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『無理』


久しぶりに奥田英朗作品を読破。
精神科医の伊良部先生を主人公とした、あの一連の作品にハマって以来です。
タイトル自体もなにやら怪しげであるが、ストーリーはごく身近な現代一般人でいろんな職業の5人が主人公となって展開していきます。
今やどこにでも見受けられる活力を喪失したある地方都市を舞台に繰り広げられるドラマは、いたって日本的でかつ日常的で親近感の湧くものになっています。それだけにこの小説には切羽詰まった緊張感と臨場感が同時に存在するのも確かです。

実は僕としてはいつもながらの伊良部シリーズにみられる「みんなが元気に!ハッピーに!」という楽観的なハッピーエンドだろう、、、と見越して読み始めたのでした。5人のまわりで起きる日常の出来事は、最初はバラバラでありながらも、徐々に微小な接点を介しながら絡み合っていきます。ところが最後には想像しない展開で終わるところが、今回の奥田作品の見事(?)なところでしょうか?。こんな結末ってアリ?(笑)。
そこに大きな『無理』があったのも、この作品の愛嬌かもしれません、、、(爆)

IMG_3610_20091214161757.jpg


■読み終えて想うこと、、、
2010年を迎えるにあたり、これからの日本をどうするか?、ひとりひとりが真剣に考えなければいけない境地に立たされています。夢の持てない未来ほどつまらないものはありません。今何が日本人に必要なのでしょうか?。
『意識改革』。お金至上主義的なマネーゲームのような発想から離脱して、もっと原始本来の自然と共生した循環社会を構築していく必要があるのではないでしょうか。日本人の得意とする「ものづくり」で社会の活性化を図り、可能な限り自国で賄えるものを調達し、自国の中でしっかりとした循環経済を実践していかない限り、今のこの日本社会の有様を打破できないと考えます。
歴史においてかつて『意識改革』がなされたルネッサンス、バロック、日本においては平安、幕末など、その転換期には様々な背景があったにせよ、人間の頭の中での『意識の改革』が社会変化の大きな原動力となって、世の中を変えて牽引していったという史実も存在します。
人間は思考する特技を兼ね備えています。ひとりひとりの思考を束ね、夢の見える日本を作り上げていきたいものですね。
夢こそが明日への活力になると想うのですが、、、いかがでしょう?

[ 2010/01/09 14:26 ] | TB(0) | CM(2)
伊良部先生物と随分と趣違いますね。私もつい先日読みましたが、伊良部先生の方が好きです~。

最近は暗い犯罪物が多くて、同様にハッピーエンドが好きな私はちょっと食傷気味になってきています。
夢より暗い現実を追うのが時代の空気なんでしょうか?
何か違うような気が私もするのですけど・・・

やっと、「利休にたずねよ」図書館リクエストが回ってきたので、来週借りて読んで見ますね!
[ 2010/01/12 22:18 ] [ 編集 ]
おはようございます。
改めまして今年もよろしくお願いいたします。

さて僕も伊良部先生シリーズの方が好きですね。
奥田さんの小説方向が本来はあの伊良部シリーズではないのかもしれませんね、、、そんな気がします。
夢なくして生きる楽しみがあるんでしょうか?。現実は真摯に受け止めなくてはならないと想いますが、今の若者の多くはその受け止めることさえうまくできないような、、、社会の構造にいたるところで欠点があるからでしょう。でも打破せずに進歩なし!。
政治が社会を変えてくれるのを期待しつつも、やはり僕たちが政治に感心を持って、政治家を動かすくらいのパワーを持ちたいものですね♪。
夢、、、いつも追い続け合いものです、、、、
利休、、、ようやくですね。ちょっと読んでみて下さい。また感想聞かせてね♪。
[ 2010/01/13 10:18 ] [ 編集 ]
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