界に導いてくれる。

50万年前、人は火を起こし、火を愛し、生活の中にその火を素直に受け入れた。
考えてみれば、生きる為に必要な水や空気などと同じ無意識下の存在でもあった。
無常に揺らめく炎の前でひとの心が穏やかになるのは、有史以来、長い時間を経て人に組み込まれた遺伝子のひとつなのかもしれない。
不思議なパワーをもつ火の炎。
僕にとっては安らぎと新たなエネルギーを与えてくれる大きな存在。
そんな火をいつも身近に感じられる生活にちょっぴり憧れる、、、
薪ストーブの見学に出掛けました。ちょっと覗いて見てください。
ストーブ自体のフォルムの多様さにも目を奪われましたが「暖を採る」ための道具や材料の造形美にも興味津々、、、、
楽しいだろうな!、、、火を囲んでの生活。

薪割り手斧。皮のカバーに味が、、、

薪もこうなると絵に、、、

天井にはいっぱいのドライフラワー、、、

煙突掃除に欠かせない

薪割りの長柄手斧。ヴィヴィッドな赤が印象的、、、

木と皮でできたフイゴ。楽しいだろうなぁ~!

今や着火剤もお洒落な感じ、、、

使用後の木炭を掻き出すスコップ。金色で高価そう、、、

使いこなされた皮の手袋

なぜかホウズキが、、、?

エコファン。薪ストーブの上で対流によって回る仕掛け

薪も役目を終えようとしている、、、
金色のスコップとか、ブラシとかの○点セット。あれと似たようなものが確か暖炉脇においてありました。ぁ、もちろん、金色ではなかったですけれどね。