バブル以降、そしてリーマン・ショック以降における地方都市の崩壊は甚だしい様相となっていますが、みなさんの故郷はいかがでしょう?
日本人が信奉していた土地神話も見事に打ち崩され、土地価格の下落で一挙に経済が不安定どころか、どん底まで低迷していきました。ただいつまでも這い上がって来れない経済でもなく、昨日あたりからまた経済復活の予兆なるものが見え隠れしてますよね。

さて先日、以前修行(勤務)しておりました芦原建築設計研究所で、OBの方々が集まって交流を深めてきました。会場では東京會舘
(●)のケータリング!。シェフが目の前でオムレツを作ってくれたり、総支配人のUさんも参加され、久しぶりにお話もさせていただきました。美味しいお料理はみんなの会話も弾ませてましたね!。
さて交流会散会後はいつも通り2次会へ。僕のすぐ上の先輩からその席で、最近執筆された本をプレゼントしていただきました。
『大学発→地方再生 カキネを超えたスサティナビリティの実践』
(●)というものですが、元気のない地方都市をそこに根付いている大学と連携を図り、息の長~い地域社会を作る提案が書かれております。
先輩は現在、千葉大学の教授として活躍されてますが、とても気さくで明るい方でもあります。タダで本を頂いた上に「サインもお願い!」とねだり、この本はサイン本となってます!(笑)
ということで、ただタダで頂いただけでは到底失礼なので、休日に一挙に読破した次第です。そしてそのお礼と言ってはなんですが、簡単な未熟な感想文をメールで送らせていただきました(略)。
自分の回りを考えたとき、常に自分を取り巻く「環境」が存在しています。その「環境」をいつも良くしてないと、自分自身もいいコンディションでいることができません。
このまま地方都市が元気を失っていくことは悲しいことです。民主党に政権交代したのを機に、なにか『Change』していくと沈滞ムードを打破できる気もします。地域の個人個人は皆元気なはずです。ちょっとしたきっかけで弾みがつき、元気な地域再生、地方再生の道が切り開かれるといいなぁ~と思います。
そんな研究のひとつとして、この本も大切な役割を果たしているのだと感じたのと同時に、自ら大学に籍を置いて、実践されている先輩を微力ながら応援させていただきたいと思った次第です。
『みんな元気でやっていこうやぁ~!』