久しぶりに暑い日曜日となり、ドライブを兼ねて葉山の方へ出かけた。用賀からは車で1時間かからずに葉山まで行くことができる。
目的地は「神奈川県立近代美術館・葉山館」である。といっても企画展情報なしで、美術館の小さなレストランで海でも見ながらゆっくりお茶でもしようという気軽な気分で足を運んだ。小さなレストランでロケーションは抜群に良い。海が一望でき、先端のデッキテラス(オープンカフェ)でお茶を飲むのが良いのだが、あいにく当日は強風のため利用できないとのこと。そんなに風も強くないのに!?。小さな散策路が脇にあるが、ちょっと下に行くと海岸で、サーフィンをやっている若者達がたくさん海の中にいた。

美術館中庭より海をのぞむ。右がレストラン

芝庭を手前に海を見る。
レストランの先端がオープンカフェ

レストランからのビュー
「葉山館」自体は昨年できたばかりで、来訪者も多かった。ここの駐車場のチケット発券機と料金自動精算機の設置位置が最悪で、いつも車から降りないと手が届かないのである。きっと車を運転しない人が設計したのであろう。本館の「鎌倉館」は建築家・坂倉準三設計の有名な近代建築である。古くても断然「鎌倉館」の方が趣き深い。

美術館中庭からの海と反対側は山がせまる。

美術館脇の散策路をいくとすぐそこは海。
さてその日は、「シュヴァンクマイエル展」が開催されていた。チェコの現代映像芸術家で、「造形と映像の魔術師/幻想の古都プラハから」という副題。せっかくなので入ってみることに。映像・絵画・オブジェと幅広く作品が展示され、幻想的な別次元の世界に飲み込まれてしまった感覚になった。10月末までは葉山館講堂で「シュヴァンクマイエル映画祭 in
HAYAMA」が開催され、5つのプログラムで90分程度の映画が上映されている。

「シュヴァンクマイエル展」パンフレット
本当に、美術に素養がある人がうらやましい。写真ひとつとっても、すごくきれいに撮れてますね。
海辺のオープン・カフェ、素敵ですねぇ。私なら、きれいな空気と景色に感激してしまって、きっとケーキも食べちゃってるだろうな~。
ところで、鹿嶌くんの車って右ハンドルなのですか?