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ヨコハマメリー

横浜の伝説的娼婦のメリーさん。
通称「ヨコハマメリー」とみんなから呼ばれていた。

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20年近くも前になるが、以前在籍していた芦原建築設計研究所で設計した横浜馬車道にある「横浜市民会館・関内ホール」という劇場の設計監理で2年間ほど横浜に常駐していた。東京から東横線で通っていたが、最後は現場も慌ただしくなり、馬車道に面した現場事務所(和室付き)でよく寝泊まりしていたものである。

その馬車道でよく見かけたのが、「ヨコハマメリー」さんである。
初めてお目にかかった時はビックリ!。なんせ相当なお歳であるのに顔は歌舞伎役者のように真っ白に塗られ、いつもフリフリのドレスを纏って、大きな手提げ鞄をもっているのだ。どこに向って歩いているのか判らず、何を考えて歩いているのか結局最後までわからずじまいであった。
メリーさんに対して違和感なくなったころ、街角で佇むその姿を目の当りにすると、メリーさんの戦後人生が気になってきた。

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いつもの姿のメリーさん

どこへ行こうとしているの?
どんな環境で育ったのだろう?
どんな人と関係したのだろう?
あの鞄には全財産が入っているというのは本当だろうか?
今も現役娼婦というが本当なのだろうか?
どこでいつも変わらぬ化粧をしているのか?
あのプライドはどこからくるものなんだろう?

きっと米軍キャンプのアメリカ兵が横浜に進駐している時、自分の身を売る女性のひとりだったのだろう。時代はそれをだまって見続けてきた。メリーさんはその時代の象徴でもあったのだろう。
月日は流れ時代も変わったが、変わらなかったのがメリーさん。
街の風景が変わり、人々が変わり、すべてが変わろうとしている中、メリーさんだけはヨコハマの変わらぬ風景に化していたのかも知れない。

メリーさんが横浜の街に佇んで35年。
そのメリ-さんが横浜から姿を消して10年の月日がたとうとしている。
昨年この世を去ったという。

今年4月にドキュメンタリ-映画「ヨコハマメリー」が公開される。
昨年の湯布院映画祭で多くの観客から喝采をあびた映画。

ついその記事を見つけて懐かしくなり、文をしたためた次第である。
[ 2006/03/10 21:24 ] 社会 | TB(0) | CM(8)
わあ、実際にメリーさんを見てたんですね。そりゃあ、最初はさぞかしびっくりしたことでしょう。街角で佇んでいるのを見かけた時は是非誘ってみて欲しかったです!
人にこんなこと言うと結構顰蹙を買うんですが、私は基本的に自分の身体をどう使おうがその人の勝手だと思っています。女性には多かれ少なかれ(?)娼婦願望がありますし.:)メリーさんはその昔の人だから、今のAVさんのようにお金が欲しくて、というよりは、生きるためであったんでしょうけどね。
メリーさんのドキュメンタリー見たいです!私もどんな人だったのか知りたい。
[ 2006/03/11 10:10 ] [ 編集 ]
最初は誰もが珍しさでメリーさんを振り返ってしまう。でもだんだんと振り返らなくても良くなる。今日もメリーさんが元気なんだなと確認できればそれで良い。
そんな雰囲気を持った女性でした。本当にヨコハマの風景に溶け込んだ存在だったのかもしれません。ちょうど建物がどっしりと街の中に佇むように。
さすがに若い娘にもナンパ経験のない私にとっては、メリーさんをお誘いするなんて畏れ多い、畏れ多い。
MIHOさんのいうように、メリーさんの生き方は「時代を生き抜くため」だったのでしょうが、毎日毎日馬車道を歩く姿を見ていると、さすがに哀愁を感じざるをえないものがあります。
映画でどのように演出されているかわからないけれど、本物のヨコハマメリーさんを何回もみているだけに興味はあるものです。
最後にメリーさんのご冥福をお祈りしましょう。
[ 2006/03/11 15:14 ] [ 編集 ]
きっと、異国情緒を残す横浜に語り継がれる『哀愁』なんですね。  真っ白なメイクはまるで仮面のようで、おばあさんになっても続けていたって、魂はずっと前から抜け殻だったのかな~って、なんだか哀しいです。

でも、映画になって人々に感銘を与えていることを知った天国のメリーさんが、元々の美しい素顔の笑顔で喜んでいたらいいな...
[ 2006/03/11 16:18 ] [ 編集 ]
確かに「ヨコハマ」を舞台に「生きる証」を残したその存在感は凄いものがあります。確かに哀しい。
自分の生きる道を時代に左右されてしまったのか、自分で進んで行ったのかわからないけど、最後までその「姿」を変えなかったところにメリーさんの美学があったのかもしれません。当然のことながらあまり会話したことある人が少ないため、真実はわかりませんが、映画ではそのあたりが明らかになるのでしょうか?
娼婦としての一生でなく、一生を通じての女性の美が、映画祭での喝采を受けた理由なのかもしれませんね!
[ 2006/03/11 16:32 ] [ 編集 ]
当時既にヨコハマに住んでいました。それも今現在住む北部ではなく、中区です。カミサンはヨコハマ育ちでありましたから、ゴシップめいたものまで含めて様々なメリーさん伝説を聞かされました。実際にその姿を目にすることもありました。伊勢佐木町だったかしら。
亡くなってらしたのですね。
[ 2006/03/15 17:10 ] [ 編集 ]
逢ったことありましたか!
馬車道から伊勢佐木町を結ぶ線が基本ル-トだったのかも知れません。奥様はまさに小さい時から遭遇されていたのでは!
誰に知られることなく亡くなったのかどうか不明ですが、映画の紹介にはそんなことが書かれてました。
メリーさんを主人公にした映画監督も凄いと思いませんか!
見てみたいような、そうでないような気分です。ハイ!
[ 2006/03/15 17:26 ] [ 編集 ]
大道芸観覧レポートという写真ブログをつくっています。
ときどき寄ってみてください。
ヨコハマメリーをとりあげました。

http://blogs.yahoo.co.jp/kemukemu23611
[ 2006/10/07 20:46 ] [ 編集 ]
はじめまして。
ブログは人間のいい表情を写し出していますね!
またこれからもゆっくり拝見させていただきます。

[ 2006/10/10 09:13 ] [ 編集 ]
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