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『これからの「正義」の話をしよう』


最近までよくNHKでも放映されていた政治哲学者マイケル・サンデル教授の講義。
その内容をまとめた1冊の本があります。

『これからの「正義」の話をしよう いまを生き延びるための哲学』

彼の講義は、ハーバード大学において史上空前の履修者数とか、、、
人気の講義「Justices(正義)」には講堂へ入れない大学生の姿がTVでは映し出されていましたが、学生たちを虜にする、一体どんな講義なんでしょう?

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この本の肝は「自分をとりまくあらゆる現象に対して、そして差し迫る問題に対して、どのように考えて、どのように問題と向き合って、どのように対応解決して行くべきか?」という『自分で考える』重要性を暗示してくれています。

講義で有名な例文、、、
「あなたは、路面電車の運転手。100km/h近いスピードで順調に走行中、ブレーキをかけようとしたところ、ブレーキが全く効かないことに気がついた。前方では5人の作業員が線路の保守を行っている。このままだと5人とも路面電車がひき殺してしまうことになる。手前には「支線」への分岐があり、運転手の操作でその支線に電車を進めることができるが、その支線にも1名の作業員がいて、支線に電車を進めた場合、その1名が死ぬことになる。
このような状況の際、どのような行動が望ましいか。」

当然のことながら5人が死ぬより、1人が犠牲になった方がベターと考える人が多いはず、、、いわゆる「数の論理」になるのでしょうが、必ずしも前述の回答だけが絶対的な「正義」ではありません。当然誰も死なない方法を通常の人間であれば模索するでしょうし、誰もがそう願うものです。

しかし現実の世の中はそうではありません。
有史以来、人間は地球の上のどこかで軍事策略による戦争をしてお互いを殺し合っています。身近な日本で言えば、国家戦略として沖縄米軍基地問題も全く歯切れ悪く政府も四苦八苦しています。また見えないマネーによる無謀なゲームで健全なる経済も一気に崩壊してしまう、などの理不尽な現象が存在するのも事実。しかしどれも実際は、戦争で多くの人間の命が奪われ、日本政府(日本国民と置き換えるにはお粗末な政府だが)は沖縄県民に犠牲を強いて、企業もいとも簡単に同胞の仲間の首を斬るリストラ作業を意に反して決行しています。これが現実なんです。

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この本は「正義はこうだ!、こういう対処が正しい」とは帰結していません。その問題にひとりの人間としてどうやって取り組み、考えていくかの重要性を語っています。こうなるとこれは「哲学」です。哲学の基本は「自ら考えること」。決して難しいものではありません。自分の考えをきちんと頭の中で整理して、周りの人たちと積極的に議論する環境こそが、この現代で必要なことであると考えます。
人間の心理、現代の倫理感、哲学、そして道徳、人類の歴史を複雑に編み込みながら、サンデル教授は学生を目の前にテーマを示し、共にディベートしながら今日も講義を進めていきます、、、

[ 2010/12/14 20:47 ] | TB(0) | CM(4)
こちらの学校ではディベートできてなんぼ。ジュニアハイくらいからプレゼンテーション、ペーパー、ディベートのくりかえしで、学生は自分の頭で考える事を強要(?)されます。日本もそろそろそうした方がいいかも?突拍子無くても間違っていてもそういう所から新しいものが産まれる事って結構ありますもんね。
[ 2010/12/15 16:49 ] [ 編集 ]
こんばんは!、お元気?。
さてこのディベート、ほんとに大切なものだと思います。
子供の頃からそうやって自分の考えをまとめ、自分の言葉で人に思いを伝える、というスキルがあるかないかは大きな差になりますね!。僕たちの世代はあまりそれができていない。もちろん今思えば、ディベートしていたヤツもいたような、、、でも教育としては受けてないのが真実ですね。アメリカのディベート術はやはりグローバルな世界でも長けているからこそ、世界中に進出、侵入、占領(笑)して来れるんでしょう。
ああ、自分ももっとディベート術を鍛えておくべきでした(汗)。その昔「ああ言えば、上祐、、、」というフレーズが日本でも流行りましたが、偽りの詭弁術でなく、真実を追求できる術はこれから生き残って行く上で大切だと心底思っております。

おっしゃるように、ディベートしているうちに、自分の考えもまとまったり、新しい考えが浮かんだりするのも面白いところです。
日本ももっと世界に言葉で発信できる民族にならなくては、、、
奥ゆかしさ、という美学も捨てられませんけど、、、(笑)

[ 2010/12/15 22:30 ] [ 編集 ]
この講義はテレビ番組で放映していたので、見てる方も多いんじゃないかな
まだ本は読んでいないのですが、録画してあるので教授が学生に質問していくところや、学生の回答そして反応など全体の流れがとても真摯で面白いです
しかもさすがに米国、様々な意見が出てそれぞれに主張しながらも理解していく
ディベートっていうよりはやはり聞くということでしょうか
もともとが異なる文化や人種が集まる国では、違った意見があって当たり前、そして伝えなければ理解されないですものね
まさに耳は二つ口は一つ
聞いてそして話す
伝えなくても伝わってしまう日本も、今では伝わらなくなってきましたね
伝えなくてはいけませんね、自分の考えを
その点イタグレは満足に口もきけないくせに、見事に自分の意見を伝えてくれます
時として黙っててほしいとおもうくらいですが
[ 2010/12/16 13:02 ] [ 編集 ]
こんにちは。
すっかりランご無沙汰のシャマカリ家でございますが、クマハチ家さんはいかがお過ごしでしょう?
さて、TV録画されていらっしゃるんですね!。アレもなかなか臨場感があって面白いですよね。と思ってこの本を読んでみたのですが、TVよりは話の内容が難しかったです、、、何度か読み直すことも(汗)。でも論点は明確で、クマハチさんのご指摘通りです!。

これまでの争いは民族、思想、主義の相違で起こっているのがほとんど。そこに便乗して戦争特需で経済活性を図っている国も、、、(笑←不謹慎!)。でもほんとに「聞く姿勢」は大切ですね。まず会話はお互い相手の話を聞くことから始まります。どちらかがそのルールを無視すると、やはり戦争なんかが起こっちゃう。

イタグレちゃん、、、目は口ほどにものを言う、、、と言いますが、うちのシャマルはワンワンと目以上に口で訴えてます(爆)。でもアイコンタクトでお話ができるのも、やっぱり可愛いものですね♪。
[ 2010/12/16 18:32 ] [ 編集 ]
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